水耕栽培が初心者でも気軽に始められる、簡単な栽培方法なら、ぜひ試してみたいですよね。実は材料も100均で手に入り手軽に始めれる上、葉物野菜の栽培なども本格的に栽培することができちゃいます!
土を使わないためお部屋が汚れてしまうこともなく、虫がつきにくいのが最大の人気の秘密。成長も早く、気候も気にせずできるため、1年中楽しめる!ちなみに、初めてならハーブを育ててみるとより簡単です。料理などにも手軽に使えて便利で一石二鳥!
最近ではおしゃれなキットも販売されていますが、専用の材料などを揃えなくても、慣れてきたら自宅にあるもののリサイクルで大丈夫。ただ、スムーズに育てるための注意点もいくつかあります。
ポイントを押さえて、無理なく気軽に水耕栽培を楽しみたいですよね。そこで今回は、水耕栽培を100均の材料で始める方法を、栽培ポイントや魅力とともにお伝えします。
水耕栽培はとても簡単☆
100均で準備もできちゃう方法とは
土を使わない水耕栽培
水耕栽培の特徴は何といっても土を使わずできること!
【 水耕栽培の魅力 】
★ 土を使わなければ土の栄養低下や病原菌の心配もなく、虫もつきにくいため室内で育てやすく楽しめます。
・ 土づくりの手間も省けて連作障害などの心配もいりません。
実は葉物野菜の栽培によく使われているのが水耕栽培。成長も早く、収穫も効率的に行えるのもメリットです。
ベランダで水耕栽培をする場合
水耕栽培であれば、気候に左右されず安定した収穫が可能!室内やビニールハウスのような閉鎖的な環境で育てるため、虫がつきにくく気候による収穫の差も出にくい特徴から、安定して育てることができるのです。
【 ベランダで育てる水耕栽培 】
★ ベランダで水耕栽培を始めるなら、洗濯ネットなどを利用して、ビニールハウスのように育てる方法もあります。
・ ベランダや玄関先など外で行う場合は、温度と風などで倒れてしまわないように、工夫をする必要があるのです。
水耕栽培で重要な、根の部分
水耕栽培で重要なのは根の部分。根の半分程度は酸素を取り込むため、空気にも触れさせる必要があるからです。
【 水耕栽培の根の処理 】
★ 根がすべて水没しないように、水面を少し下げて栽培するのがポイント!
・ 反対に考えれば、根が水に沈んでしまわないようにできるなら、専用容器を購入しなくても大丈夫!と言うこと。
100均などで手軽な容器を購入したり、大きなものを栽培するときは、発泡スチロールの入れ物などを使ってみるのもおすすめです。また、使い終わったペットボトルなどを利用し育てることも一案。工夫次第で自宅にあるものを使えます。
種まきはスポンジなどを使う
水耕栽培を種まきから行う場合は、専用容器を用意する以外に、水切り籠やスポンジを使って種まきをするのがおすすめ。水耕栽培はわざわざ高い苗を買わずに種まきをするのが一般的です。
【 水耕栽培の種蒔き 】
★ 中でもスポンジが使いやすく、発芽しやすいのでおすすめ!
・ スポンジを薄い厚みの正方形に切り、十字になるように切り込みを入れておいたものに水を含ませて種を入れます。発芽するまでは肥料もなしで水だけで十分。
種は特別に水耕栽培用のものなどはなく、普通の種を購入して使えばOK。初心者ならハーブなど発芽しやすいものから始めてみるのがおすすめです。育てやすくお料理にも使えちゃいます!
発芽後の水耕栽培
水耕栽培で種をまき発芽したら、液肥の溶液を作り大きく育つものは違う容器に入れて分けていきます。根に空気が届くように、プラスチックコップやざる状のもので、根が水につかりすぎないように工夫をするのがコツ。
【 水耕栽培に便利なペットボトル 】
★ 使い終わった野菜の根を再生させる場合も、瓶やペットボトルを使うのが便利!
・ ただし、大きく成長するものは根が絡まないように間隔をあけたり、芽が出てきた時点で分けておくようにしなければなりません。
水耕栽培の肥料のあげ方
植物が育つためには、窒素やカリウム・リンなどをはじめ、さまざまな栄養が必要。
土にはカルシウムやマグネシウム、硫黄や鉄などの中量要素・微量要素と呼ばれる栄養素が含まれていますが、水にはそれらの栄養がほとんど含まれていないのです。この栄養は肥料で補ってください。
【 水耕栽培の肥料とは 】
★ そのためには、水耕栽培専用の液体肥料を使わなければなりません。
・ 成長に合わせて肥料を使い分けることも出来ますが、初心者の場合は同じ肥料で育てられるものを購入するのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか、水耕栽培のポイント、100均でも簡単に始めれる方法をお伝えしました。水耕栽培はまず材料を揃えることができたら、お部屋の中で芽が出るのを待つだけで簡単に始められます。
ポットに入った苗を買ってきて、大きく育てることも可能。初心者の方はそれから始めてみてもいいかもしれません。
ベランダや玄関先などで育てる場合は、温度に注意をしてビニールハウスのように少し囲む人も多いのが特徴。また、直接雨が当たったり強風にあおられて、倒れてしまったりしないように気を付けてください。
何かと便利で手軽な水耕栽培ですが、土がない分、栄養補給や水が腐ったりしないように、管理をすることも大切!とにかくお庭がなくても始めれるのが魅力です。
簡単なものから本格的な野菜作りまで、工夫次第で色々なものを栽培することができますので、ぜひ楽しんでチャレンジしちゃいましょう!
まとめ
水耕栽培を成功させるポイント
・土を使わないので室内でも気軽に楽しめる
・ベランダなら簡易ビニールハウスの環境を作る
・根からも呼吸できるよう、水面を少し下げる
・種まきはスポンジを十字に切って、そこに入れる
・瓶やペットボトルの再利用で便利に始める
・発芽したら、専用の液体肥料をあげる