敬老の日、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんに心のこもったプレゼントを手渡したいものですね。気持ちを表現するのには手作りのプレゼントが一番ですが、縫物や編み物は苦手だし、時間がかかってしまうのでなかなか難しいと思われる方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、敬老の日の手作りカードです。カード作りならお孫さんたちも参加して楽しく作ることができますし、何よりもお孫さんの手作りはもらう側にとって嬉しいものです。
難しいところや細かい作業はお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、家族でわいわい楽しくカードを作ってみましょう。不器用でも一生懸命自分のために作ってくれたと思うと、おじいちゃん・おばあちゃんは温かい気持ちになってくれるはずです。
手作りカードに文字を書くときは、見やすい大きな字で丁寧に書くようにしてください。日頃の感謝の気持ちと、元気で長生きしてほしいという願いを込めて、メッセージを添えましょう。今回は敬老の日に手作りカードを作る時のコツをご紹介していきます。
【敬老の日のプレゼント】
手作りカードの作り方7つのコツ
似顔絵を描こう
おじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵を大きく描いた手作りカードは、定番ですがやはりおすすめです。インパクトがありますし、毎年送るカードでもお孫さんの成長とともに絵が上達していく様子がわかって微笑ましいものです。
敬老の日のカードが成長の記録となって残っていくのが素敵ですね。小さなお子さんが描く絵はたどたどしさが愛らしく、眺めているだけでも元気になれそうです。マーカーやクレヨンなどではっきりと大きめに書くと見やすいでしょう。
写真を切り貼りして
お孫さんの写真やご家族の写真を使ったカードもおすすめです。フォトフレーム風に厚めの色画用紙などで窓枠を作って写真を差し込んでもいいですし、写真を切り貼りしてコラージュ風のカードを作ってもかわいいですね。
最近はコラージュに使える素材も充実しているので、シールやマスキングテープだけでなく、レースやリボン、スパンコールなどお好みの素材で飾り付けをしてみましょう。写真を使った手作りカードは、遠方に住んでいて普段あまり会えない方にもぴったりのプレゼントです。
お孫さんの手型で
小さいお子さんがいるのなら、手型や足型のスタンプもかわいいプレゼントになります。お好みの色の絵具を手や足に塗って、紙にスタンプします。カラフルな色にしても楽しいですし、その形を活かして動物や植物に見立てた絵に仕上げてもおもしろいでしょう。
大人に比べてずっと小さな手や足の形は、それだけで愛らしいもの。成長の記録として残しておいて、お孫さんがおじいちゃん・おばあちゃんに会いに行くたびに大きくなった手や足を重ね合わせる姿も微笑ましいですね。
折り紙や切り紙で
お子さんにも作れる簡単なクラフトの代表といえば、折り紙や切り紙です。幼稚園などで習って折れるようになった折り紙の作品を貼ったカードや、簡単でもかわいい形が仕上がる切り紙を貼ったカードはいかがですか。
おすすめなのは折り紙ならチューリップのように簡単に折れるお花や、ハート型です。切り紙ならば星型や花模様のような規則的な形のものが、単純でもきれいに仕上がります。折り方や細かい作業は大人の方が手伝ってあげましょう。手先の器用な方はどうぞ、難しいものにも挑戦してみてください。
和紙や折り鶴をあしらって
お年寄りの方に人気のある和のデザインの手作りカードもいいですね。折り紙の定番である折り鶴と、色や模様の美しい和紙や千代紙を組み合わせてカードを作ってみましょう。土台となる画用紙に和紙や千代紙を配していきます。
直線的なラインを活かすようにするとセンス良く仕上がります。同系色の紙を組み合わせたり、着物のかさねの色目を参考にすると素敵です。メッセージを書く余白を残しておきましょう。仕上げにワンポイントで小さく折った折り鶴を貼り付ければ完成です。
消しゴムはんこを使って
細かいクラフト作りに挑戦したい方には、消しゴムはんこのカードがおすすめです。細かい作業はお父さんやお母さんが行なって、お孫さんにスタンプを押してもらうという方法も良いかもしれません。
初心者ははんこ用の消しゴムを使うと、彫った跡がわかりやすく安心です。掘りたい絵をトレーシングペーパーに鉛筆でなぞり、消しゴムにこすって転写します。彫刻刀やデザインカッターを使って彫るときれいな仕上がりになります。
スタンプのデザインやレイアウトも工夫次第で自由に作ることができます。
ポップアップカードを作ろう
手作りのポップアップカードは開いた時の楽しさから人気があります。腕に自信があるなら、凝った図案のポップアップカードを作ることもできますが、シンプルな仕掛けでも作ることができます。
土台となる画用紙に切り込みを入れた別の画用紙や、折って立ち上がるようにした画用紙を貼ります。周囲に絵を描いたり、飾りを付けたりして仕上げていきます。
一番単純なのは2本の平行な切り込みを入れて、中心線で山折りにして立ちあげる方法です。お花紙で小さな花を作ってカードの中心に挟み込み、その下のラインを立ち上げてメッセージを書いても素敵な敬老の日のカードができます。
いかがでしたか。
敬老の日のプレゼントとして、手作りのカードを作る参考にしていただきたいと思います。
手作りカードは手先が器用であればいくらでも凝ったものを作ることができますが、シンプルでもぶきっちょさんなりに心のこもった味わい深い仕上がりのカードを作ることができます。小さいお子さんと一緒に工作をする良い機会ですので、ぜひ楽しみながら作っていただきたいものです。
「いつまでも健康でいてね」「おじいちゃん、おばあちゃん大好き」などのメッセージを添えて、世界にたった一つの心のこもった敬老の日のカードをプレゼントしましょう。
まとめ
【敬老の日のプレゼント】手作りカードの作り方7つのコツ
・似顔絵を描こう
・写真を切り貼りして
・お孫さんの手型で
・折り紙や切り紙で
・和紙や折り鶴をあしらって
・消しゴムはんこを使って
・ポップアップカードを作ろう