ひじきの栄養にビックリ☆おすすめの美味しい組み合わせ

ひじきの栄養にビックリ☆おすすめの美味しい組み合わせ
ひじきの栄養と言えば、「鉄分」ですよね。けれどもひじきの栄養で優れているのは鉄分だけではありません。むしろ、他の栄養素こそひじきのパワーで鉄分は二の次…と言う女性も多いほど。

ひじきは栄養が豊富なのにカロリーが低いことで、女性のダイエッターには強い味方!むくみを起こしやすく貧血になりやすい、妊婦さんにも積極的に食べて欲しい食品です。

昔から愛されている、大豆やこんにゃくなどと一緒に炊いた「ひじきの五目煮」の他、近年ではひじきの炊き込みご飯や、ひじきチャーハンなども人気!

癖がないためあらゆる料理に活用できる上、貧血にダイエットに骨粗鬆症に…、とあらゆる予防にひと役買ってくれるのが、ひじきの栄養。賢く食べてより健康的に暮らしたいですよね。

そこで今回は、昔から健康をサポートする食品として知られている、ひじきの栄養とおすすめの食べ合わせをお伝えします。

 

ひじきの栄養にビックリ☆
おすすめの美味しい組み合わせ

 

ひじきの鉄分を効果的に摂取するなら

昔からひじきの栄養と言えば鉄分でしたが、2015年にその「神話」をくつがえす発表が…。それはひじきが鉄分豊富であるのは「鉄釜製法」に限る、ということ。

【 ひじきの栄養☆鉄分を効果的に摂取する 】

★ 鉄釜製法のひじきであれば、たしかに100gあたり58.2mg(日本食品標準成分表より)なのですが、鉄釜以外(ステンレス製)の製法になると、何と6.2mgと激減!

・ これからお伝えする他の栄養素は著しく変わることはないのですが、鉄分だけは鉄釜製法とその他の製法で、雲泥の差になってしまうのです。

そのため、鉄分補給のためにひじきを食べるのなら、「鉄釜製法」を選ぶことを意識して、選んでください。鉄釜製法のひじきと言う条件さえクリアしたら、その鉄分はレバーの6倍と最強です。

 

ひじきは鉄分だけじゃない!驚くべき栄養素

ただしひじきの栄養素は、鉄分だけが素晴らしい訳ではありません。実はひじきの栄養で特筆したいのは、カルシウムと食物繊維

【 ひじきの栄養☆カルシウム 】

★ ひじきに含まれるカルシウムは100g当たりで換算すると、1400mg

・ カルシウム食品の代名詞である牛乳の場合、最も栄養豊富な濃厚牛乳であっても、100g当たり110mg。その違い12倍にもなり、一目瞭然ではないでしょうか。

しかもこのカルシウム、効率よく摂取するために欠かせない栄養素が「マグネシウム」なのですが、このマグネシウムもひじきには含まれています。

【 ひじきの栄養☆驚くべきマッチング 】

★ 実はこの「効率よく働く」カルシウムとマグネシウムの最適な比率である「2:1」なのですが…。

・ ひじきに含まれるカルシウムとマグネシウムの比率がまさにこの2:1なのです。

カルシウムは閉経前後に女性ホルモンが急激に減った時に起こりやすい、骨粗鬆症を予防。さらに日常の暮らしのなかでも、心を穏やかに保ってくれるパワーがあります。

 

ひじきの驚くべき、食物繊維の含有量

しかも食物繊維が豊富であることで有名なごぼうと、ひじきの100gあたりの含有量を見てみると、ごぼうの7倍の食物繊維が含まれていることに…。

【 ひじきの栄養☆食物繊維 】

★ しかも便秘解消に適した食物繊維の種類、水に溶けない不溶性食物繊維を多く含んでいるのが特徴。

・ そのため食紋繊維の質も良く、腸内自体を健康にしてくれるのも魅力です。

もちろん、不溶性食物繊維だけではなく、バランスよく水溶性食物繊維も含まれているため、腸内で適度にエサとなり、より腸内環境を良くして便秘を解消!ダイエットにも役立ってくれます。

 

ひじきと相性の良い食べ合わせ

ここまで鉄分だけではない、ダイエットに美容に健康に…、万能なひじきの栄養をお伝えしましたが、ひじきの鉄分を効率良く摂取するため、「鉄釜製法」以外にもうひとつ、意識したい事柄があります。

【 ひじきの栄養☆効率の良い食べ方 】

★ ひじきに含まれる鉄分の種類は「非ヘム鉄」。つまり植物性鉄分なのですが、肉類魚類に比べ、吸収されにくいのが難点。

・ そこで役立つのがビタミンCとたんぱく質!植物性タンパク質が豊富な大豆などは、よくひじきと一緒に煮ているはず。

さらにはたんぱく質群として、肉類や魚類とも相性◎。ビタミンCを多く含むじゃがいもと一緒に煮ても美味しいかもしれません。

 

ひじきで気を付けたい「無縁ヒ素」

そんな栄養豊富なひじきですが、あまりにも食べ過ぎてしまうのは、やはり禁物。ひじきには「無縁ヒ素」が含まれていて、食べ過ぎると健康に害を及ぼしてしまいます。

【 ひじきの栄養☆無縁ヒ素対策 】

★ まずは適量を保って週に3回程度、食事に出てくる程度であれば、無縁ヒ素の影響を受けることはほぼありません。

・ その他、乾燥ひじきなどの場合にはそのまま使わず、一度しっかり水で戻して(30分を目安に浸けておくと安心)、その水を捨てるようにしてください。

今ではすでに戻してある缶詰などもありますが、この場合にも、一度は丁寧に水洗いをして、しっかり落とすことで対策できます。

 

いかがでしたでしょうか、今回は昔から日本で愛されているひじきの栄養についてお伝えしました。ひじきの五目煮や白和え、実はこんにゃくのなかにも入っているのがひじき。

そんなひじきの栄養と言えば鉄分でしたが、意外にも食物繊維やカルシウムが特化していることに、驚かれた方々も多いのではないでしょうか。

一部ではその他にも、ひじきをはじめとした海藻類には「ヨウ素」が含まれていて、それが育毛にも役立つと言われてきましたが、定かではありません。

ただ、髪の毛や爪を美しくしてくれる効能があることは確か。女性の髪や爪が艶やかでキレイであることも、美に欠かせない要素だけに、この側面でも積極的に食べたくなるはず。

しっかりと水で戻して水洗いし、鉄釜製法のひじきを選んで、効果的にひじきの栄養を取り入れちゃいましょう!

まとめ

ひじきの栄養と効果的な食べ方

・鉄分を補うなら鉄釜製法を選ぶ
・更年期にはひじきでカルシウム補給
・ごぼうの7倍もの食物繊維で便秘解消
・ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂る
・一度しっかりと水で戻す、水洗いをする
・美しい爪や髪にもひじきは有効


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