サボテンの育て方をマスターできたら楽しそうですよね。棘を付けた個性的な姿が人気のあるサボテン。観賞用としてとても人気があり、様々な種類のサボテンが販売しています。
しかし、そんなサボテンの育て方は、意外と難しくって大変!サボテンは世話の手間が少なく、育てやすい植物と思われがちですが、実は育てるのが意外と難しい植物でもあるんです。
なので、「試しにちょっと育ててみたけど、すぐに枯れてしまった!」などの声も良く聞くもの…。実はサボテンを上手に育てるには、ちょっとしたサボテンならではのポイントがあるのです。
そこで今回は、そんな意外と間違えやすい、サボテンの育て方のポイントをお伝えします。この記事を参考に、ぜひそんなサボテンの育て方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
サボテンの育て方マスター☆
意外と間違えやすいポイント
サボテンの基本情報
まずはサボテンの育て方の前に、少しサボテンの基本情報についてお伝えします。サボテンはサボテン科の植物の総称。なので、サボテンと一口に言っても様々な種類があります。
原産地は主に南北アメリカ大陸。基本的に乾燥地帯を好みますが、中には寒さに強い種類もあり、思っている以上に色々な種類のサボテンがたくさん!
【 サボテンの育て方☆基本情報 】
★ この種類によって、サボテンの育て方も多少変わってくるので注意。サボテンを育てる場合、買った際のラベルなど名前が分かるものは取っておくのがおすすめです。
・ そんなサボテンの基本的な植え替え時期は3月~4月。種類によっては5月~10月頃に花を咲かせるサボテンもあります。
サボテンの水やりの頻度
ということで、ここからはそんなサボテンの育て方で間違えやすいポイントについて、お伝えしていきます。まず初めにお伝えするのは水やりの頻度について。
サボテンの育て方で特に間違えやすいポイントは、この水やりの頻度についてなのです。乾燥した場所に生えているイメージの強いサボテン。そのため、水がなくても成長すると思われがちですが、そんなことはありません。
【 サボテンの育て方☆水やり 】
★ 実は普通に水を好む植物です。他の植物と同様に水やりを行うのですが、この水やりの加減がとっても難しいポイント。
・ サボテンへは、土が完全に乾燥してから、たっぷりと水やりを行うと◎。土が完全に乾燥してからでないと根腐れを起こしてしまうことも多いのです。
この土の乾燥は目では分かり難いので、鉢を少し持ち上げて重さをチェックしながら与えるのがおすすめ。ずっしりと重ければ、まだ土の中に水分が残っていますし、逆に普段よりも軽い感じなら完全に乾燥している証拠です。
サボテンの水やりと季節の違い
また、サボテンは季節によって必要な水分量が異なります。なので、与える水の量も、季節によって変えるのがポイント!
【 サボテンの育て方☆季節での水やり 】
★ 春から秋にかけては、サボテンは普通に水を必要とするので上記の頻度で水やり。大体1週間から2週間に1回程度が目安です。
・ 対して、冬になると途端に成長を止めてしまうので、水やりをあまり行わないようにしてください。
サボテンの成長度合いによって異なりますが、冬場の水やりの目安は大体1か月に1回程度でOK。少し難しいですが、とりあえず冬場は水やりの必要がない、と覚えていただければ大丈夫です。
サボテンに適した日当たり
サボテンの育て方では、日当たりまで配慮してみてください。サボテンは日当たりの良い場所を好む植物!
【 サボテンの育て方☆置き場所 】
★ そのため鉢植えなどで育てて、日の当たる場所に移動できる育て方が初心者向き。さらに先ほどお伝えした通り、サボテンの水やりの量はとても繊細なので、雨風の当たらない場所を選ぶ方がベター。
・ 雨に当たったりするとこの水分量の調整が狂ってしまうので、屋外で育てる場合も、雨には当てないようにしてください。
また、サボテンは砂漠で育っている印象の強い植物のため、暑い所に強いと思われがちですが、直射日光に当たると普通に葉焼けしてしまうことも…。なので真夏の直射日光も避ける方がベターです。
サボテンを育てる温度と冬越し
続いて、サボテンの冬越しについてお伝えします。暑い地域で育つ印象の強いサボテンですが、意外と寒さに強い植物。
【 サボテンの育て方☆冬越し 】
★ 多くの種類が5℃までなら、平気で寒さにも耐えます。なので、室内へ取り込んでおけば冬越しはそれほど難しくはありません。
・ むしろ、寒さに当てると、翌年に花を咲かせる種類まであるほど!
ただし、どの程度の寒さまで耐えるかは種類によってその温度が異なるので、冬の前に育てているサボテンの種類を確認しておくと安心です。
サボテンの植え替え
【 サボテンの育て方☆植え替え 】
★ 初めにお伝えした通り、サボテンの植え替え時期は3月~4月。根がパンパンに張ってきていたり、根詰まりが気になるなら、この時期に一回り大きな鉢を準備して植え替えをすると安心!
この際、土が湿った状態で鉢を植え替えると、苗が傷んでしまうことがあるので、完全に土が乾燥したのを確認してから、植え替えてください。
いかがでしたでしょうか、ここまでサボテンの育て方のポイントをお伝えしました。育てるのが簡単なイメージの強いサボテンですが、いざ育ててみると思った以上に難しい植物。
特に水やりの調整が難しく、与えすぎても少なすぎても枯れてしまうところが大きな難点。この水やりの頻度は種類だけでなく、サボテンの個体によっても差があるのも、注意してください。
サボテンも生き物のため個体差があり、こうすればいいという決まった頻度や量の水はなく、よくその鉢のサボテンの体調を見ながら与えるのがポイント!
ただし、サボテンの育て方は少し扱いが難しい代わりに、一度育て方をマスターしてしまえば、栽培の手間が少なく済む植物でもあります。
雑貨店などでも多く販売されていて気軽に手に入るため、とてもおすすめの植物!ぜひ興味のある方は、サボテンの育て方のコツに沿ってチャレンジすれば大丈夫!サボテンの育て方をマスターして、かわいいサボテンを育ててみましょう!
まとめ
サボテンの育て方のポイント
・育て方は種類によって異なる
・水やりは完全に土が乾いてから
・冬場は水やりを控える
・日当たりが良く雨の当たらない場所を好む
・冬越しは基本的に屋内で
・植え替え時期は3月~4月