出産を控えたママ・パパ、娘さんの名前はもう決まっていますか?一生その名前を背負っていくのですから、素敵な名前を贈ってあげたいものですね。
そこでおススメしたいのが花の名前です。花の名前は短命であった戦前は「散る」「咲くのは一瞬」などのイメージから、縁起担ぎのために避けられてきました。けれど、花の名前は世界中の多くの国でも使われており、万国共通で愛されているのです。
花の名前は、実物から親の描いた理想をイメージしやすく、また子供にも名付けた理由を説明しやすいのです。将来、国際結婚なんてなった時にも、相手の男性に紹介しやすいかも。
今回は花の名前を女の子につける時に☆個性を出す為の7つの工夫を紹介します。
花の名前を女の子につける時に☆
個性を出す為の7つの工夫
美しい人気の花は漢字で差をつけましょう
美しい心を持っていそうな「ユリ」「スミレ」「サクラ」。これらは女の子の名前で人気の文字です。
美しく純真で優しい、印象画の女性のようなイメージです。名前の与えるイメージは大事です。大手企業がキラキラネームを敬遠するという記事も出るほどです。
ただし、人気の名前なので付けるのならあまり珍妙ではない漢字を使うのも良いでしょう、咲良、有里などです。桜の花言葉は純潔、百合は無垢。菫は誠実。いずれもきれいなイメージです。
言葉通りの名前を付けてあげましょう
日本には言霊という言葉があるように、口に出した言葉には魂が宿り、その言葉通りになるという考え方があります。
清らかでしとやかなイメージを持たれやすい花の名前。その花姿を想像しやすいので、言葉にもそれが乗ります。立ち居振る舞いが清らかでしとやかな、大和撫子のような女の子に育つことでしょう。
アカネは葉がハート型で小さな花が咲きます。赤根は昔は紅い染料として利用されていて、日本人の生活に密着した植物です。ナズナはアブラナ科の植物で春の七草のひとつ。どちらも親しみやすさが伝わるでしょう。
こういう人に育ってほしいというイメージが具体的に伝わるでしょう
小学校になると、授業の一環で自分の名前の由来を聞いてこようというものがあります。
そんな時「この花のような女の子になってほしくて」と図鑑等を見せれば一目瞭然です。子供は自分の生い立ちのイメージが湧きやすく、そうなれるように頑張るのです。
アヤメは、いずれアヤメかカキツバタという言葉があるように美しさの代名詞でもある花です。
心も美しく育つことでしょう。楓や紅葉は秋になると赤く染まり山々を染めます。人の心にともるような人に育つに違いありません。
どんな苗字にも合わせやすくしてあげましょう
花の名前はどんな苗字にも合わせやすいということが挙げられます。
夫婦別姓も実現が可能になりそうな時勢ですが、まだまだ女性が男性の姓を名乗る風潮は続きそうです。嫁に出す時のことまで考えるのが親というもの。
花の名前を付けることこそが、もう工夫している音になるのです。蓮の花の蓮は聖なるものの象徴です。蓮は泥から出てくるが泥に染まることがないので、インドなどで愛されている花です。
撫子は撫でたくなるほどかわいい、という意味でつけられた名前です。万葉集に読まれるほど古くから愛された植物です。
いくつになっても似合う名前をプレゼントしましょう
女優の吉永小百合さんを見てもわかるように、花の名前はいくつになっても似合うものです。
吉永小百合さんほどの品は身につけられないかもしれませんが、40代、50代になった時にも名は体を表すの言葉の通り、その花のような品格を身に着けていることでしょう。
藤や梅などは和風過ぎて小さい子供には響きとしては古風すぎる印象があるかもしれません。が、藤は優しさ。梅は高潔など、花言葉は人となりを表すのにとても素敵なものです。
親しみを持たせてあげましょう
花の名前には親しみを持ちやすいという利点もあります。
誰もが一度は聞いたことがあるだろう名前にしてあげましょう、印象も艶やかだったりするよりは親しみやすいよく見かける花のほうが良いでしょう。人間は一度見聞きしたことがあるものには警戒心が薄れる傾向があります。
それを利用して、子供の名前にすれば、気立ても良く誰からも好かれる人に育つでしょう。桃は日本書記・古事記の中でも魔を払う力があるとされる長寿の果実です。
花言葉も気立てのよさと日本人の女性に求められそうな意味です。
画数の変換も自在にできます
日本の命名では、姓名判断で吉数の良いものを選んだりします。その時の悩みの種は画数。けれども、花の名前はたくさんありますし、ひらがなやカタカナでも表記に違和感がなく、幅が広がります。
麻は古来から布の材料に使われる植物です。花言葉は運命。すくすく伸びる様はまるで自分で運命を切り開くかのようですが、この麻、朝・亜紗などにも書き換えられ、また別の意味を持つ字と足して画数をそろえたりもできます。
麻子・麻美などです。画数もイメージも素晴らしいものをつけてあげたいですね。
いかがでしたでしょうか。
女の子が生まれたら花の名前もいいなと思えたかと思います。誰もが知っている名前は漢字を少し変えたり、吉画の漢字を探したり、自分たちがこうなってほしいというイメージぴったりの花言葉を探したり。
みんなに可愛い、似合うと言ってもらえるような。その名前をもらったお子様自身も育つときに糧にできるような。
素敵な花の名前を見つけて、大切な我が子にプレゼントしてさしあげてください。
まとめ
花の名前を女の子につける時に☆個性を出す為の7つの工夫
・美しい人気の花は漢字で差をつけましょう
・言葉通りの名前を付けてあげましょう
・こういう人に育ってほしいというイメージが具体的に伝わるでしょう
・どんな苗字にも合わせやすくしてあげましょう
・いくつになっても似合う名前をプレゼントしましょう
・親しみを持たせてあげましょう
・画数の変換も自在にできます