藤の花がきれいな名所、関西のおすすめスポット7選!


藤の花房が棚からいくつも下がっている様はとても美しく、4月の良く晴れた青空にとても映えますよね。公園などでもよく見かけ、花のころになると、藤棚の下のベンチで、子供連れや老夫婦が日よけもかねて眺めている様子など、見ているこちらもほっこりしてしまう事でしょう。

関西には、そんな藤の名所がいくつも存在することを知っていましたか。そこで今日はその中でも藤の花がきれいな名所、特におすすめのスポットを7つ選んでご紹介します。

中には車で行かないと移動が大変な場所も含まれています。しかし、ここで紹介する藤の花の名所は「名所」という言葉がぴったりだと思える素敵な場所ですので、近くに住んでいる方はもちろん、遠方の方も一度は訪れてみて絶対に損はさせません。是非一度、足を運んでみてください!

大阪府「熊野街道信達宿の野田藤」

ひとつめは大阪にある、熊野街道信達宿の梶本家にある藤棚です。この藤は、実は小さな鉢植えの藤が大きくなったものなのです。

小学校長だった梶本さんが、自宅の庭で鉢植えの藤を育て始めました。それが丹念な手入れにより、葯35年の時を経て、四方葯30メートルにも及ぶ大きさにまで成長し他のです。

それほど立派になった藤の花を是非近隣の方にも見てほしいと自宅を開放し出したのが約15年前から。あれよあれよという間に評判は広がり、見物客は毎年増える一方だそうです。また、その見事な藤の花は、大阪府による大阪府ミュージアム構想のベストセレクションにも選ばれました。

 

兵庫県「白毫寺の九尺藤」

L字型に伸びた120メートルにも及ぶ藤棚。毎年「九尺藤まつり」と称して夜間のライトアップも行われている百毫寺(びゃくごうじ)の藤の花は、地元メディアが毎年取材に来るほど有名です。

一房が長いもので約150センチメートルにも及ぶため、九尺藤と名付けられたのも頷けるボリュームと見ごたえがあります。また、境内にも白藤と山藤の藤棚があり、お寺のいたるところで季節の花を楽しむことができます。

ホームページやフェイスブックに開花状況や九尺藤まつりに関するイベントのお知らせを乗せているので、そちらをチェックしていくと楽しみも倍増することでしょう。

 

兵庫県「白井大町藤公園」

兵庫県北部と京都府の県境にある白井大町藤公園は、なんと山陰一の藤の名所といわれています。それもそのはず、百毫寺の九尺藤にも勝るとも劣らない、大きくて見事な花房をもつ藤の花が見られるだけではなく、白・ピンク・紫の色とりどりの藤が見られるのです。

藤棚は幅4メートル、長さは500メートルにも及び、心ゆくまで藤を堪能することができます。さらに藤の花だけではなく、スイセンや芝桜の名所としても有名で、藤の花と芝桜のコントラストには目を見張るものがあります。

藤の花が咲いている時期のみの開園となるため、閉園時期も藤の花の開花状況によって毎年変わってきます。行ってみたら閉園していて入れなかったなんてことを避けるためにも、事前に公園へ連絡するか、ホームページ、フェイスブックで確認することをおすすめします。

 

京都府「鳥羽水環境保全センター」

4月の下旬に一般公開されるセンターの施設とともに、120メートルの藤棚の回廊も見ることができます。37本もの藤の花が織りなす回廊は、藤の甘い香りとともに見る人を癒してくれます。

こちらは、最初は藤の名所としては認知度が低かったものの、その見事さから口コミやインターネット上で広まり、今や立派な藤の名所となりました。

京都では一番長い藤棚として知られ、公開に合わせて、多くの人が訪れます。駐車場も混み合うため、車で行く際は注意が必要かもしれません。

センター内の施設を見学できるのもこの時期だけです。せっかくの機会に施設内を見て回ることで、環境について考える自己啓発にもなるでしょう。

 

京都府「才ノ神の藤」

京都府の天然記念物にも指定された、推定樹齢2000年ともいわれる才ノ神の藤は、自生したヤマフジが御神木であるケヤキに絡み付いて大きく育ったものです。

共に樹齢を同じころとし、ケヤキは御神木として、藤は「枝を折れば腹痛の神罰あり」と大切にされてきました。

現在では、度重なる落雷によりケヤキの枝や幹がなくなってしまい、根元と下枝を残すのみとなってしまいましたが、藤は立派に育ち、2000年の歴史をその姿で悠然と伝えてくれます。

ノダフジは花房が大きく、見た目に豪華に見えるのが特徴で、ヤマフジはそこまで大きくなりません。しかし、香りが強く、藤棚の下にいると、藤の花の甘い香りが心地よく感じられます。日本でも珍しい、30メートル四方のヤマフジの藤棚は一見の価値ありといえるでしょう。

 

奈良県「春日大社 萬葉植物園」

藤の花房が垂れ下がり「砂ずりの藤」としても有名な藤を持つ春日大社の萬葉植物園。藤原氏の氏神様であり、春日大社の社紋も「下り藤」ということから藤の花はとても大切に育てられました。

現在では、約20品種、200本にもなる藤の花が見られる、まさに藤の名所といえる場所です。

また、萬葉植物園の藤は、藤棚ではなく立ち木形式の植栽をとっており、目線の高さで藤の花を楽しむことができます。様々な種類の藤の花が扇状に広がり庭園を彩る光景は素晴らしく、香りの強い麝香藤が華やかな気持ちを一層盛り立ててくれるでしょう。

なお、萬葉植物園には、萬葉園という万葉集に出てくる万葉植物を栽培した庭園もあり、藤の見ごろだけでなく楽しむことができます。

 

滋賀県「三大神社の藤」

毎年シーズンになると草津市の観光協会等に「藤の花の見ごろはいつごろになりますか」と問い合わせがくるほどファンの多い三大神社の藤。それを受けて、ホームページで藤の開花状況を公開しています。藤まつりも開催され、毎年、多くの人でにぎわいます。

こちらも、春日大社と同じく、地面の砂に擦るほどの見事なノダフジが有名で、「砂擦りの藤」といわれるほどです。樹齢は400年ともいわれ、草津市の天然記念物にも指定されています、その幹がつくり出す見事な曲線美にも目を向けてみると新たな発見があることでしょう。

 

さて、藤の見ごろは、早咲き遅咲きを含めても2週間程度と短く、儚いものです。しかし、その分、美しさ、壮観さは目を見張るものがあり、この短い期間を心待ちにしている人がいることも十分理解できることでしょう。

まだ、藤の花が好きな人はもちろん、藤の花の名所を訪れたことがない人にも、是非見てほしい光景です。夜間のライトアップをするところも数か所ありますので、そこではまた違った藤の花の表情を楽しむことができます。

藤の花の花言葉は「あなたを歓迎します」。その花言葉どおり、温かく迎え入れてくれた藤の花に癒されること間違いなしでしょう。

まとめ

藤の花がきれいな名所、関西のおすすめスポット7選!

・大阪府「熊野街道信達宿の野田藤」
・兵庫県「白毫寺の九尺藤」
・兵庫県「白井大町の藤公園」
・京都府「鳥羽水環境保全センター」
・京都府「才ノ神の藤」
・奈良県「春日大社 萬葉植物園」
・滋賀県「三大神社の藤」


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