トマトの育て方でグンと甘?く☆美味しく育つマル秘密術


トマトの育て方は簡単で、ベランダガーデニングやプランターで育てやすいと言われているトマト。けれども収穫できても、「甘くて美味しいトマト」となれば、話は別。トマトの育て方によっては、皮の固いトマトが出来上がることも…。

水やりもしっかりしているのに、どうして皮が固くて、しかも酸っぱいトマトしかできないんだろう!」と悩んでいる人も少ないですよね。実はトマトの育て方では、水を少なく与えることで甘くなるというのが定説です。

けれども、そんな情報があっても「どれくらいの水の量が必要なのか。」など、専門家しか分からないことで迷ったりしがち。ミニトマトも大玉トマトでも、基本をしっかり押えた、甘~いトマトの作り方をマスターしたいもの。

そこで今回は、誰でもトマトを甘く育てられるマル秘術をお伝えします。皆さんも、このマル秘術をしっかり頭に入れておけば、きっと来年も再来年も皮が柔らかくて美味しいトマトを育てることができるはずです!

トマトが甘くならない原因

美味しいトマトの育て方をマスターするために、酸っぱいトマトの原因から探ってみます。プランターでトマトを育てている人は多いものの、全員甘いトマトを育てられているかは分かりません。

そこでしっかりと甘くならない、失敗してしまう原因を知り、甘いトマトの育て方を実践してみるのが近道です。

【 トマトの育て方:失敗原因① 】

★ トマトの品種です。

・ 最近では家庭菜園用の品種が売られていますが、それは露地栽培用つまり強くて丈夫な品種なので、上手に育てたとしても皮が固いトマトができてしまいます。

甘く、そして皮を柔らかく育てるには、品種選びから決まっているのかもしれません。トマトの育て方は簡単なようで、奥が深いので、自分好みのトマトに育てるには、毎年育てて試行錯誤しながら見つけださなければいけません。

【 トマトの育て方の事例 】

★ 例えば、水を少なくあげれば、濃厚な味のトマトを育てられますが、皮は固くなってしまいます。

しかし、皮を柔らかくするには水分を多めにやる必要があり、そうするとトマトの味は薄まるので美味しいとは言えないトマトになってしまうのです。

★ では、どうすれば柔らかく甘いトマトが出来るのか、マル秘密術をこっそりお伝えします。

 

柔らかくて甘いトマトの育て方

皮も固くならず、しかも甘い!そんなトマトの育て方、家庭菜園でも出来るには、そのポイントを押えなければなりません。

まず先ほど、「水を少なくすると甘いトマトができるけど、皮が固くなる」とお伝えしました。甘いトマトの育て方は水やりが重要ポイントです。

【 水分量がバランス良い、トマトの育て方 】

① トマトの実がつくまでは、過度に控えないようにします。

・ 土の表面が乾いていたら、割り箸で中の土が湿っているか確認をして、乾いていたら水をあげてください。

特に鉢やプランターで育てる場合、土の量が制限されているのですぐに土が乾いてしまいます。

② トマトの実がつき、大きくなったら、水やりの回数を減らします。

・ トマトはストレスを与えると甘くなります!そのため、水や肥料を少なくすると甘くなるのです。

【 水分量をオーバーしない、トマトの育て方の配慮 】

★ 雨に直接当たらないように、軒下などに移動!

・ 雨により、土の中の水分量が増えてしまっては困ります。

【 甘いトマトの育て方!土作りと肥料 】

★ 土作りでは化成肥料ではなく、有機肥料を土に混ぜて作ります!

・ 肥料も化成肥料だと即効性はありますが、トマトに負担をかけてしまう可能性もありますので、肥料も有機肥料にすることをオススメします。

 

甘いトマトの育て方は、品種選びから

家庭菜園用のトマトの品種は、少し丈夫なものが売られていることが多いです。そのため、水やりや肥料などを気をつけても酸っぱかったり、皮が固かったりするかもしれません。

そこで家庭でも甘く育つ品種をいくつかお伝えします。もともと甘い品種を選んでおけば、きっと甘いトマトができるはず!トマトには大玉・中玉・小玉に分けられます。よく家庭菜園されているいるのは小玉のミニトマト

【 甘いトマトの育て方!ミニトマトのオススメ品種 】

★ アイコ・千果です。

・ 特にアイコは甘いけれど、もともとしっかりした歯ごたえのミニトマトなので初めてさんにオススメです。

【 甘いトマトの育て方!中玉トマトのオススメ品種 】

★ フルティカ・レッドオール・フルーツルビーです。

・ この3つの品種はどれも病気にかかりにくい品種で、育てやすいのも特徴!

【 甘いトマトの育て方!大玉トマトのオススメ品種 】

★ 麗夏トマトです。

・ 麗夏トマトは生育旺盛で病気にも強く、酸味と甘みのバランスが良いトマト。

初めてさんには育てやすい大玉トマトです!大玉トマトはミニトマトに比べると、少しハードルが高いもの。ですので、まずはミニトマトや中玉トマトで甘いトマトを育ててみてください。

 

このようにトマトを育てるのは収穫だけを考えると簡単ではあるのですが、「甘いトマト」を育てるには奥が深いのも事実です。それぞれの農家でオリジナルのトマトを思考錯誤しています。

そのため、実ができるのは簡単でも、美味しく甘いトマトにするには、やはりコツが必要。水を少なくすれば、甘いトマトができるとは言うものの、専門の農家さんのように甘いトマトを作るには、何度も試して美味しくなります。

今回は甘くなるマル秘密術をお伝えしましたが、最初は甘いトマトがなかなか収穫できない可能性もあります。それは水の加減だけでなく、陽のあたり方など色々な原因によるもの。

けれども気張らずに、まずはトマトの育て方のコツを掴んで、自家製トマトを楽しんでみてください。トマトは一年草なので、毎年新しい気持ちで挑戦できます。土や品種を変えながら、自分好みのトマトを育ててみましょう!

まとめ

甘いトマトの育て方

・水を少なくすれば良し、ではない!
・実ができるまでは、水はシッカリ与える
・実がなったら、少しずつ水を控えていく
・有機肥料を使った土作りを目指す
・雨に降られないように、ガードする
・アイコやフルティカなど、甘い品種のトマトを選ぶ


連記事