アロマセラピストに最短でなる為にやるべき7つのこと

アロマセラピストは、疲れた心と体に香りとマッサージを使ったホリスティック・セラピーを施すアロマのスペシャリスト。人と触れ合い、癒すことのできるお仕事として、女性を中心に根強い人気を誇っています。

「トリートメントを施す自分も癒されて、綺麗になれる楽しいお仕事」というイメージの強いセラピストですが、さまざまな個性をもつ精油を扱い、また体に直接触れるお仕事のため、正しい知識と技術を身につけ安全に施術を行えるようにすることが必要不可欠です。

今回は、未経験からアロマセラピストになるために必要なステップを7つに分けてご紹介します。必要な知識をしっかりと身に着けて、憧れられる素敵なアロマセラピストへの第一歩をふみだしましょう。

 

アロマセラピストに最短でなる為に
やるべき7つのこと

 

精油の知識を身につけよう

アロマセラピストになる上でまず身につけたいのは精油の知識です。実際におうちで使える精油を用意し、沢山ある種類の香りと名前・効能を一致させて覚えてゆきましょう。

さらに、精油のもつリスクをきちんと把握しておくことも重要です。エッセンシャルオイルの中には、肌につけていいもの・希釈する必要のあるもの、また光害性のあるものや妊婦さんに使用してはいけないものなど、注意すべき点があるものが複数存在します。

トリートメントの際にお客様のお肌に直接つけるものですから、安心して体を任せられるセラピストになるためにそれらのことをしっかりと暗記しておくようにしましょう。

 

目的別のブレンドにチャレンジしよう

基本的な知識を覚えたら、精油のブレンドをしてみましょう。アロマセラピストを目指す人は精油のブレンドが趣味というケースもよくあり、多くのセラピストの卵にとってこれが1番楽しいステップです。

個々の精油の効果と香りを覚えたら、その知識をフル活用して「リラックスさせて不眠を解消する」「乱れがちになっているホルモンバランスを整える」など、症状や目的別に分けて、香りの相性と全体のバランスを考えながらブレンドしてみましょう。

実際に嗅いだ時に、リラックスなどの目的にあった香りの雰囲気を感じられるかも重要なポイントです。 おうちで実践しながら五感をフルに使って覚えていくのがよいでしょう。

 

人体の構造を把握しておこう

安全で効果的なトリートメントを行いたいのなら、人体の基礎知識をあらかじめ習得しておくことがセラピストとしての大きなアドバンテージになります。

実際にお客様の体に触れる前に、まず骨や筋肉の構造・なぜ不調やコリが起こるのかといった基本的な事柄を理解しておきましょう。マッサージでは、全身の反射区も覚えます。

自分の体をマッサージしてみると、どこが効いているのかが実感としてよくわかりますよ。足裏なども自分の体を使って、心地よいと思える力加減や指の動きを確認してみましょう。

 

トリートメントの技術を磨こう

技術の取得には2種類あり、ひとつはスクールで理論や手技をしっかりと習う方法、ふたつめは、未経験でもしっかりと技術研修をしてくれるお店で、1から覚えていく方法です。

自分でできる上達法としては、トリートメント動画を見て動きを真似てみたり、お友達に施術させてもらい、率直な感想を聞いてみるなどすると将来の施術の参考になるでしょう。また1番勉強になるのは、やりたい種類のトリートメントを自分で実際に受けてみることです。

いろんなタイプのセラピストにトリートメントしてもらい、良いところや悪いところを学び吸収するようにしてみてください。

 

セラピストの心構えをチェックしよう

施術を受ける人がセラピストに求めているものはそれぞれ違います。力の強さや接客のスタイルなど、個々のニーズを察して柔軟に対応する力と、疲れた人を癒したいというやさしいハートがセラピストには必要とされます。

また、セラピストとして働く際には身だしなみも制限される場合があります。お店によってメイクや髪色の基準が設けられてますので、ある程度自分のスタイルを変える必要があるかもしれないという覚悟をしておきましょう。

香りを扱うお仕事なので、煙草や香水などの嗜好品を控えるなどの制限も必要になることもあります。またネイルが好きな人は、邪魔にならないよう短く切り、トップコートのみなどのシンプルなものに変えましょう。

 

資格取得で信頼感をプラスしよう

セラピストとして業務を行う際に絶対に必要になるというわけではありませんが、資格があると面接担当者やお客様に信頼度を与えることができます。

年会費がかかるものもありますので、余裕がある人は取っておくとよいでしょう。また、海外にも、ハーブを民間治療として使ってきた歴史の長い英国などではアロマセラピストのさまざまなライセンスが認められています。

もしアロマの起源であるハーブの治療などをもっと知りたいのでれば、資格取得のための短期留学もよいかもしれません。さらに、バリニーズやタイ古式など特定の手技を現地で習得してライセンスを取得することも可能です。

 

自分に合ったお店を探そう

アロマセラピストとしての一歩をふみだす心の準備ができたら、セラピスト専門の求人サイトなどで実際に働くお店をさがしてみましょう。

その際には、写真やホームページ・口コミなどでお店の雰囲気をチェックしつつ、あなたが無理なく働ける時間帯であるか・やりたい施術内容があるかなどの細かい点をしっかり確認しておきます。

本当にアロマを愛し、精油の力を重視した施術を行っているお店はネットなどに求人をだすことが少ない傾向がありますので、もしどうしても働きたいお店があるなら直接連絡をとってみるとよいでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

アロマセラピストは専門知識と技術を必要とするお仕事ですが、あなたの「人を癒したい」という優しい心と地道に努力する力があれば、お客さんに必要とされる素敵なセラピストに少しずつ近づくことができます。

アロマを使った癒しの世界は奥が深く、マニュアル通りに行えばかならずお客さんに満足してもらえるというものではないため、仕事をはじめてからもたえず勉強を続けるようにしましょう。きっとさらなるステップアップにつながるはずですよ。

 

まとめ

アロマセラピストに最短でなる為にやるべき7つのこと

・精油の知識を身につけよう
・目的別のブレンドにチャレンジしよう
・人体の構造を把握しておこう
・トリートメントの技術を磨こう
・セラピストの心構えをチェックしよう
・資格取得で信頼感をプラスしよう
・自分に合ったお店を探そう


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