トマト栽培のコツ☆自テクで甘~い実がなるマル秘ワザ

トマト栽培のコツ☆自テクで甘~い実がなるマル秘ワザ
トマト栽培は、初心者でも簡単に始められる簡単なもの!庭や畑はもちろんのこと、マンションのベランダスペースでも手軽に育てられるのも魅力のひとつですよね。ミニトマトになれば、最近では可愛い鉢植えの栽培セットが手軽に見つけられます。

このようなトマトですが、実は中級者から上級者の家庭菜園愛好家でも、研究を重ねるほど奥が深い野菜もあります。と言うのも、上手に育てることでトマトの味が、驚くほどに変化!これがトマト栽培の魅力でもあります。

せっかく育てるなら、家族にも大評判!毎日美味しくスナックのように食べられる、甘~いトマト栽培をしたいですよね。

そこで今回は初心者さんから始められる、甘~い美味しいトマト栽培のコツをお伝えします。

トマト栽培のコツは「トライコーム」

トマト栽培で甘く育てるコツはズバリ!『水を与えない(地植え)スパルタ教育』が鍵を握ってきます。

【 なぜ水やりをしないのか 】

★ トマト栽培に限らず野菜は、茎に細かい毛が生えているのを見かけます。

・ 正式名称はトライコームと言って、植物の表皮細胞が伸びたもの…。このトライコームが甘~いトマト栽培に大きく影響するのです!これを育てなければなりません。

トライコームの役割は植物の種類によって微妙な違いはありますが、トマト栽培の場合は、害虫を寄せ付けない成分が含まれているほか、トライコームから空気中の水分を自力で吸収する力があります。

水やりをしたか、しないかでこのトライコームの長さにはかなりの違いが見られるようになります。トマトを甘くするためのコツはここにあるのです。

 

必要以上の水やりをしない

トマト栽培で育てたトマトが甘くなるためには、必要以上の水やりをしないことが大切です…が、なぜ水やりをしないことで甘くなるのか不思議!

【 どうしてトマトは甘くなるのか 】

★ 考えられる理由のひとつは、水分がなくなり、トマトの「生命維持機能」が作動しはじめるから。

・ 敢えて水やりをしない事で、トマト自身が空気中の水分を吸収する努力を始める、と言う訳です。

結果的に、実の液体濃度が高くなります。さらにトライコームが積極的に活動することで、トライコームでふさふさの茎に…。そして、トマトの実は液体濃度が濃くなることによって、どんどん赤くなるのです!

 

スパルタ・トマト栽培!

このような理由から、トマト栽培でトマトを甘くするコツは、スパルタ育成法と言う訳です!さらには肥料も与えるのを控えることで、よりスパルタに!濃度をギュッと凝縮させて甘くしていきます。

【 甘いトマト栽培では、肥料も与えない? 】

★ さらに、プロ農家では、あらゆる水分吸収を抑えるため、多くの工夫が見られます。

・ 根元の土をビニールで覆う
・ 雨水から避けるための工夫

…枯れてしまうのではないかと心配になるところですが、トマトの生命力を信じてトマト栽培は行うことが必要です。

 

他にもあるトマトを甘くする育て方

トマトを甘く育てる方法はそれだけではありません。甘いトマト栽培は、近年ではプロ農家だけではなく、趣味の野菜菜園の方々まで、さまざまに工夫や研究を続けています。

【 甘~いトマト栽培の工夫 】

・ 塩分の含まれた土でトマトを栽培する方法

・ 天然の肥料であるバッドグアノを与える方法

…などなど。

興味のある方は是非、さまざまに挑戦して、より甘いトマト栽培を実現してください。

 

トマト栽培の基本をおさらい

甘くするコツを掴んだところで、トマト栽培初心者向けに、基本のコツもお伝えします。基本ですが、トマトはナス科で夏野菜。種の場合は3月にポットへ種まきして、苗を育てます。

苗から育てる場合は、5月上旬を目安です。寒冷地域ならば6月ころまでに植え付けますが、初心者なら苗からが安心!

【 トマト栽培のポイント 】

① トマトを栽培する場所は、日当たり良く、水はけのよい場所

② 甘く育てる為には、ハウス栽培!

なぜなら、雨水除けが出来て余計な水分吸収をさせなくてよいからです。また、トマトを植えた周辺の土をビニールで覆う栽培方法もあります。

 

トマトは脇芽処理や、摘花を

【 まだまだある、トマト栽培のポイント 】

③ トマト栽培で注意したいのが脇芽の処理

・ 摘花、摘芯でトマトの成長は変わるので、特に脇芽はこまめにとるように心がけてください。

④ トマト栽培では、肥料のやりすぎには注意が必要です。

⑤ トマトの花は8つから9つ程を目安にし、それ以上に花がついていたら摘花してあげると実の付きが良くなります。

⑥ 葉が茂りすぎていると感じたら、葉の先3枚程度を切り落とし、短くしてください。

⑦ 肥料はあまり与えないほうがトマトも甘くなるため、土づくりの段階以外での肥料の散布は控えめに

トマトは開花後55日前後で収穫!その際に気を付けたいのが、不要になった葉の処理です。トマト栽培では、収穫したトマトより下の葉は、摘み取ってしまいます。収穫が遅れると実が割れてしまう原因に。熟したら躊躇なくいただいてください。

 

さて、トマト栽培で甘いトマトを栽培するコツとポイントは、文章で並べると複雑にも思えますが、実際に試してみると「与えない」と言うことなので、実はより手入れが簡単!とも言えます。

少し不安があるのが、甘いトマト栽培ですが、身近ですぐに食べられる食材だからこそ、美味しく甘く食べたいですよね。ちょっとしたコツだけなので、プランターでも畑でも、ぜひ実践したいもの。

水やりをしないで育てたトマトは、まるでフルーツのように甘く、さらに、コクが増します。お料理で、トマトを使う機会はとても多いですがら、水なし栽培で育てたトマトを使えば、いつもとは一味違う料理が楽しめるかもしれません。

本記事を参考に、ぜひ美味しいトマトが上手に育てて、家族を喜ばせちゃいましょう!

まとめ

家庭菜園、甘いトマトの育て方

・トライコームを活躍させると甘く育つ
・水やりを控えて、トマトの「生命維持機能」が作動!
・さらに肥料も控えて、スパルタで育てる
・塩分を含んだ土や「バッドグアノ」を活用する
・日当たり良く、水はけよく育てる
・トマトは摘芽や摘花をこまめにして、栄養を凝縮する


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