ガーデニング初心者必見!すぐに実践可能な5つのコツ

ガーデニング初心者必見!すぐに実践可能な5つのコツ
ガーデニングの初心者には花を植えるまでにたくさんの不安や心配事がありますよね。枯らさず育てられるのか、道具は何から揃えればいいのか、どんな花を植えればいいのか、考えれば考えるほど悩みは増えていきます。ですが実際に始めてみないとわからないことはたくさんあります。

それはガーデニングの初心者も経験者も変わりません。初めて育てる植物がちゃんと育ってくれるか心配に思うものです。インターネットや書籍でいくら勉強しても実際に上手く育つかどうかはやってみなければわからないのです。

単純にお家のベランダや玄関に花や植物を飾りたい人や、プランターに花畑のようにたくさんの花を咲かせてみたり、壁やフェンスに吊り下げることのできるハンギングバスケットと呼ばれるものにブーケのように色とりどりの花を寄せ植えしたいなどの憧れを持つ人など、ガーデニングの初心者の人にもそれぞれ思い描く花の姿がありますよね。

ガーデニングは好奇心や楽しむ気持ちがないと続きませんから、思い描く理想のガーデニングを忘れずにいてくださいね。最初からたくさんの花を思い通りに咲かせることは難しくても、いくつかのコツを押さえておけば花を枯らさず育てることは難しいことではありません。そこで今回はガーデニング初心者必見!すぐに実践可能な5つのコツをお伝えします。

 

ガーデニング初心者必見!

すぐに実践可能な5つのコツ

 

育てやすいものを選ぶ

もし育てたい花が決まっているのであれば購入前に病気にかかりやすくないか、暑さや寒さに極端に弱くないか、また虫が好むものではないかを調べてみてください。もし当てはまるものが複数あるのであれば一度購入を見直しましょう。

なぜなら病気・気候・害虫の対処はガーデニングの初心者がつまづきやすいポイントだからです。花の病気は薬剤選びや薬剤の使用の加減がガーデニングの初心者には難しく、気温の対策はというと置き場所だけではどうにもならないこともあり、その場合は夏には遮光ネットをかけたり冬には風除けや霜除け、土を変えるなどの様々な遮光・断熱・保温方法をとらなくてはいけません。

害虫に関しては虫が苦手な人も多いですが花に虫はつきものです。害虫の予防や駆除は薬剤に頼る方法もありますが、前述した通り薬剤選びや使用はガーデニングの初心者には負担になります。

避けられる面倒や負担は回避しておきましょう。病気に強く、暑さや寒さに強く、虫がつきにくいものが一般的に育てやすいです。全てが揃っているものを選ぶのは難しいですが、自分が妥協できる条件のものを選べば選んだ花が持つ弱さを乗り切ることも決して無理ではないと言えます。

 

毎日様子を見ることができる位置に置く

花や植物が枯れてしまうひとつの理由が異変に気づけないことです。病気や虫害、それらは毎日草花の様子を見てあげることで予防できます。なんとなく元気がなかったり変色や穴があいている等、枯れてしまう前に草花からのサインがあるので、1日ですっかり枯れてしまうことはほとんどありません。

毎日必ず目につく場所に置いておけば水やりを忘れていたなんてことも防げますし、水やりのついでに観察することを癖付けておけば病気のサインにも早く気づくことができますね。

観察することを異変のチェックと思うと義務化してしまって負担になりますので、「大きくなったかな」だとか「新芽や花芽がないかな」と観察を楽しむ気持ちで、ついでに葉の裏も覗き込んでみてください。

新芽や蕾は柔らかいので虫が好んで寄ってきます。見つけた場合は優しく水で洗い流したり拭き取ることで対処できます。苦手な人が多い害虫もすぐに気づけば駆除も簡単ですが、何度も虫がつくようなら置き場を少し変えてみたり、ガーデニングの初心者でも比較的扱いやすい多くの種類の花に効くような害虫予防や駆除の薬剤を買ってくるのもいいでしょう。薬剤を使用するときは必ず取扱説明書に従ってくださいね。

 

ガーデニンググッズはお気に入りのものを見つける

ガーデニングを始めるとき、最初に揃えておきたいものは苗と鉢植え・プランターと土だけではありません。スコップや草花専用のハサミ、素手や軍手でも良いですが肘あたりまでカバーできるようなガーデニング用のグローブやエプロンなどもあると便利ですよ。

最近では北欧雑貨やDIYが流行り、花や観葉植物を育てたり飾る人が増えた恩恵か、ガーデニンググッズも可愛いものやお洒落なものを見かけることが増えてきました。DIYに通じた人などはオリジナルのガーデニンググッズを作っていたりもしますが、ガーデニングの初心者さんは大型雑貨店やインテリアショップに足を運んでお洒落なガーデニンググッズを探してみてください。

ホームセンターや園芸店で売られている一般的で安価のものを選ぶのもいいですが、初心者だからこそ、最初に使うものはお気に入りのものを見つけて欲しいですね。お気に入りのグッズを使うと自然と気分が上がりますし、ガーデニングには楽しいという気持ちが必要不可欠ですから、花だけでなく毎日目にする鉢植えやスコップ、グローブなどのグッズにもこだわりを持って選びましょう。

見ることが楽しい・楽しみという気持ちは必ず花に目をやる回数や足を運ぶ回数を増やしてくれます。花を枯らさず育てるために一番大切なことは、花を忘れず放置しないことです。

 

種よりも苗の方が育てやすい

種から芽が出て花が咲くまでは長い時間を要します。また、花が咲くまでに病気や害虫、鳥や猫などからも小さく弱い苗を守っていかなければいけません。やっと芽が出た矢先に病気や虫に食われてしまったのでは次の花を育てる気持ちも折れてしまいます。

ガーデニングの初心者が経験しなければいけない大切なことは枯らさないことではなく成果を感じることです。頑張ってお世話をした先の「花が咲いた」「実がなった」といった成果が間違いなくガーデニングの初心者にとっての大きな自信になりますし、それがガーデニングの醍醐味であるからです。

さて、花を育てるときは種と苗のどちらがガーデニングの初心者に向いているでしょう。花や実を目にするのはやはり種よりも少し成長して丈夫になった苗の方が病気もしにくく開花や結実までの日数も短い為、ガーデニングの初心者が最初に植えるものは苗を選ぶことをおすすめします。

最初に健康な苗を選ぶことが今後枯れにくくする大事なポイントのひとつです。健康な苗とは、まず第一に茎が太くてしっかりとしたものであり、下葉の数が多くて厚みとツヤのあるものです。

頼りなくひょろひょろと間延びした大きな株より小さくてもぐらつきのないものを選び、葉の黄ばみや斑点、縮れたような葉は病気を持っている可能性が高いため除外しましょう。

その時にハダニやアブラムシ、ナメクジやダンゴムシなどの害虫が潜んでいないかチェックすることも大切です。健康な苗は枯れにくく、肥料や栄養を吸収し易いためよく育ってくれる苗ですから、ガーデニングの初心者こそ健康な苗選びにこだわって欲しいと言えます。

 

ガーデニングの初心者が勘違いしている水やりの仕方

ガーデニングの初心者が花を枯らせてしまう原因に「水やり」があります。花には毎日水をあげないといけないと思っている人は水やりで草花を枯らせてしまう可能性がありますので、基本的な水やりを覚えましょう。花には水が大好きだったり、少し乾燥しているような状態が好きだったりとそれぞれに好みがあり、水不足も水のやりすぎも花にとっては負担になります。

売られている苗のポットに刺さっている花の写真が入った札の裏には、その花の情報とどのような水やりをすればよいのかなどのお世話の仕方が書かれている場合もありますから、苗を購入する時にチェックしてみてください。

ガーデニングの初心者が勘違いしがちな水やりの基本は「毎日決まった時間に決まった量をあげる」のではなく、「必要としている時にたっぷり水を補給してあげる」ということです。

気温や湿度、日照りは毎日違います。例えば草花を外に植えている場合であれば雨の日にわざわざ水やりをする必要はありませんね。これは「雨が水やりの代わりになるから雨の日には水やりをしなくていい」という認識であるといえます。

実は水やりというのはそういうもので、鉢の中に水が常にある状態だとカビや根腐れを起こしてしまいます。鉢の表面が乾いてないぐらい鉢の中に十分に水分があるようなら雨が降った日と同じ状態と言えますから、水やりは必要ないのです。

また、水やりは朝のうちにするのが基本ですが、真夏で強い日照りが続く時期などは朝に水やりをしても夕方には土がカラカラに乾いていることが多く、その場合は朝の水やり前と同じ状態であるということから、水やりをしなければいけない状態であるといえますね。

水やりのポイントは「表面の土を触ってみてパラパラと乾いている状態」であれば「鉢底から水が流れ出るぐらいたっぷり与える」ということです。基本の水やりを押さえておけば、水やりで花が枯れてしまうといった問題を回避することができますので、早速覚えて実践してください。

 

いかがでしたでしょうか。ガーデニングの初心者に着目して欲しい「育てるコツ」は簡単に実践できるものばかりです。この5つのポイントを押さえておくだけで花が枯れるのを避けることができますし、育てやすい花であれば必ず花を咲かせてくれますよ。

そこから花を増やしていくのも夢ではありません。いずれ、花を育てるのが楽しくて、花の種類や数が増えすぎて困ってしまったなんて嬉しい悩みも生まれてくることでしょう。

何度も繰り返すように、何よりも楽しむということが大事です。経験者でも花が病気にやられたり、虫にやられたりして枯れてしまったということを何度も経験しますが、それでも新しい花を育てるのはやはり花の成長を見るのが楽しいからです。

自分がお世話している花が蕾をつけ、蕾が膨らみ、花が咲くのを見守るのはとてもドキドキしますし、成長を嬉しく思い、喜びを感じる時間です。失敗を恐れず、チャレンジしてくださいね!

まとめ

ガーデニング初心者必見!すぐに実践可能なコツは

・はじめに育てるものは強くて育てやすいものを選ぶ
・毎日様子を見ることができる場所に置いて成長を楽しむ
・ガーデニンググッズは気分が上がるお気に入りのものを選ぶ
・育ちの早い苗を選んで花や実を見ることで枯らさず育てられたという自信をつける
・正しい水やりの基本を押さえることで水やりによる失敗は激減する


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