家庭菜園でトマトを増やす5つのコツ


トマトは美味しくて栄養価が高い野菜の代表です。料理やサラダで日常的によく食べるという方は、家庭菜園でトマトを上手に増やして育てていくことが出来たら嬉しいですよね。家庭菜園の定番であるトマトですが、市販の苗をいつも育てるという方は多いはずです。

しかし、コツさえつかめばひとつの苗から分けた脇芽などで簡単に増やしていくことができてお得に育てることができます。それでもしっかりと実がなるようにするには手順を守りコツをつかむことが大切です。

初心者の方には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、いくつかのポイントを守るだけなので大丈夫です。たくさん増やしてたくさん収穫するという良い循環がめぐるのは家庭菜園の醍醐味です。そこで今回は家庭菜園でトマトを増やすコツについてお伝えします。



 

家庭菜園でトマトを増やす

5つのコツ

 

トマトの増やし方


家庭菜園でトマトを育てるにあたって「増やす」ということはとても大切。トマトは種子や市販の苗から育てることができるのはもちろん、挿し木から育てることができます。

「挿し木」とは、人為的に植物を増やす繁殖方法で、植物の一部を土に植えて発根させて増やすことを指します。トマトの挿し木は、葉の付け根の部分にある脇芽や摘芯をした挿し穂を用いることで思いのほか簡単に発根をさせることができ、収穫まですることが可能です。

 

挿し穂(さしほ)とは


挿し木をする時には、「挿し穂」が必要となります。挿し穂とは、植物の脇芽や摘芯をした部分のことで、脇芽は小さいうちに摘むのが適しています。家庭菜園でトマトを育てる時には脇芽を摘んで美味しいトマトを育てるというのが一般的で、脇芽を取ったらそのまま捨ててしまいます。

そんな脇芽を有効に活用してどんどん増やしていけるのが挿し木なのです。また、脇芽以外にも成長している新しい茎を使っても良いですが、カットする時には注意が必要です。よく切れるハサミで切って、菌が入りやすくデリケートな場所である切り口は清潔な状態にしておきます。

根の量は少なくなりますが、根が出るスピードが早い「斜め切り」と、根が出るスピードは遅いものの根の量がたくさん出る「水平切り」を使い分けるのも大切です。その時に下葉が付いている場合は、先端の3枚ほどを残してあとの葉は取り除きます。このように上手に挿し穂を準備することが上手に挿し木をするポイントです

 

挿し木の手順


家庭菜園でトマトを育てる時にはミニ・中玉・大玉と様々な品種がありますが、どの大きさでも挿し木で育てることができるのです。トマトの挿し木は暑くなる時期の前である6月頃が適していて、挿し木の手順としては、以下の通りです☆

①挿し穂を準備
②数時間~1日きれいな水の入った容器に浸けて置く
※茎や葉、全体を見てピンとしていればしっかりと水が上がった状態です。
③使い古しではない新しく清潔な土を用意して優しく植え、たっぷりと水を与える
④その後は土の表面を見ながら水やりをして明るい日陰で管理する

 

挿し木はいくつかの方法があります


上記でお伝えした挿し木の方法は、水にしばらくつけて土に植えるというものですが、家庭菜園でトマトを挿し木で育てるのには他にも方法があります。一つ目は、水に浸けて発根するまで待つという方法

目安としては1~2週間、水の入ったビンなどの容器に挿し穂を入れて、切り口から3分の1あたりまで水に浸らせておきます。その後は明るい日陰に置き、水を交換しながら管理。根が出てきたら優しく土に植え替えて水やりをしておき、しばらくすると定着していきます

二つ目は、挿し穂を準備して、すぐに土に深く挿して植えておくという方法。すこし強引に感じるかもしれませんが、環境が合っていれば発根して育っていきます。注意したいのは、根が出ておらず、蒸発の早い挿し穂は時間とともにしおれていきやすいということです。

そのまま土に植えるという点から考えてすぐに土に植えることがおすすめ。また、発根を確認していないため、水の管理だけは欠かさないようにしましょう。十分に発根し、葉が増えるなどの成長を確認できるまでは、土の表面が乾燥したら水やりをするというようにしっかり様子を観察します。

 

挿し木のメリットとは


家庭菜園でトマトを作ったことがあるという方も、これから挑戦してみたいと考えている方も、挿し木の魅力に気付かれたはずです。一番のメリットとしては1~2つの苗からたくさんの株を増やして、多くの収穫が期待できます。そのため種子から育てたり、苗を多く購入する必要がありません。

トマトをたくさん食べたい!と思う方にはもってこいの方法で、植える時期がずれることも長く収穫するためのメリットのひとつ。家庭菜園でトマトを育てる場合は夏が最盛期で秋には収穫が終わりに近づき、そこで時期をずらして植えた挿し木の株が順調に育てば長く収穫を見込むことができます

 

いかがでしたでしょうか。トマトを増やしていく挿し木のメリットを知ると、家庭菜園でトマトを育てる時に挿し木に挑戦したくなるはず。その理由は、本来摘んで捨ててしまう芽の部分を有効に活用することができるという手軽さと、育てる時期がずれていくため長い期間多くの実を収穫ができるということです。

また、挿し木の手順も特別難しいものではなく、初心者の方にもおすすめできる方法ですので、トマトの挿し木に慣れたら、育てている時に折れた枝を見つけた時や、間引きたい枝で挿し木にすることができるので、覚えておくようにします。自分で育てたトマトは安心して食べることができますので、是非トマトの家庭菜園をする際には挿し木に挑戦してトマトを増やしていってみてはいかがでしょうか

まとめ

家庭菜園でトマトを増やすコツは

・挿し木について学ぼう
・挿し穂を上手に用意しよう
・挿し木に挑戦しよう
・自分がしやすい方法で挑戦しよう
・挿し木のメリットを知ろう


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