プランターで家庭菜園!ズッキーニの育て方

プランターで家庭菜園!ズッキーニの育て方
プランターで簡単に出来る、ズッキーニの育て方を覚えて、自分の家庭菜園で栽培する事が出来たら、素敵ですよね。ラタトゥイユなど、西洋料理の食材として登場する事が多いズッキーニは、キュウリのような見た目をしていますが、別名「つるなしカボチャ」と呼ばれる、カボチャ科のお野菜です。

乾燥に弱い性質上、収穫後にはすぐに鮮度が落ちてしまうと言われていますので、「採れたてをすぐに食べられる」という魅力がある、家庭菜園に適した野菜なのです。

そこで今回は、ご自宅のプランターで簡単に出来る、ズッキーニの育て方についてお伝えします。「自分の家で育てたズッキーニを使って、イタリアンを作りたい!」という方もぜひ、ズッキーニの育て方をチェックし、試してみてください。

状態の良い苗を選び、1つのプランターにつき1株を育てよう

それではまず、ズッキーニの育て方において必要な物を準備しましょう。

・ズッキーニの苗
・プランター
・底石
・培養土
・支柱

ズッキーニの育て方において重要な点は、状態の良い、元気な苗を選ぶ事です。葉のグリーンの色が鮮やかで、茎がしっかりとしているか、チェックしましょう。また、「購入後、すぐに植え付けたい!」と考えているのであれば、本葉が5枚ほど生えているものを選び、購入しましょう。

ズッキーニは、種から育てる事も出来ますが、苗の方が、種から育てるよりも簡単ですし、比較的早く収穫が見込めますので、家庭菜園初心者の方にもおススメです。

培養土は、市販のものを使用すれば問題ありません。プランターは、大きめのものを選ぶ事がポイントで、収穫量を確保する為には、1つのプランターにつき、1株を育てるようにしましょう。

 

4月から5月に苗を植え、土が乾燥したら水を与えよう

ズッキーニの苗は、4月から5月中旬に植えましょう。ズッキーニの育て方は以下の通りです。

1. プランターの底に、底石を入れる。

2. プランターの八分目くらいの高さまで、培養土を入れる。

3. 根鉢よりも少し大きめの穴を掘り、水を染み込ませる。

4. 苗を植え付けたら、株元を優しく押さえて、安定させる。

5. プランターの底から流れ出るくらいに、たっぷりと水を与える。

ズッキーニの育て方のポイントは、水の量です。苗を植えたら、収穫までは「土が乾燥してきたな」と感じた時に、水を与えるくらいで問題ありません。逆に、収穫時には水分を多く必要としますので、乾燥させないよう、こまめに量を調節しましょう。

 

支柱立てや、病害虫対策をして、成長をサポートしよう

支柱立てや、病気・害虫対策をして、成長をサポートする事も、ズッキーニの育て方における重要点です。ズッキーニは茎を伸ばしながら成長する野菜ですので、強風で折れる事がないよう、50~60㎝の長さの支柱を中央に1本立て、紐で結ぶようにして固定しましょう。

また、ズッキーニはアブラムシや、うどんこ病、モザイク病などの被害にかかりやすい植物です。被害を拡大させない為には早期発見が大切ですので、毎日、葉の状態をこまめにチェックし、高温多湿を避けて栽培を続けましょう。不要な葉を取り除き、風通しを良くしてあげる事も大切です。もし、被害を見つけてしまった場合は、薬剤を使用し、早めに駆除するようにしてください。

 

おしべとめしべが別の花に付く為、人工授粉をして着果させよう

ズッキーニは、おしべとめしべが別の花に付く性質の植物ですので、虫や風などが花粉を運ぶ事によって、受粉しますが、自然の条件では、なかなか実が成らない可能性がありますので、人工授粉をして、実が成るサポートをする事も大切です。

6月以降、黄色い花を咲かせたら、雄花を摘み、雌花の柱頭にこすりつけるようにして受粉させます。マンションの高層階など、風通しの良い場所で家庭菜園をしている方は、風で花粉が飛んでしまわない朝のうちに、この作業を済ませておきましょう。

 

20㎝ほどの大きさの実が成ったら、収穫しよう

ズッキーニは、黄色の花を咲かせて一週間ほどで、収穫が出来ます。ズッキーニは、大きく育てすぎてしまうと、かえって味の質が下がりますので、20㎝程の実が成ったら、ヘタをハサミで切り取るようにして収穫をしましょう。その時、茎や葉にトゲがありますので、手をケガしないよう気を付けてください。収穫のタイミングが遅れてしまわないよう、こまめに様子をチェックして、機会を逃さないようにしましょう。

 

さて今回は、ご自宅のプランターで簡単に栽培出来る、ズッキーニの育て方について、お伝えしました。ズッキーニを自分の家庭菜園で栽培して、イタリアンなどの料理に使う事が出来たら、オシャレですよね。

野菜嫌いなお子さんがいるご家庭でも、一緒に苗を植えたり、水の管理をする事で、自分で作ったズッキーニに、愛着が湧くようになるかもしれません。

ズッキーニの育て方で、大切なポイントは、大きめのプランターを使い、支柱立てをして、茎が折れる事を防ぐ点です。病害虫の対策をしたり、着果のサポートとして人工受粉をする事も、ズッキーニの育て方のコツです。

今回の記事で取り上げたズッキーニの育て方を実践して、ぜひあなたも家庭菜園にチャレンジしてみましょう!


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