キャンドルの炎は見ているだけで癒し効果があるといわれています。ゆらゆらと揺れる炎を見ていたら心が落ち着いてきますよね。アロマキャンドルは、そこに香りが加わることで更に癒し効果が期待できます。キャンドルに火を灯すだけのお手軽なアイテムですが、癒し効果は抜群なため、癒しグッズの中でも人気があります。
そんなアロマキャンドルですが、自分で簡単に作ることが出来たらいいと思いませんか。手作りだったら、自分の好きな香りのアロマキャンドルをいつでも楽しむことが出来ます。
今回は、アロマキャンドルの作り方を紹介したいと思います。アロマキャンドルを作って、キャンドルの暖かな炎とそこから広がる香りに癒されてみませんか。
誰にでも簡単にできる!
手作りアロマキャンドル7つのステップ
香りをブレンドしよう
手作りのアロマキャンドルの最大の魅力は、自分の好きな香りのアロマキャンドルを作ることです。もちろん使用する精油は自分の好みのものでよいのですが、アロマキャンドルを長く楽しむためには精油をブレンドすることをお勧めします。
香りの揮発する速度、持続性はノートと呼ばれ、トップノート・ミドルノート・ベースノートの三つに分類されます。トップノートは香りの第一印象となるもので、ミドルノートはその後の香り、全体のイメージとなる香りです。
そして、最後のベースノートは持続性のある香りです。これらをブレンドすることで長く香りを楽しむことが出来ます。また、ブレンドする精油に悩んだ場合は、例えばフローラル系ならば同じ系統のものを選ぶとまとまった香りになるでしょう。
容器はシンプルなものを用意しよう
アロマキャンドルを手作りする場合、形にこだわる方もいるかと思います。しかし、アロマキャンドルで大切なのは香りを持続させることです。流しいれるだけで完成するような、シンプルなものがよいでしょう。
もちろん、熱で溶けない容器にしてくださいね。ふたがついた容器だといつでも新鮮な香りが楽しめますね。ジャムの瓶などがいいかもしれません。
作る前に準備しておこう
アロマキャンドルは作り始めたら時間との勝負です。そこで、使用するものは作る前にすべて用意しておきましょう。材料は、精油(ブレンドしておく)と容器、蜜蝋、キャンドルの芯と座金、蜜蝋を溶かす鍋と冷却用の水を用意してください。
蜜蝋がお勧めですが、仏具用のろうそくなどでも作ることが出来ます。キャンドルの芯と座金は、タコ糸と割り箸で代用できます。材料はたったこれだけです。後は、汚れてもいいような服装で作ってくださいね。
蜜蝋を溶かそう
準備が出来たら早速作り始めましょう。蜜蝋を鍋に入れて、中火または湯煎で溶かします。白いろうそくを溶かして作る場合は、砕いて小さくしてから溶かしてくださいね。溶けて熱いうちにクレヨンなどをほんの少し入れると色を付けることができます。
容器に流しいれよう
蜜蝋を流しいれる容器に芯をセットします。座金と芯がある場合は、座金に芯を固定して容器の中心に置きます。タコ糸の場合は、割り箸を割らずにその間にタコ糸を挟み、容器の中心に糸がくるようにセットします。
芯をセットしたら、溶かし蜜蝋を流しいれます。精油を入れた後にも入れるのでここで全ていれなくてもよいです。
精油を入れよう
蜜蝋を入れたら、次は精油を入れます。このとき、蜜蝋の温度が出来るだけ低くなっている時に入れてください。温度が高いと揮発してしまうし、反対に低すぎた場合、香りがまばらになってしまいます。
精油を入れたら、全体に広がるようによく混ぜて精油の濃度がかたよらないようにしてください。蜜蝋が固まってしまうので素早く混ぜましょう。精油は、最後にも入れるので10滴ほど残しておきましょう。
冷やして完成
精油を入れた後、冷水で冷やします。冷水は蜜蝋と同じくらいの高さにしましょう。固まってきたら取り出して、再び蜜蝋を溶かして流しいれます。
残りの精油も入れてかき混ぜて、冷やします。
完全に固まったらアロマキャンドルの完成です。芯をタコ糸にしている場合は、適当な長さで切ってくださいね。
いかがでしたでしょうか。
たったこれだけでアロマキャンドルが出来てしまうんですね。これなら、自分にも作れそうと思いましたよね。始めはうまくいかないかもしれませんが、コツをつかんでたくさんアロマキャンドルを作ってください。
色々なキャンドルに挑戦してみるのもいいかもしれません。よい香りに包まれて、アロマキャンドル作りを楽しむというのも、ストレスの解消になるように思います。
是非、アロマキャンドル作りにチャレンジして自分の好きな香りを楽しんでください。
まとめ
誰にでも簡単にできる!手作りアロマキャンドル7つのステップ
・香りをブレンドしよう
・容器はシンプルなものを用意しよう
・作る前に準備しておこう
・蜜蝋を溶かそう
・容器に流しいれよう
・精油を入れよう
・冷やして完成