夏に咲く花の育て方☆春から準備したい人気の花々

夏に咲く花の育て方☆春から準備したい人気の花々

夏に咲く花は、ガーデニング初心者に人気の花々が多いです。夏に咲く花の多くが、春時期から種まきや準備を始めるため、心機一転何かを始めやすい季節というのも、関係しているのかもしれません。

ガーデニング初心者なら、育てやすい夏に咲く花々を、温かい春から育て始めることをおすすめします。春になると専門店には、たくさんの植物の苗が並びます。春から準備をして、美しい花に囲まれた夏の庭を目指しませんか?

夏に咲く花々を元気に育てるためには、それぞれの夏に咲く花の特性や好む環境を知ることが大切。夏に咲く花は、日本の高温多湿の梅雨時や真夏の直射日光など、気をつけたいポイントがいくつかあるからです。

でも、この機会にしっかり押さえれば、楽しく安全に夏に咲く花を楽しむことができます!

そこで今回は、おすすめの夏に咲く花々をご提案しつつ、春からの育て方のポイントをお伝えします。春から準備したい夏に咲く花々は様々ありますが、中でも人気の高い夏に咲く花を選びました。ぜひ参考にしてださい!

 

夏に咲く花の育て方☆
春から準備したい人気の花々

 

梅雨に映えるアジサイを育てる

どんよりとした雨模様の日でも美しく咲き誇るアジサイは、日本人の大好きな初夏に咲く花の一つです。毎年3月から4月頃に、促成栽培によるアジサイの鉢植えが店頭に並ぶので、葉つやがよく茎の太い株を選ぶ事がポイントです。

【 初夏に咲く花:アジサイの育て方 】

☆ アジサイは水切れを起こしやすい花木です。

・ 葉が大きく蒸散しやすいので、毎日たっぷり水やりします。春と秋は日なた、夏は風通しのよい戸外の半日陰に置いてください。

花が茶色になってきたら切り取り、剪定をします。花が終わったら置き肥をし、月に3、4回ほど液肥を施してください。

 

愛らしいカンパニュラを育てる

園芸店などではベルフラワーの名前で親しまれている、青紫色の小花がカンパニュラです。釣鐘型の花が株を覆うように咲きます。特に矮小種のもの鉢植えとして人気で、初夏から夏に咲く花です。

【 夏に咲く花:カンパニュラの育て方 】

☆ カンパニュラは4月から5月頃に流通する鉢花を購入します。

・ 節の間が詰まってしっかりしたものを選びます。風通しのよい日なたで育て、鉢土が乾いたらたっぷりの水を与えてください。

花がらはこまめに摘んであげると元気に育ちます。夏は涼しい半日陰に置いて、秋に株分けをしてください。

 

甘い香りのマダガスカルジャスミンを育てる


マダガスカルが原産
の白くて肉厚の花をつけるジャスミンが、マダガスカルジャスミンです。うっとりするような甘い香りの花を、夏の間に次々と咲かせます。切ると白い乳液が出るのが特徴です。

【 夏に咲く花:マダガスカルジャスミンの育て方 】

☆ ジャスミンを購入する際は茎が太くて、なるべく節間が詰まっているものを選びます。

・ マダガスカルジャスミンは日なたを好みますが、強い日差しは苦手ですので夏は涼しい半日陰に置いてください。

鉢土が乾いたら水をたっぷりと与えます。春から秋には月に3、4回液肥を施しましょう。鉢の土が乾く合図は表面が白っぽくなった頃合い、を目安にチェックすると、分かりやすいです。

 

人気のハーブ、ラベンダーを育てる

数あるハーブの中でも爽やかな香りと魅力的な青紫色の花で人気が高いのが、ラベンダーです。ヨーロッパでは古くから栽培の歴史があり、様々な効果で人々の暮らしに役立ってきました。ラベンダーも夏に咲く花の一つです。

ラベンダーは1年を通して鉢花が出回っていますが、春に購入するのが管理が楽なのでおすすめです。春に流通するポット苗を植えつけてもよいです。

【 夏に咲く花:ラベンダーの育て方 】

☆ ラベンダーは弱アルカリ性の土を好みます。

・ 「弱アルカリ性」の土として、石灰を混ぜた水はけのよい用土に植えてください。

ラベンダーは日当たりが大好きです。できるだけ日当たり風通しのよいところで、水をたっぷりと与えて育ててください。

 

小さな5弁の花が愛らしいペンタスを育てる

赤・ピンク・白の小さな5弁の花が愛らしい夏に咲く花といえば、ペンタスです。小輪の花は傘状にまとまって咲きます。原産は熱帯アフリカやアラビア半島で、5月頃から温室などで栽培されたものが出回っています。

ペンタスは熱帯を原産とする非耐寒性の植物なので、春に入手すると管理しやすいでしょう。

【 夏に咲く花:ペンタスの育て方 】

☆ 5月から10月くらいまでは日当たりのよい戸外に置いてください。

・ 冬越しは室内で行ないます。ペンタスは根腐れしやすく、春と秋は2、3日に1度、夏は1日1度の水やりをしてください。

ペンタスの生育期は2ヶ月に1回緩効性の置き肥と、月に3回ほど薄めの液肥を施します。

 

丈夫で長く咲くマリーゴールドを育てる

開花期が長く丈夫な花に、マリーゴールドがあります。メキシコが原産で夏に咲く花としてたいへん人気の一年草です。草丈が低いものは「クジャクソウ」、草丈が50センチ以上のものは「センジュギク」と呼ばれ、プランターや花壇を明るく彩ってくれます。

【 夏に咲く花:マリーゴールドの育て方 】

☆ になると、マリーゴールドのポット苗鉢植え
が店頭に並びます。

・ コンテナや花壇にまとまって植える方法がおすすめです。

十分に日の当たるところに置き、鉢土が乾いたら水をたっぷり与えます。10日に1度、窒素分の少ない液肥を施してください。

 

エキゾチックなエンジェルストランペットを育てる

15センチほどもあるラッパ型の花を垂れ下がらせて咲くのは、エンジェルストランペットです。夏に咲く花の中でもエキゾチックな魅力があります。南アメリカが原産のナス科の植物で、白・ピンク・黄・橙などの花色があります。

【 夏に咲く花:エンジェルストランペット 】

☆ エンジェルストランペットは元気よく葉が茂り株元がぐらつかないものを選んでください。

・ 春から秋は十分に日が当たるところに置き、鉢土が乾いたら水をたっぷり与えます。

生育期には緩効性の置き肥を切れることなく施します。生長に合わせて植え替えをしてください。

 

夏に咲く人気の花々と、その育て方のポイントはいかがでしたでしょうか。春先から準備を始めて、夏に咲く花はいろいろあります。暑くなる季節を爽やかに彩る花々に、たくさんの元気をもらえるため、特に夏に咲く花々は人気のものが多いのです。

園芸店に出掛けると、いくつもの夏に咲く花の種類があり目移りしてしまいそうですが、ぜひお伝えした夏に咲く花を参考にして、苗を選んでみてください。

鉢花の多くが、開花する時期よりもだいぶ前にお店に出回ります。あまり早い時期に流通している株は、早く花芽をつけさせるために促成栽培されていることもあります。促成栽培は自然に開花したものに比べるとデリケートです。注意して扱ってください。

一年草の場合、咲いている株よりつぼみの多い株を選ぶようにすると長く楽しむことができます。それぞれの植物に適した環境に近づけることが、買ってきた鉢花を元気に育てる秘訣です。梅雨の長雨や夏場の高温多湿に注意して、夏に咲く花を美しく育ててください!

 

まとめ

育てやすく人気の夏に咲く花と栽培のポイントとは

・梅雨に映えるアジサイ毎日たっぷり水やりをして、育てよう
・愛らしいカンパニュラは、風通しのよい日なたで育てよう
・甘い香りのマダガスカルジャスミン、夏は涼しい半日陰に置いて
・ラベンダーは、石灰を混ぜた水はけのよい用土に植えて育てよう
・愛らしいペンタスは、5月から10月は日当たりのよい戸外に
・マリーゴールドなら、コンテナや花壇にまとまって植える
・エンジェルストランペットは日当たりよく、乾いたら水をたっぷり


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