春の花のコンテナガーデン☆初心者も育てやすい花々

春の花のコンテナガーデン☆初心者も育てやすい花々

春の花はどれも色鮮やかで可愛らしく、特にコンテナで寄せ植えをすると、可愛らしくておしゃれな仕上がりになります。ガーデニングに興味があるけど、「マンション住まいでベランダしかない。」あるいは「難しそう。」と、あきらめていませんか?でも大丈夫です。

春の花で気軽にガーデニングを楽しめる、しかも庭で楽しむガーデニング以上におしゃれな方法が、コンテナガーデン。コンテナガーデンとは、植木鉢やコンテナに花々を寄せ植えする手法です。これなら場所を取りませんし、ベランダの内壁に吊るすこともできます。

また庭をガーデニングする場合は、庭全体のバランスを取ろうとして、つい難しく考えてしまいがちです。その点、コンテナガーデンであれば花々を植える面積が小さいため、デザインがしやすく初心者にも向いています

コンテナごとにテーマを設けてデザインしてみたり、花の色や種類、開花時期などでまとめてみてみたりしても楽しいです。特に春の花は初めての人々には鮮やかで楽しく「デザイン」できます。

いかがですか。「気軽に始められそう!」ではないしょうか。今回は、どんな春の花が育てやすいのか、初心者でも育てやすいおすすめの春の花についてお伝えします。

 

春の花のコンテナガーデン☆
初心者も育てやすい花々

 

極小の花がびっしり、アスチルベ

アスチルベの別名はアワモリソウ。その名の通り、アスチルベはとても小さな花をたくさんつけます。その無数の花は放射線状に広がり、とても華やかで目を引きます。切り花としても、よく見かける花です。

【 春の花、アスチルべのコンテナガーデン 】

☆ 色の種類は、赤・白・ピンク・紫。40~120センチと草丈があるため、高さのある花を植えたいときにおすすめです。

寒さや湿気に強いため、日あたりが悪い場所でもよく育ちます。反対に、葉焼けを起こすことがあるので炎天下の直射日光は避けます

 

自宅に金魚を咲かせる? キンギョソウ

もう一種類、草丈のある花をご提案します。可愛らしい春の花、キンギョソウです。キンギョソウは、まっすぐに伸びた一本の茎に多数の花をつけます。花の見た目が金魚のひらひらしたヒレに見えることから、その名がつきました。

【 春の花、キンギョソウのコンテナガーデン 】

☆ 曲線のある花弁がやさしい印象を与えます。花の色は、赤・白・ピンク・黄・オレンジ。草丈は、20~100センチです。こちらも草丈が欲しい時におすすめです。

キンギョソウは、日当たりのよい場所を好みますが、真夏の直射日光や、過度な湿気は苦手肥料のやりすぎにも注意してください。

 

藍色のカーペット、ロベリア

花といえば、ついピンクや白を想像しがちですが、青や紫の花もステキです。ロベリアは、藍色の可憐な小花をいっぱいに咲かせます。

【 春の花、ロベリアのコンテナガーデン 】

☆ 草丈は、短めで10~25センチほど。コンテナいっぱいに植えれば、まるで花のカーペット。下垂する枝の特徴を生かして、ハンギングの鉢植えにもおすすめです。

やっぱり明るい色の花が好きという方には、ピンクや白もあります。ロベリアは過度の湿気を嫌います。日当たり、風通しの良いところで育てる事がポイントです。

 

夕刻を感じさせてくれる花、ガザニア

春の花々は私たちに季節を感じさせてくれますが、ガザニアは時間の流れや天候までも感じさせてくれます。

春の花ガザニアは、日光が当たっている時に開き、夕方や夜、曇りの日には花を閉じてしまうのです。この性質を知っていると、花と空を見比べる日課ができてしまいそうです。

【 春の花、ガザニアのコンテナガーデン 】

☆ 黄色やオレンジの鮮やかな花を探している方にも、ガザニアはおすすめしたい春の花です。草丈は15~40センチ

日当たりが大好きな花のため、日がよく当たるところで育てます。多湿は苦手ですので注意が必要です。

 

ヨーロッパと日本のポンポン、デージー

デージーはヨーロッパで一般的にみられる草花ですが、和名はヒナギク。こちらの名前のほうが親しみがあるいう方も多いかもしれません。

【 春の花、デージーのコンテナガーデン 】

☆ デージーの花の色は、赤・ピンク・白。10~20センチほどの草丈に、ポンポンのような丸みのある花をつけます。まっすぐに伸びた茎に咲く丸い花は、ヨーロッパの童話に出てくるような可愛らしさです。

日当たりのよい場所にコンテナを置くことで、しっかりとした茎を育てることができます。

 

春の訪れを告げる花、クロッカス

早春に花咲くクロッカスは、小型の球根草花です。花の色は、黄・白・紫・複色・赤紫・藤色・クリームなど多様

【 春の花、クロッカスのコンテナガーデン 】

☆ 草丈は5~10センチと小さめですが、6枚花弁の印象強い花が咲きます。植木鉢の空いてしまった隙間に植えることができるのも、小さい花ならではの利点です。

ガザニアのように、日の当たる昼間に花を開きます。半日以上は日光の当たる環境が必要ですが、高温多湿は苦手なので気をつけましょう。

 

マンションや狭い庭でも気軽に、しかもおしゃれに「デザイン」できる、コンテナガーデンにおすすめの、春の花々はいかがでしたでしょうか。今回、特に初心者でも育てやすい春の花を中心にピックアップしました。

それでも育てやすい春の花は、まだまだたくさんあります。何よりも毎日春の花を眺めて、心が和むことが第一ですから、実際に花屋さんや園芸店、ホームセンターへ出向いて、お好みの花を見つけてください。

多少難しくても育ててみたい、自分で咲かせてみたいと思う花から始めてみるのも一案です。コンテナに寄せ植えをする時は、日当たり環境や水遣り条件が同じ、または似ている花々や植物を組み合わせて植えることが、最大のポイントです。

春の花のコンテナガーデンの花選びは、育てたいメインの花から決めますが、「何から始めていいかわからない!」という方は、今回の花をぜひ参考にしてください。ガーデニングは気軽に始められるのですから!

 

まとめ

初めてコンテナガーデンに挑戦するなら春から!おすすめの花々

・極小の花がびっしり、高さのある花を植えたいときににアスチルベ
・高さのある花でも金魚を思わせる花姿が可愛い、キンギョソウ
・草丈の低いロベリアをコンテナいっぱいに植えて、藍のカーペット
・鮮やかな黄色やオレンジ色で、夕刻を知らせるガザニア
・ヨーロッパの童話に出てくるような可愛らしさポンポン、デージー
・植木鉢の空いてしまった隙間に植えるのもOK!のクロッカス


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