鉢植えギフトを両親に☆花言葉を添えて贈りたい7つの植物

「鉢植えギフト」と聞いて、具体的にどんな鉢植えをあなたは思い浮かべるでしょうか?イメージが浮かびにくいかもしれませんね。しかし、昨今では結婚の記念として、両親に感謝の気持ちをこめて贈ったり、両親の結婚記念日にお祝いの気持ちをこめて贈ったりと、新しいギフトの形としても浸透してきているのです。

鉢植えは、贈ったその後も日々花を咲かせたり、成長をしていく楽しみがあります。きちんと育てて行けば、ずっと記念として残るのもよい所。そして植物には、その植物特有の花言葉があります。

あなたの思いをこめた花言葉とともに鉢植えを贈れば、きっとご両親の心に深く残ることでしょう。ここでは7つの鉢植え向きの植物を、花言葉とともにご紹介します。あなたのギフトのヒントになれば幸いです。

 

鉢植えギフトを両親に☆
花言葉を添えて贈りたい7つの植物

 

カロライナジャスミンで、長生きを願う

小型の、ラッパ状の黄色い花をたくさんつけるカロライナジャスミン。花言葉は「長寿」で、聞きなれない科ですが「マチン科」の常緑つる性の植物です。お茶やアロマオイルが採れることで有名なジャスミンは「モクセイ科」なので、全く違う植物にはなるものの、その花の香りがジャスミンに似ていることからこの名がつきました。

このカロライナジャスミンは、つる性ですが放っておいてもまとまった姿になるので、お手入れも簡単です。また、自然な芳香を楽しむことも出来ます。鉢植えギフトに選ぶ時の注意事項としては、花や茎や葉・全体にわたって毒性があることです。このこともきちんと伝え、安全に花を楽しんで貰いましょう!

 

クンシランの花言葉は、「幸せを呼ぶ」

クンシランは、オレンジ色の花色を代表としたヒガンバナ科の植物。漢字では「君子蘭」と書き、この種を指すラテン語表記の「nobili」が、「高貴」という意味であることから、和名もこのようになったと伝えられています。

このクンシランの花言葉は「望みを得る」「幸せを呼ぶ」、その他に種の名前に倣った「高貴」など。両親の末永い幸せを祈るギフトとしては、ピッタリの花言葉です。

また、この花の良い所は花の美しさだけでなく、肉厚の葉も独特の美しさがあります。オモト(万年青)と同様、葉も観賞用になるほど。花の時期も、そうでない時期も楽しんで貰える植物と言えます。

 

夫婦円満のご両親には、コキア

花というよりも、その葉のこんもりとしたかわいらしさや、紅葉時の美しさで有名なコキア。見た目にも鉢植えギフトに最適のお花です。晩秋に、その枯れた枝を束ねてホウキが作られたことから「ホウキギ」「ホウキグサ」とも呼ばれます。属名も『アカザ科ホウキギ属」となっています。

このコキアの花言葉は「夫婦円満」。いつまでも仲良くあってほしい、両親にはピッタリの花言葉です。他にも「あなたにすべてを打ち明けます」など、ユニークな花言葉がついています。

コキアは一年草で、紅葉したあとには枯れてしまいますが、緑の美しさも、少しずつ紅葉し鮮やかな紅に染まっていく様子も楽しめる植物です。

 

「不老長寿」の花言葉を持つセンニチコウ

紅や白・紫などの鮮やかで、紙細工のような花を咲かせるセンニチコウ。漢字では「千日紅」と書きます。これは、この花をドライフラワーにしても退色せずにもとの鮮やかさを保つことによります。ギフトとしては鉢植えだけではなく、ドライフラワーも良いかもしれません。

そんなセンニチコウの花言葉は、この特徴が由来の「不朽」。他にも「色あせぬ愛」「変わらぬ愛」そして「不老長寿」などの特徴的な花言葉を持っています。センニチコウは暑さや乾燥にも強く、ガーデニングの初心者にも扱いやすい花です。花の盛りを過ぎたらドライフラワーとして、楽しんでもいいですね。

 

「家族愛」そして「尊敬」の花言葉を持つ、サルビア

公園の花壇などで、お目にかかる機会の多いサルビア。花色にはおなじみの赤をはじめ、ピンク・紫・白・そしてブルー等があります。

このサルビアの全体的な花言葉には「家族愛・良い家庭・尊敬・知恵・賢さ」等があります。属名の「salvia」はラテン語の「salvus(健康・良い状態・安全)」から来ていますが、これは古代ローマ時代からこの植物の一種が薬草として用いられてきたことによります。それが転じて、家族を健康に、良い状態に導く花→家族愛、人々を健康へと導く花→尊敬・知恵、等と言った花言葉が生まれたのでしょう。

そしてここであえてブルーサルビアを推すのは、ブルーサルビア固有の花言葉が「尊敬」であることからです。ご両親へサルビアのギフトで、尊敬の意を表しましょう。

サルビアの持つ家族愛という花言葉を背景に、尊敬の思いを強めたブルーサルビア。見た目も清々しくすっきりとしているので、鉢植えはさりげなくベランダや庭に置いてもらうのにもピッタリです!

 

不老長寿と永遠の若さを願う、マツ

言わずと知れた、縁起の良い植物・マツ。そもそも、マツという名前も「木に神が下りてくることを『待つ』」「神を『祀る』」等の言葉が転じてつけられたものと言われています。

どうしてマツがそのような捉え方をされるのかと言いますと、一年を通じて常緑であるということが最も大きいでしょう。東アジア各国ではマツは「不老不死の象徴」でもあるのです。花言葉もそれに準じ「不老長寿・永遠の若さ」など。ずっと元気に、仲睦まじくあってほしいご両親にはピッタリですね。

ところでマツの鉢植えと言うと、どうしてもきっちりと整えられた「盆栽」を思い浮かべる方も多いと思いますが、もっとさりげなく植えられた鉢植えや、苔玉と組み合わせたものもあります。植木鉢の雰囲気でも全体の印象が変わりますし、ご両親のイメージに合うものをギフトに選んでみてはいかがでしょうか。

 

ワイルドストロベリーの花言葉は、幸せな家庭

鉢植えにしては少しかわいらしいイメージがありますが、こちらの「ワイルドストロベリー」は育てるのが簡単な上、有用なハーブとしての活躍も期待できる、目にも舌にも楽しめる植物です。鉢植えの他にも、ギフトに最適な栽培キットなども販売されていますよ。

和名は「エゾヘビイチゴ」「ヨーロッパクサイチゴ」。食用として有名な「オランダイチゴ」が普及する前は、この実が一般的な「イチゴ」を指していました。実はそのまま食べることが出来るほか、ジャムや果樹酒にも向いています。また、その葉はハーブティーとして味わうことが出来、神経鎮静作用や利尿作用、健胃作用を持ち合わせています。

このワイルドストロベリーの主たる花言葉は「幸せな家庭」。親株の葉の脇からどんどんつるを伸ばしつつ、赤い実を次々につける様子から、この花言葉がつきました。ヨーロッパやアメリカでは「幸運を運んでくる花」として珍重されている植物でもあります。

 

いかがでしょうか。何気なく見える鉢植えにも、こんな思いが込められていることがわかったら、きっと特別なものになります。両親へのギフトでは、ぜひ花言葉をメッセージとして添えてくださいね。

また鉢植えのばあいには、簡単な育て方のポイントが添えてあると、さらに良いのではないかと思います。日当たりの良い場所を好む植物や、乾燥したところでもOKの植物など、植物によって過ごしやすい環境が必ずあるからです。

はじめの言葉にも記しましたが、鉢植えのよい所は、育てる楽しみがあることです。水やりをしたり、肥料をあげたり、手入れをしたり…その分植物が応えてくれるのも日々の喜びとなるでしょう。そしてあなたの思いを、両親が受け取って、さらに大きく育んでくれますように願っています!

 

まとめ

鉢植えギフトを両親に☆花言葉を添えて贈りたい7つの植物

・カロライナジャスミンで、長生きを願う
・クンシランの花言葉は、「幸せを呼ぶ」
・夫婦円満のご両親には、コキア
・「不老長寿」の花言葉を持つセンニチコウ
・「家族愛」そして「尊敬」の花言葉を持つ、サルビア
・不老長寿と永遠の若さを願う、マツ
・ワイルドストロベリーの花言葉は、幸せな家庭


連記事