月下美人の花言葉やイメージに合わせた飾り方、7つのコツ

月下美人の花言葉やイメージに合わせた飾り方、7つのコツ

皆さんは美人薄命という言葉の由来をご存知でしょうか。それはこの「月下美人」からきていると言われています。月下美人は、3年ほどかけて蕾を付け、その蕾は夕方から咲き始め、夜中に満開になり、朝方には萎んでしまいます。

そんな一夜しか花の美しさ保てな事を儚い命としたのでしょうか。また、この花は白く大きい花が美しいだけでなく、その香りもとても心地が良いと云います。では、この「月下美人」には、どのような花言葉があるのでしょうか。

その言葉の多くが儚い花のイメージに合った言葉になっているのです。そんな儚く美しい花「月下美人」もし飾ることができたら皆さんはどうしますか。月下美人の花言葉やイメージに合わせた飾り方、7つのコツをご紹介します。

月下美人は、サボテンの一種で、メキシコを中心とした中南米に分布しています。主に高温多湿のうす暗いジャングル内に自生し、樹木の幹などに根を張り付かせて葉を下向きにだらりと垂れ下がらせています。

生育期(5月~9月)は屋外で育てます。基本的に日当たりの良い環境で良く育ち、一晩だけ花を咲かせます。この美しい白い花にはどんなイメージや、花言葉があるのでしょうか。

月下美人のイメージそのもの、「儚さ」

月下美人の花言葉には、「儚い恋」や「はかない美」という、儚さに関係する言葉があります。この2つの花言葉を表すかのように月下美人の美しさはとても儚いものです。

やはりこの花を語るには、儚いと言うイメージは外せないでしょう。儚いからこそ、輝くときは誰よりも美しく。そんな勇気を与えてくれるかもしれません。

 

ロマンティックな「ただ一度だけ会いたくて」

月下美人には、いくつか誤った言い伝えや、俗説が存在しています。この花言葉は、「1年に1度しか咲かない」や、「新月や満月の夜にしか咲かない」から来ているとされています。ちゃんとした育て方をすれば、1年に幾度かちゃんと花を咲かせるし、新月や満月以外の夜にも花は開きます。

ですが、この言い伝えとてもロマンチックですよね。会いたくても会えない大切な人に、月下美人を飾りながら恋焦がれる想いを馳せるのも良いかもしれません。でも、一度だけと言わず何度も会えるように頑張りたいですよね。

 

快楽と艶やかな美人「夜の女王」トヘア

女は、2つの顔を持つとよく言いますが、月下美人にも「夜の女王」と言う異名があり、快楽と艶やかな美人の花言葉を併せ持ちます。儚さの中に垣間見る艶やかさに心惹かれるものがあったのでしょう。月下美人で、ミステリアスな女性を演出してみるのもいいかも。

 

一夜限りの美しさから、「繊細」

この花言葉は、一夜限りの美しさからきている言葉。ところで、月下美人の花を焼酎に漬けると保存ができるのをご存知でしょうか。でも、触れられるガラス瓶の中の美より儚く香る一夜の恋の方が、古来より人々が魅了されてきた心に残る美しさなのかもしれませんね。

 

月下美人の香りのイメージ「強い意志」

月下美人は夕方から、強い香りを放つことに加え、花自体は小型哺乳類の訪花に耐える事ができます。一夜で散ってしまうからこそ、子孫を残すために進化を続けてきた結果、儚い美しさ、秘めた強さを持ち合わせているのですね。月下美人の儚い美しさ、秘めた強さは女性として欲しいものでもありますね。

ここからは、花言葉とはちょっと違いますが、別の飾り方をご紹介しますね。

 

月下美人の果実は、甘くて美味しい

月下美人の果実、実は食べれるってご存知でしたか。交配が難しいと思われがちな月下美人ですが受粉ができれば果実も実ります。夜の女王の果実、なんだか魅惑的な響きですね。

果実は、ドラゴンフルーツに近く甘みがあって美味しいそうです。園芸店で扱っている所も増えてきているそうなので、花ではなく、果実目当てもいいかもしれません。興味がある方は挑戦されてはいかがでしょうか。

 

花や蕾は食用!漢方としての効能とは

果実も食べることができるのは先程ご紹介しましたが、花も蕾も食べることができます。台湾料理でスープなどにも利用されていますね。色々な調理法がありますが、漢方で健康や美容に良いことはご存知でしたか?

効能は、咳、喘息、肺炎、便秘、血便に効果があるそうです。美しい花を見て楽しむ事もでき、健康や食用にもなるなんてとても素敵な花なんですね。

 

花も人も、儚く散るだけでは終わりたくない。やはり、生きた形は残したい物なのですね。そんな気持ちを最も体現した花なのかもしれません。月下美人の花言葉やイメージに合わせた飾り方7つのコツを、花言葉を筆頭に、月下美人のイメージに合わせた使い方と一緒にご紹介しました。

儚く散る美しい花と言うだけでなく、その裏で様々な効果のある花なのです。美しいから部屋に飾るだけではなく、食用としても飾れるなんてなんだかお得ですね。いかがでしたでしょうか。

月下美人の花言葉や、使い方。一夜だけしか咲かないから飾りにくいんじゃ…と思っている方も多かったと思います。一夜の恋の為、はたまた食べるため飾ってみるというのはどうでしょうか。皆さんも、月下美人のように生きた形を精一杯残し、悔いのないように花を咲かせてくださいね。

まとめ

月下美人の花言葉やイメージ

・月下美人のイメージそのもの、「儚さ」
・ロマンティックな「ただ一度だけ会いたくて」
・快楽と艶やかな美人「夜の女王」
・一夜限りの美しさから、「繊細」
・月下美人の香りのイメージ「強い意志」
・月下美人の果実は、甘くて美味しい
・花や蕾は食用!漢方としての効能もあり


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