ボックスフラワーをイベントに合わせて作る7つのコツ☆

ボックスフラワーをイベントに合わせて作る7つのコツ☆

最近はやりのボックスフラワー。インターネットで検索をかけると、全国各地の花屋さんが作ったボックスフラワーの画像が出てきます。

非常に繊細に作られたものや、かわいらしくまとめられたもの……自分で作る時の参考にもなるため、私もついつい見入ってしまうのですが、実際にボックスフラワーを作っても、割とすぐに花が萎れてしまったりすることもありました。

ボックスフラワーを上手に作るにはいくつかコツがあります。コツさえつかめば、簡単だと思えるかもしれません。恋人や配偶者との記念日や、友達の誕生日、母の日などの贈り物はもちろん、結婚式やパーティーのウェルカムボードなどにも使えるので、是非作ってみてください。

 

ボックスフラワーを
イベントに合わせて作る7つのコツ☆

 

どんなデザインにするかイメージしよう

まず、何より先に行うのは、ボックスフラワーのデザインや大きさです。ランダムにいろいろな花を生けるのもいいのですが、頭の中のイメージを、スケッチブック等に書き写すと、より自分が作りたいものが具体化します。

贈る相手がいる場合は、その人の印象に合わせて、かわいらしくするのかスタイリッシュにするのかとデザインを絞り込んでいくといいでしょう。

どうしてもイメージがすぐに湧いてこないという人は、インターネットの画像検索を利用したり、花屋さんに相談したりするといいアイデアを貰うことができます。

 

作るのはイベント前日がベスト

花は生き物ですから、当然寿命があります。イベントに合わせてボックスフラワーを作る場合、イベントの直前に完成させるのが最高の状態といえますが、イベント当日はなにかと忙しいもの。そこで、イベントの前日に作ることをオススメします。

イベントの前日なら、花が枯れてしまうということもありません。さらに、時間的な余裕もあるため、細かい修正を加えながら、納得するものを作ることも可能です。

 

長持ち剤は必須

花材を購入する時に、合わせて長持ち剤も購入しましょう。花屋さんじゃなくても、ホームセンターやスーパーにも置いています。そんなに高価なものでもないので、普段のアレンジにも使えるように大きいものを常備してもいいかもしれません。

ボックスフラワーは普通のアレンジよりも茎を短めにカットします。そのため、普通のアレンジメントよりも寿命が短くなってしまいます。せっかく作ったボックスフラワーなのだから、イベントの日はもちろん、その後も楽しみたいものですよね。

このひと手間を加えることで、通常4~5日しかもたないボックスフラワーでも、1週間は軽く楽しむことができます。

 

意外と勘違いしているオアシスの使い方

さあ、ボックスフラワーを作ろうと思い立って、洗面台に行きオアシス(生花用給水フォーム)を流水で湿らせる。このような手順を踏もうと考える人も多くいるかと思います。

しかし、この使い方は間違いです。これでは、オアシスの内部までしっかり水が浸透しません。つまり、ボックスフラワーをきれいに仕上げても、吸水がうまくいかず、最悪な場合、イベント当日に萎れてしまうかもしれません。

まず、洗面器やバケツに水を張ります。その上にオアシスをそっと浮かべると、どんどん水を吸って沈んで行きます。普通の大きさのものでも10分もかかりません。

その間に花材の準備やデザインの確認などをすると、あっという間にオアシスの準備は完了しています。ただオアシスを沈めるだけですので、洗面器に水を張る作業を面倒臭がらずに行うようにしましょう。

 

茎はナナメのカットが鉄則

これはボックスフラワーだけにいえることではないのですが、生花をアレンジに使う場合は、茎を斜めにカットします。これは切り口の表面積を増やすことで吸水を促し、長持ちさせるためです。

また、ボックスフラワーについては、オアシスに差し込む作業があるため、先端が円柱型よりも先がとがっていた方が挿しやすくアレンジしやすいという利点もあります。

また、ボックスフラワーを作る時には、最初に1センチほど少し長めにカットしましょう。その状態でオアシスに挿し、位置を確認します。そしたら一度引き抜き、本来の長さにカットしなおします。

じつは、オアシスは非常に細かい粒子の集まりであり、最初に挿した状態のままでは切り口にオアシスのクズが詰まってしまいます。

そうならないために、挿し直しを行うことが賢明です。また、ためしに挿すことができるため、花の位置を確認しながら作成するメリットもあります。

 

本番と同じ花材で練習しよう

イベント前日に、当日に間に合うように作ってみたけど、イメージと違う。大きさが合わない。グリーンが足りなくてスカスカに見える。など、作ってみて初めて分かることもたくさんあります。それを防ぐための一番の特効薬は、事前に予行練習をすることです。

どんな花をどれくらい用意して、どういう手順で行って。とひとつひとつ手順を確認しながら進めることで、本番で失敗することがなくなるどころか、本来作ろうとしていたものよりずっといいものが出来上がるかもしれないのです。

練習で作ったボックスフラワーはどうしたらよいか。答えは簡単です。自宅の玄関やトイレ、寝室に飾ってみるのです。日当たりの良いところ、半日陰、全く日の当たらないところなど、どこに置いたらどれくらい持つか、いい目安にもなるでしょう。

 

プリザーブドフラワーで枯れ知らず

生花で作ることが時間的にどうしても難しい場合や、ずっと記念に残しておきたいものを作りたい場合は、プリザーブドフラワーでボックスフラワーを作るのも一つの方法です。

もちろん、シルクフラワーでも問題ありませんが、やはり本物の質感や色合いの美しさを考えると、プリザーブドフラワーの方が綺麗に仕上げることができます。

また、プリザーブドフラワーで作る場合はビーズやパールなどのパーツを組み合わせることで、その美しさを引き立たせることができます。

生花で作るボックスフラワーの場合は、水の入れ替えの際に気になりやすいため、その後の手間を考えると、ジュエリーパーツを生花と一緒に飾るのは、あまり向いていません。この点もプリザーブドフラワーで作る利点のひとつです。

 

いかがでしたでしょうか。

オアシスの使い方や花の挿し方、特殊なことはないけれど、小さなコツで飛躍的に生き生きとした状態で長持ちするボックスフラワーは、まさにイベントの「華」となること間違いないでしょう。

贈り物にしろ、イベントを彩るアイテムにしろ、その用途は様々ながら、見た人の心を豊かにし、高揚させてくれます。香りのある薔薇やジャスミンなどを使うと、さらに華やかな気持ちにさせてくれるでしょう。

最後にひとつだけ、裏ワザを紹介します。ボックスフラワーに使った花の中で、一番香りの強い花の精油を、ふた(もしくは土台の箱)に1滴たらします。より強い花の芳香がその場を満たし、そのフラワーボックスが特別なものであることを深く印象付けてくれます。

 

まとめ

ボックスフラワーをイベントに合わせて作る7つのコツ☆

・どんなデザインにするかイメージしよう
・作るのはイベント前日がベスト
・長持ち剤は必須
・意外と勘違いしているオアシスの使い方
・茎はナナメのカットが鉄則
・本番と同じ花材で練習しよう
・プリザーブドフラワーで枯れ知らず


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