レモングラスの効能をフルに活用☆嬉しい効果と使い方

レモングラスとレモングラスティーのイメージ
ラベンダーやカモミールなど可憐な姿をしているものが多いハーブの中では、 スッキリと細長い葉っぱのようなレモングラスはちょっと見た目が損をしているハーブですよね。でも、レモングラスの効能は他のハーブにひけをとるどころかとても優れていることが注目されています。

その香りは本物のレモンよりも柔らかで、ハーブ特有のクセもとても少ないので料理やお茶の味の邪魔をしません。レモングラスはインド南部やスリランカなどのアジア生まれ。インドでは「チューマナ・ブールー」の名で、何千年にもわたって、解熱や感染症を治す薬草として利用されてきました。

タイ料理を代表とする東南アジアの料理にレモングラスが欠かせないことからも、昔からアジアの人々はレモングラスの効能を生活に生かしていたことがわかります。そこで今回はレモングラスの効能を活用した嬉しい効果と使い方についてお伝えします。

野菜ジュースや日本酒の独特のクセを和らげてくれるレモングラスのエキス

春から夏にかけての飲料業界では、より爽やかで口当たりの良い女性向けの商品で、パッケージもセンスの良いものを意識した商品が発表されますが、市販の野菜ジュースや日本酒にも、レモングラスの抽出液がブレンドされた商品が目立つようになってきました。

野菜ジュースにはレモンに代表される柑橘類がブレンドされることが多いのですが、香りの抽出には酸味や苦味がつきまとうため多く入れると逆効果になりやすいもの。その点、素材のクセやとっつきにくい臭い成分を押さえるレモンの香りを補いながら、さらにすっきりと気分を高揚させてもくれるレモングラスの効能はとても重宝されています。

そんな、レモングラスの抽出液が生の葉で作ったフレッシュのレモングラスティーはスッキリしているのに飲みごたえがありおすすめで味は苦味のないお茶ですが身体の中が洗われるような気がしてきます。好きなハーブをブレンドしてもいいですし、緑茶とブレンドしても相性が良いですよ。

☆レモングラスティーの作り方☆

・レモングラスの葉を2㎝位に刻んでポットに入れる

・沸騰したお湯を注いで5~6分蒸らす

・アイスならポットごと水で冷やし氷を入れたグラスに注いで出来上がり

 

食前・食後に飲むレモングラスティーが胃腸を助ける

東南アジアの料理にレモングラスが欠かせないのは、暑い中で減退しがちな食欲を高め、また消化を促進する働きがあることを人々がよく知っていたからです。レモングラスには胃の働きを助けて消化を促進し脂肪の分解を促す作用あるので食べ過ぎてしまった時の胃もたれや消化不良にも効果的。

また、その逆に夏はついさっぱりした冷たいあっさりしたっものや口当たりの良いものばかりが欲しくなり、きちんと栄養のある食事ができなくなりがちですが、そんな食欲不振にも、食前のレモングラスティーは効果抜群です。

 

原因が睡眠不足だけではない日中の眠気にレモングラス

春になると、ちゃんと睡眠をとっていても眠い、ということが起こりがち。これは冬の寒さで優位になっていた交感神経が身体を緊張させていたのに代わって暖かくなると副交感神経が優位になり身体が休息モードになってしまうのが一因。

また、特に女性は女性ホルモンの影響で、生理の時に眠くて仕方がない状況も起こりがちです。そこに気温の変化によって自律神経のバランスが狂う影響が加わると、日中の眠気に悩まされることになってしまうのです。

カフェインの助けを借りない眠気覚ましとして、レモングラスティーやレモングラスのアロマは健康的にもおすすめ。日中はティッシュに含ませて嗅いだりしてもOKで親しみやすいレモンの香りに含まれるシトラールによって、交感神経が刺激され覚醒を促します。

 

車の運転には緊張をほぐしながら集中をはかるレモングラスを

レモングラスの効能は、別名「ドライバーの精油」と言われるほどで、車の消臭剤にはレモングラスが含まれているものが多いのですが、レモングラスの交感神経を活性化させる働きで眠気を覚ますだけでなく、レモングラスに含まれている精油成分のリモネンやゲラニオールによって過度な緊張を解き、運転に集中できるような状況を作りやすくなります。

最近は特に運転時の操作の誤りや勘違いで起こる事故も増えていて、社会的な問題にもなっていますので、自然なレモングラスの香りを車内に漂わせることで運転ミスを防ぎ事故も減るかもしれません。カー用のアロマディフューザーを使ったり、長時間の運転の合間の休憩時にティッシュに含ませたレモングラスの精油の香りを嗅ぐことで、気分もリフレッシュできるでしょう。

 

認知症対策としてのレモングラスの効能

これから加速する超高齢化社会では、医療や介護の現場以外でも認知症問題の対策が急がれています。その中でも、嗅覚を刺激して脳の活性化を図ることで認知症の改善や予防に役立つとして、アロマテラピーの効果が注目されていますが、とりわけレモングラスの効能が認知症の効果に高いという研究が発表されました。

高齢になると誰でも身体の機能は低下するものですが、アルツハイマー型認知症は特に、初期の頃から匂いに対して鈍感になる傾向があります。症状が進むとさらに嗅覚が低下するところを、快い香りを嗅ぐことで記憶をつかさどっている脳の前頭葉が刺激され、脳が活性化するため症状が進むのを遅らせることが出来るという仕組みです。

 

さて、レモングラスの効能は他にも、うつや更年期気障害、睡眠障害などにも可能性があるということで今後ますます期待されています。レモングラスの効能はドライハーブでも十分堪能できますが生の葉があればさらにレモングラスの力強い効能をダイレクトに感じられるでしょう。

特にレモングラスティーはフレッシュに限るという人も少なくありません。レモングラスは栽培も簡単で虫もつきにくく、また土も選びません。大きくなるのでスペースは取るものの、深めのプランターなら十分栽培が可能。冬越しがやや心配で耐寒温度が5℃なので地植えなら刈り込んでマルチング鉢植えならば夜室内に取り込むなどの工夫してみましょう。

たくさん取れたら葉は吊るして乾燥させ短く切って保存袋に入れティー用に茎の部分は冷凍保存も出来ますので日々の暮らしに様々な恵みをもたらしてくれるレモングラスの効能をぜひ有効してみてはいかがでしょうか。


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