夏野菜の育て方、水耕栽培でも上手にできる7つのおススメ野菜☆

夏野菜を育てたいけれど、初心者には難しいと思っている方も多いのではないでしょうか。初心者でもおススメなのが、手軽に始められる水耕栽培です。水耕栽培とは土を使うことなく、根から液体肥料を吸わせて育てる栽培方法のことを言います。

まず種まきの基本です。水を張ったトレイに2.5センチ角に切ったスポンジを敷き詰めます。竹串の先を濡らし、先端に種をつけてスポンジに置きます。一つのスポンジに2粒がめやすです。

スポイトで水を垂らしたら、光を当てずに発芽を待ちます。乾かないようにトイレットペーパーをのせておきます。発芽して、双葉が育ってきたら水耕栽培の開始です!

水耕用のトレイにザルをのせ、水切りネットを広げます。ここでは栽培クッションとしてバーミキュライトを使います。水切りネットの表面が見えなくなるくらいの量を敷き詰めましょう。

養液として使う液肥を、表面が湿る程度に注ぎます。苗ホルダーは、プラコップの底をくり抜いたものが便利です。準備をしっかり整えて、水耕栽培にトライしてみましょう。今回は水耕栽培でできる夏野菜の育て方を7つ、ご紹介していきます。

 

夏野菜の育て方、
水耕栽培でも上手にできる7つのおススメ野菜☆

 

可愛い葉っぱのリーフレタスを作ろう

水耕栽培は葉もの野菜を育てるのに向いています。発芽から収穫までの期間が、土での栽培よりも早くなります。前述の方法で種まきをし、水耕トレイを作ったら、くり抜いたプラコップに苗をセットします。

スポンジをセットしたら、苗の周囲をバーミキュライトで埋めます。用意した水耕トレイにプラコップを並べ、コップの隙間をアルミホイルで覆います。養液を補充しながらレタスの成長を見守りましょう。

 

焼き肉で元気に!チマサンチュを作ろう

チマサンチュも水耕栽培に向いた葉もの野菜です。ご家庭で焼き肉をする時に大活躍です。前述の方法で苗の状態まで育てたら、苗の大きさに合わせて乳酸菌ドリンクの空き容器に穴をあけたものに移し替え、レタスの時と同様、水耕トレイに並べます。

葉が育ち、倒れそうになってきますので、くり抜いたプラカップをホルダー代わりにします。さらに葉が密集してきたらプラコップに移して水耕トレイに並べ、養液を継ぎ足しながら成長させます。

 

ハーブでアクセント!バジルを作ろう

水耕栽培ではハーブも育てることができます。水耕栽培でバジルは大きく育ち、長い期間楽しむことができます。前述の種まきの方法で育てた苗のスポンジをお茶パックに入れ、バーミキュライトをスポンジの高さまで入れます。

葉の成長に合わせ、大きいポットに移し替えましょう。8センチ角くらいのポットを並べ、根元に支柱の竹串を立てます。養液を足しながら成長を見守りましょう。

 

人気のプチトマトを作ろう

土で育てると手間のかかる野菜の栽培も、水耕栽培は楽に育てることができます。人気のプチトマトの作り方をご紹介します。水耕ポットとして5号のポットを用意し、穴をいくつもあけます。

水切りネットをかぶせて、3センチほどバーミキュライトを敷き詰め、市販の苗を植え替えます。鉢より一回り大きな受け皿に養液を入れ、水耕ポットをのせて割り箸などで支柱を立てます。養液の補給をしっかり行い、成長に合わせて本格的な支柱を立てましょう。

 

夏にぴったり!きゅうりを作ろう

きゅうりを育てる場合には、バーミキュライトとヤシ殻繊維を半々に混ぜたものを使います。市販の苗を水耕ポットに移し替え、養液を入れた水耕トレイにポットをセットします。

きゅうりやゴーヤのようなつる性の植物は、ネットにつるを這わせる必要があります。植え替えをして10日ほどでネットや柵を用意しましょう。

雨で根が傷むことがあるので、保冷バッグに穴をあけたものを用意して苗を移植し、ファスナーの隙間から茎を出します。1ヶ月ほどで収穫できます。

 

緑のカーテン!ゴーヤを作ろう

緑のカーテンとしてゴーヤを育てる人も増えていますね。水耕栽培でも見事な緑のカーテンができます。きゅうりの時と同様に、市販の苗を水耕ポットで育て、根が育ってきたら保冷バッグに入れて育てましょう。養液は保冷バッグに入れます。

屋根のあるベランダのような場所では、保冷バッグなしでも育てられます。ネットや柵につるを這わせて、緑のカーテンにしましょう。1ヶ月ほどで収穫できます。

 

意外に簡単!なすを作ろう

なすもまた、水耕栽培で育てることができます。市販の苗を水耕ポットに移し替えます。ポットに穴をたくさんあけ、水切りネットを敷きます。

バーミキュライトとヤシ殻繊維を半々に混ぜたものを苗のまわりに敷き詰めます。養液を張った水耕トレイの上にポットを置きましょう。2週間ほどたったら支柱を立ててください。

なすの葉は強い日差しで傷むことがあるので、弱ったら日陰に移動させて成長を見守りましょう。

 

いかがでしょうか。

水耕栽培はベランダや日当たりのよい室内でも育てられるので、広い庭がない人も野菜の栽培を気軽に始められます。

ペットボトルや紙パックを利用してもいいですし、100円ショップを活用すれば安く道具を揃えることもできます。お店によっては水耕栽培のキットも販売されていますので、初心者も安心して試してみることができます。

今回は初心者にも育てやすい野菜の育て方をご紹介してきましたが、その他にも様々な葉もの野菜、ハーブ、えんどうやいんげんなどの豆類も育てることができます。水耕栽培で気軽に夏野菜作りを楽しみましょう。

 

まとめ

夏野菜の育て方、水耕栽培でも上手にできる7つのおススメ野菜☆

・可愛い葉っぱのリーフレタスを作ろう
・焼き肉で元気に!チマサンチュを作ろう
・ハーブでアクセント!バジルを作ろう
・人気のプチトマトを作ろう
・夏にぴったり!きゅうりを作ろう
・緑のカーテン!ゴーヤを作ろう
・意外に簡単!なすを作ろう


連記事