ブロッコリーの育て方と栽培に重要な5つのポイント

ブロッコリーの育て方と栽培に重要な5つのポイント
ブロッコリーは大きくなった花の蕾や茎の部分を利用するキャベツの仲間で、シチューや温野菜にすると美味しいですよね。ブロッコリーの育て方は、害虫被害を受けやすくトウが立ちやすい春作はやや難しいですが、手間のかからない秋作なら難易度も低いので初心者にも栽培しやすいのです。

ブロッコリーはビタミンCやカロテン、鉄分などを多く含む緑黄色野菜のひとつで、特に花蕾に含まれるビタミンCはレモンの約2倍とも言われ、とってもヘルシー。濃い緑色と独特の風味は鮮度が高いほど際立つので、ブロッコリーの育て方を知って是非新鮮な色と味を楽しんでみたいですよね。そこで今回は、ブロッコリーの育て方と栽培に重要な5つのポイントをお伝えします



 

ブロッコリーの育て方と

栽培に重要な5つのポイント

 

初心者にも育てやすいのは秋作の早生種


ブロッコリーの生育適温は5℃~25℃、よく育つのは15℃~25℃で涼しい気候を好みます。苗の段階では高温に強いのですが、蕾が大きくなり始める頃には暑さに弱くなるため、真夏を避けた春と秋が栽培適期です。春作の場合は厳寒期に種を播くのでポット育苗が必須ですが、秋作の場合はプランターに直播きすることも可能です。

初心者におすすめのブロッコリーの育て方としては、まず7月中旬~9月上旬に種を播いて秋以降に頂花蕾を収穫する秋作で始めてみるのが、害虫の活動も少ないので良いです。極早生種の「シャスター」や早生種の「エルデ」「すばる」、中早生種の「ハイツ」「緑嶺」などが収穫も早く育てやすいです。

 

発芽したら適宜間引くのを忘れずに


ブロッコリーの発芽温度は25℃で2~3日で発芽します。育苗ポットに培養土を入れて指で深さ1㎝程度の穴を空け、そこに種を3~4粒播いて薄く土を被せます。土の表面が乾いてきたら水をやり、発芽したら葉っぱが重なり合っているところを間引きます。

その後も本葉2~3枚になったら生育の良い苗を2本残して間引き、本葉4~5枚になったら鉢やプランター、地面に植え付けます。順次間引いて成長を促すのが、ブロッコリーの育て方では大切です。秋作の場合は直接プランターに種を播くこともできます。

60~65㎝のプランターに入れた培養土に指や棒で横一本に筋を入れ、種を筋播きにして軽く土を被せます。水やりと間引きの要領はポット播きと同様に。本葉が4~5枚に成長したら、40㎝程度の間隔をとって生育の良い元気な株を残して間引きます。

 

株同士の間隔を十分に空けて植え付け


茎を大きく丈夫に育てることが、大きな花蕾を実らせるブロッコリーの育て方のコツです。ブロッコリーは根張りが良いので鉢やプランターで育てるときは容量が大きいほどよく育ちます。

60~65㎝程度のプランターに2株を目安に40㎝ほど間隔を空けて植え付けます。鉢植えの場合は10号株に1株が目安。湿害に弱く根腐れを起こしやすいので、底には底鉢石を敷き詰めて排水をしっかりと。ホームセンターや園芸店で苗を購入する場合は、本葉が4~5枚で茎が太くしっかりしたものを選び、根鉢を壊さないように植え付けます。

地植えするなら予め土作りを済ませた畑に幅40~120㎝の畝を作り40~50㎝の間隔を空けて掘った植穴に水を撒いてから苗を植えます。ブロッコリーは定着しにくいので、土を被せたら手で軽く押さえてあげると良いです。

 

追肥は欠かさず、水のやりすぎは禁物


ブロッコリーは酸性の土壌を嫌うので、赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1の土に苦土石灰を混ぜて弱酸性~中性にします。市販の野菜用培養でも良いです。畑に植え付ける場合は2週間前に苦土石灰と堆肥で耕し、1週間前に化成肥料を混ぜ込んでおきます。

植え付け後にたっぷり水を与えたら、根腐れしないように、土の表面が乾いてから水を与えます。水のやりすぎは禁物です。花蕾が形成される前にいかに株を大きくするかで花蕾の大きさが決まるので、ブロッコリーの育て方で重要なのは追肥や土寄せです。

植え付け時に野菜用の化学肥料を土に混ぜておき、本葉が10枚程度になったらしっかり土寄せをします。2~3週間後に1回目の追肥。プランター栽培の場合は化学肥料を10gほど周りの土に混ぜて、株元に土寄せしながら与えます。その後も2~3週間に1回の割合で、同じ量を花蕾ができるまで続けます。液肥は週1回、水やりを兼ねて与えます。

 

収穫は時期を逃さず、冷凍保存がおすすめ


花蕾が10~15㎝に育ち、小さな蕾がはっきり見えて固く締まってきたら収穫適期。花蕾の下15㎝程度のところを切り口が太陽の方を向くように、包丁やナイフで斜めに切り取ります。水平だと雨水などが溜まって腐敗や病気の原因になるのを防ぐためです。

側花蕾を収穫できる品種は、頂花蕾を収穫した後に新しい茎が左右に生えてきた時に液肥を施しておきます。側花蕾は直径3~5㎝で収穫します。この時期になると花蕾は一気に成長するので、もう少し大きくなってからと思っていると黄色い花が咲いてしまいますので、収穫時期を逃さないことがブロッコリーの育て方の最後の注意点です。

ブロッコリーはあまり日持ちしないので、生の状態では3~5日ほどで食べきりましょう。30秒ほど茹でてビニール袋に入れて冷凍保存すると約1ヶ月程度もつのでおすすめです。

 

いかがでしたでしょうか。ブロッコリーの育て方と栽培に重要な5つのポイントをお伝えしました。初心者にも簡単なブロッコリーの育て方は、まず秋作の早生種を選ぶこと。手間もかからず害虫被害も受けにくいのでおすすめです。秋作の場合はポットで育苗しても、プランターや鉢に直接種を播いでも良いですよ。

発芽したら重なっている葉っぱは摘み取り、本葉が増えてきたら適宜間引くのがコツ。本葉が4~5枚になったら、弱酸性~中性の土に植え付けます。プランターなら2株、10号鉢なら1株を目安に、広く根を張り大きく育つようにゆったりと栽培します。

ブロッコリーは肥料食いなので、追肥をしっかりすることがブロッコリーの育て方の重要なポイント。ただし、水のやりすぎは禁物です。花蕾が10~15㎝に育ったら時期を逃さないように収穫し、早めに食べきりましょう。温野菜サラダやシチュー、色々なディッシュの付け合わせに。食卓に乗るのが楽しみですね。

まとめ

ブロッコリーの育て方と栽培に重要な5つのポイントは

①秋作の早生種は育てやすいプランターに直播にする
②本葉2~3枚で間引きし4~5枚でプランターや地面に植え付ける
③植え付けは40㎝程度の間隔でゆったりさせる
④根腐れしないように土の表面が乾いてから水やりをする
⑤時期を逃さないように要注意して収穫する