育てやすい野菜なら、家庭菜園は楽しそうだし、野菜も食卓に並べて活用できるため、「やってみたい!」と言う方の多い趣味。ただ初心者であれば、始めてはみたいものの、ちゃんと収穫まで育つか不安ですよね。
家庭菜園は自分で栽培することで、家庭で安心して食べられるという点でも、それだけで価値があり、おすすめしたい役立つ趣味!確かに育てる不安はありますが、育てやすい野菜を選べば、小学生の頃を思い出しながら、気軽に始められるはずです。
ただ、「始めよう!」とは思っても、何も知らなければ、何が育てやすい野菜なのかさえピンとこないもの…。しかもスペースもあまりないなど、それぞれの暮らしぶりに心配な点は多いですよね。
そこで今回は、狭いスペースでも育てられ、初心者でも簡単に栽培できるような、育てやすい野菜をいくつかお伝えします。
育てやすい野菜から始める家庭菜園☆
おすすめ7つの品種
育てやすい野菜の定番、ミニトマト
ベランダで栽培すると絵になるのはやっぱりトマト。トマトは意外と育てやすい野菜として有名!しかもたくさんできやすい野菜でもあります。ソースにしたりなど、保存もきちんときく野菜でもあるので、たくさん取れてしまっても安心。
【 育てやすい野菜、ミニトマト 】
★ 昼間の気温が20度くらいになったら、植え付けのタイミング!ちょうど春頃から育てるのが良いタイミングだと言えます。
・ 栽培期間は1ヶ月程度。ポイントとしては、倒れないように支柱を立てて支え、育ち過ぎないようにしていくのが大切です。
おしゃれな彩りの、ラディッシュ
鮮やかな赤い根っこと、シャキシャキとして歯ごたえが特徴のラディッシュ。真夏と真冬以外なら栽培できる、育てやすい野菜!栽培期間は20日から30日とお手軽な野菜です。
【 育てやすい野菜、ラディッシュ 】
★ ベランダなどの狭いスペースでもちゃんと育つので、少ないスペースで育てたい初心者さんことおすすめ!
・ ポイントとしては、日当たりと水はけのよい場所に種を蒔くのが大切。芽が出始めたら、間引いて株同士の間隔を空けて、生育をよくしてあげてください。
本葉が5~6枚になり、ラディッシュの直径が2~3cmほどになったら、収穫のタイミングです。
スーパーで買って育てる、豆苗
豆苗とは、えんどう豆の若い芽のこと。中国では昔、高級食材として扱われていたと言う話も…。いまでは栽培が簡単なことから、近年はスーパーでよく目にするため、高級食材なんて想像できないかもしれません。そして、育て方もとっても簡単!
【 育てやすい野菜、豆苗 】
★ スーパーなどで買ってきた豆苗の茎を切り取った後、根の部分を水に浸けておくだけ!
・ 7~10日後にまた収穫することができます。凄い生命力に驚くはず。
注意しておきたい点としては、水は腐りやすいところ…。そのため、水は毎日取り替えて育てて行くと安心です。
緑のカーテンで人気の、ゴーヤー
ゴーヤーは、夏の暑さ対策として、緑のカーテンとしても有名な野菜。栄養価も高くビタミンCがたっぷり含まれています。独特の苦味があるので、炒め物や酢の物にして楽しむのがおすすめ!
ただし豆苗などと比べると、すぐには収穫できないので、すこし手間がかかってしまいます。
【 育てやすい野菜、ゴーヤー 】
★ 種まきは4~5月、苗植えは5~6月に行います。太陽の光を浴びることで、つるを元気に伸ばしていくので、適宜余分な葉は切っていき、横に株が広がるようにするのがポイント。
・ 本葉が7~10枚になったら、本葉を4~5枚残して太いつるを切り落としてください。
花が咲いて、2~3週間で表面のイボが大きくなってきたら収穫どき。逆にあまり放置しすぎると、今度は熟れ過ぎて苦味が消えてしまうので注意が必要です。
夏に大活躍!オクラ
オクラは南アフリカなどを中心とした、とても暑い地域が原産の野菜。ねばねばした食感が夏バテの時期にも最適な野菜です。なので暑い環境でも丈夫に育つのが特徴!
【 育てやすい野菜、オクラ 】
★ 実は逆に、気温が高いほうが、たくさんの実を収穫することができるのがポイント。
・ 植え付けは4~6月が適期で、根を深くはるので、深さのあるプランターを準備。草が高くなってきたら、支柱で株を支えるだけでオッケーです。
春も秋も育てられる、春菊
春菊は、鍋に入れる野菜として欠かせないもののひとつ。独特の香りがあり、幼いときは食べられなかった方も多いのではないでしょうか。冬を越せた株は、美しい花を咲かせることが、名付けの由来。
【 育てやすい野菜、春菊 】
★ 春と秋どちらの季節も育てることができるのが、嬉しい春菊。はじめて栽培するなら、虫や病気の心配が少ない秋に育てはじめるのがおすすめです。
・ 種は日の光がないと発芽しないので、種まきの後は土を被せずに育てることがポイント!
一ヶ月も経てば収穫!キュウリ
インドやヒマラヤなどの暑い国が原産国のキュウリ。日本でも古くから栽培されている記録が残っているような、歴史の長い野菜!熟した実が黄色くなり、「黄瓜」と呼ばれたことが、キュウリの名前の由来。
【 育てやすい野菜、キュウリ 】
★ 生長が早く、苗を植え付ければ一ヶ月ちょっとで収穫できるのが、家庭菜園初心者に人気の理由。
・ 株同士の間隔を40cmほど空けて、ネットを張ってつるを絡みやすくすることがポイントです。
いかがでしたでしょうか、育てやすい野菜の数々は暑さ寒さに強かったり、乾燥に強いなど、丈夫にどんどん育つのが特徴。そのためか、狭い環境でも楽しく家庭菜園できる野菜も多いです。
狭いベランダでもプランターひとつあれば、お好みの野菜を栽培することができちゃうなら、ぜひ試してみたいもの…。自分で作った野菜を頂くのは、とっても贅沢なことではないでしょうか。
今回はベランダでもOK!初心者さんでも簡単に始めるベランダ菜園にもおすすめの、育てやすい野菜を7つピックアップしました。
お庭がなくてもプランターなどでも育ちやすい野菜なら、きちんと育てることができるはず。簡単に栽培することができる家庭菜園、育てやすい野菜から楽しく始めてみてください。
まとめ
初めての菜園におすすめの、簡単野菜
・ミニトマトなら丈夫に育ち、保存も便利
・ラディッシュはすぐに収穫できる!
・豆苗なら、スーパーの食材で栽培スタート
・少しの手間を楽しみたいなら、ゴーヤー
・暑い場所にも強いオクラは、たくさん収穫
・春菊を初めて育てるなら、秋がおすすめ
・一ヶ月ちょっとで生長、収穫できるキュウリ