誕生花をおしゃれに贈る☆インテリアに人気のアレンジ


誕生花を大切な方の誕生日に贈る…、こんな気の利いた演出ができたら、贈る方も楽しみですよね。誕生花を贈れば記憶に残る記念日になりますし、相手の方を思って選んだことが伝わる素敵な贈り物になるのではないでしょうか。

このようにただ誕生花を贈るだけでも、充分に素敵な贈り物ではあるのですが、さらに素敵なアレンジが加われば、インテリアとしても長く楽しんでもらえます。

でも、花なんて贈ったこともないし、アレンジのポイントが何なのか分からない…という方や、どんな誕生花に、どんなアレンジが向いているのか分からない…という方も少なくないですよね。

そこで今回は、誕生花をおしゃれなインテリアとしても楽しんでもらえる、初心者でも簡単にできる、フラワーアレンジのポイントをお伝えします。

 

誕生花をおしゃれに贈る☆
インテリアに人気のアレンジ

 

まずは、贈る誕生花を選ぶ

誕生花と一口にいっても、実は種類は様々。その理由は、国や地域によってそれぞれ異なる誕生花のシリーズが選ばれていることがあるからです。365日それぞれに誕生花は決められていますが、どのシリーズの花を誕生花として選ぶのかはあなたの自由。

【 誕生花を選ぶポイント 】

★ 花屋やネット通販で購入しやすい花かどうか。

・ 誕生花に選ばれている花の中には、野草だったり花が咲く樹木だったりして贈るのが現実的でない場合もあるからです。

まずは下調べして、分からない場合は、お近くの花屋に問い合わせてみるのも手。この他に、「花言葉が贈りものに適している」ということも重要。マイナスイメージの誕生花しか見つからなかった場合、誕生月の花を贈ってみても良いかもしれません。

 

誕生花の種類にあったアレンジを

贈る誕生花の種類が決まったら、次はアレンジの方向性を定めます。ポイントは、花の色と形。

【 誕生花、アレンジの方向性 】

① まず大切なのは色。誕生花が存在感のある濃い色のときは、淡い色の花やグリーンを合わせて、その誕生花をアレンジの主役にするのがコツ。

・ 誕生花だけを何本かまとめても、素敵なインテリアになるはず!

② 次に、形も大切。葉が縦長(いわゆる平行脈)の誕生花なら、長さを活かした花束アレンジが素敵。

・ 高さを活かしたアレンジメント(バーチカルなど)は、ゴージャス感のあるギフトですが、一方、葉が丸型の誕生花はどんなアレンジにも使いやすい万能選手です。

 

どっちがいいの?生花とドライフラワー

花を贈る際に気になるのが、生花とドライフラワーのどちらを贈ればいいのか、ということ。相手の方の好みにもよりますが、インテリアとして考えると、それぞれ一長一短があります。

【 誕生花、生花の魅力 】

★ 生花のいいところは、何といっても季節感

・ 誕生花は基本的に、その季節に旬となる花が選ばれていますので、フレッシュな誕生花は、それだけでインテリアの雰囲気をその季節ぴったりに変えてくれます。

チューリップやヒマワリなど、特定の季節を強く印象付ける花なら、ぜひ生花で贈りたいもの。

【 誕生花、ドライフラワーの魅力 】

★ 逆に、ドライフラワーはその季節感がないところがポイント。

・ 少しくすんだ色味になることが多いので、どんなインテリアや壁紙にもなじみやすく、年間通して飾っておくことができます。

バラやカーネーションなど、通年出回っているような誕生花だと、特にドライフラワーで贈っても違和感がないですし、比較的手に入りやすくなっています。

 

「器」が花をインテリアにするポイント!

誕生花のアレンジをインテリアとして贈るときに最も重要なのが器。昔は、フラワーアレンジといえば、オアシスをそのまま透明ビニールで覆って、ラッピングしたものやかごに入れたものがほとんどでしたが…。

【 誕生花を飾る「器」 】

★ 最近ではフラワーブームに伴って、アレンジに使われる器はどんどん多様になっています。

・ 相手の方のインテリアが、アジアンテイストであれば籐のかご
・ 北欧テイストであればポップな陶器
・ カントリー風であればブリキの缶

…というように、元々のインテリアに馴染むものを、選ぶのがポイント。

「インテリアの趣味が分からない…。」という場合は、無色のガラス製か白い陶器を選ぶと、どんなインテリアでも馴染みやすくおすすめです。

 

種類も様々!インテリアとしてのフラワーアレンジ

フラワーアレンジは専門の資格もあるほど奥深いもの。花屋に用意されているものだけでも様々なアレンジの種類が…。でも、アレンジの種類によって、適した飾り方や空間の使い方は違います。

【 誕生花のインテリアアレンジ 】

★ 例えば…、

① 花を丸くまとめるリースや、平たい箱に花首を敷き詰めるフラワーボックスなどは、壁に飾るのが一般的。

・ そのため、ある程度広さのある壁や、ドアなどの空間が必要になります。広いお部屋か一軒家にお住まいの相手におすすめのアレンジ。

② 一方、棚に置いて飾れるのが、かごアレンジやスタンドブーケ。

・ 多くの花屋の店頭に並んでいる、一般的なフラワーアレンジで、花束と異なり相手の方が器を用意する必要がないところが魅力!

かごアレンジやスタンドブーケなら、サイズ感も様々。インテリアにあわせて丁度いいものを選べるのが嬉しいところです。

特に、最近増えてきているスタンドブーケ(自立して飾れるブーケ)は、小さめでもラッピングによって、華やかに演出可能!空間が確保しにくい時にも助かる、インテリアアイテムなのです。

 

いかがでしょうか、「誕生花のフラワーアレンジを、おしゃれなインテリアとして贈る」というと、なんだか難しそうなイメージを受けてしまいますが、実際はいくつかのポイントさえ押さえてしまえば、誰でも簡単に用意できそうではないでしょうか。

誕生花を贈っても形に残らないので、大切な方へのプレゼントとしては選びにくいという方もいるかもしれません。

でも、ドライフラワーやプリザーブドフラワーといった選択肢もありますし、今回お伝えしたように器を工夫して選べば、花がしおれてしまった後にも器単体でインテリアとして長く使えます。

誕生花を贈るだけでも相手の方への思いは伝わりますが、贈った相手の方がインテリアとして長く楽しむためにはどうすればいいのかを考える時間もまた、大切な思い出。ぜひ、今回お伝えしたポイントを参考にして誕生花をおしゃれに贈ってください!

まとめ

誕生花アレンジのポイント

・誕生花の種類を選ぶ
・誕生花の色や形でアレンジを選ぶ
・生花とドライフラワーはそれぞれ長所がある
・相手のインテリアにあった器を選ぶ
・飾る空間によってアレンジの種類を選ぶ


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