ウェディングブーケを選ぶ際、大切な5つの知識


バリエーション豊富なウエディングブーケを選ぶのは楽しいながらもその種類の多さに悩んでしまいますが、一生に一度の晴れ舞台である結婚式を飾る物なので極力妥協はせずに、しっかりこだわりたいですよね。

愛し合う二人が永遠の愛を誓った証とされるウエディングブーケで失敗しないためにも、ドレスと相性の良いウエディングブーケの選び方や、ウエディングブーケに関する注意点など、ウエディングブーケの知識をよく知っておく必要があります。

また、結婚準備は何かと忙しいもの。後々時間が足りない!と焦らないためにも、ウエディングブーケの知識を身につけてからウエディングブーケ選びに取り掛かって結婚準備をスムーズに進めて下さい。そこで今回はウェディングブーケを選ぶ際、大切な知識についてお伝えします。

ブーケの形とドレスとの相性を知ろう

ウエディングブーケには形にいくつもの種類があり、こんもり丸くドーム状に仕上げた「ラウンドブーケ」や花が滝のように流れるように縦に長く纏められた「キャスケードブーケ」、ラウンドブーケとキャスケードブーケの間をとった楕円形の「オーバルブーケ」やしずく型の「ティアドロップブーケ」はAラインやプリンセスライン、ベルラインのようなふんわりとボリュームのあるドレスとの相性が良いウエディングブーケ。

一方、マーメイドラインやスレンダーラインのドレスには三日月の形の「クレッセントブーケ」や花数を少なく細長く纏め、茎の美しさが良く映える「アームブーケ」のような縦のラインをより美しく見せてくれるブーケが良く似合います。

他にもリースの形の「リースブーケ」やナチュラルに花を束ねた「クラッチブーケ」ボール型やバッグ型に纏められた花束をリボンなどで吊り下げるように仕上げられた「ハンギングブーケ」など変わった形のブーケもあり、和装やお色直しのブーケとしても人気。ドレスに合ったブーケを選ぶことで、花嫁姿を引き立たせてくれますから形選びにはこだわりましょう。

 

ブーケの色に決まりはあるのか

白いウエディングドレスには白いウエディングブーケと決めてしまいがちですが、実はウエディングブーケを白にしなければいけない決まりはありません。白と言えども花によってクリームがかった白から純白まで様々ですし、ピンクや赤で可愛らしい印象にすることも、オレンジで明るい雰囲気にすることも出来ます。思い描く結婚式や花嫁像を考えながら、ドレスに合わせたブーケ作りをして下さい。

 

会場の装花とブーケのバランスを考えて

ウエディングブーケを選ぶ時は会場の装花との相性も考えましょう。会場の装花とウエディングブーケの色を全く同じにしなくても構いませんが、同系色で揃えておくと統一感が出ますから、会場の装花と同系色で色の濃度を変えたウエディングブーケを作りバランスを取ることで全体的にまとまりのある印象をもたせることが出来ますよ。

 

手作りや持ち込みのブーケを使いたい時に注意すること

「自分で手作りしたブーケを使いたい」「友人や両親にプレゼントしてもらったブーケを使いたい」という時はまず会場にブーケの持ち込みが可能かどうか必ず確認が必要。

会場によっては持ち込み料が別途必要であったり、持ち込み自体がNGの場合があるからです。後になって持ち込み出来ない!準備に間に合わない!となってしまってはせっかくの挙式が台無しになってしまいます。

 

ブーケに使う花の選び方も大切

生花でウエディングブーケを作る際は、年中出回っているバラやガーベラのような定番の花や季節の花をチョイスすることで花が生き生きとした姿のブーケを作ることが出来ます。また、季節の違う花を選ぶと花の状態が悪かったり高価になってしまう場合も。

もしもブーケに使う花にこだわりがあって季節外れの花になってしまうのであれば、アーティフィシャルフラワーと呼ばれる生花と見間違えるほどクオリティの高い造花を選ぶことも考えて。生花のウエディングブーケは人気ですが、挙式後そのままの姿で残すことが出来るという点でアーティフィシャルフラワーもおすすめ。

ですから、もし挙式後にブーケをそのまま残したいという人はあえてアーティフィシャルフラワーを選ぶという選択肢もありますよ。ウエディングブーケは形や色だけでなく、予算や使いたい花、挙式後のことを含め総合的に考えて選ぶことが大切。

 

知識がないままウエディングブーケ選びに取り掛かるとその種類の多さに戸惑ってしまいますが、ドレスと相性の良いウエディングブーケを知っておくと身につけたいドレスを決めてしまえばある程度ブーケの種類を絞り込むことが出来ます。

また、今回お伝えした知識があればウエディングブーケ選びで大きな失敗をすることもありません。ウエディングブーケは一生に一度の結婚式を彩る大切なアイテムですからオーダーしたものがイメージと違ったものだったと残念な結果にならないように。

そして理想の結婚式に極力近づけられるよう、式場やドレス、自分が挙げたい挙式のイメージカラーや雰囲気を固めて写真や雑誌などの切り抜き、メモなどを用意してフラワーショップに自分のイメージをしっかり伝えることが大切ですので、今回お伝えした知識を理想のウエディングブーケ選びに活用して下さい。

まとめ

ウェディングブーケを選ぶ際に覚えておきたい大切な知識とは

・ドレスの形と相性の良いブーケの形を知る
・ブーケの色は真白でなくても良い
・会場の装花と同系色にすれば式場とバランスの取れたブーケになる
・持ち込みのブーケを使いたい時は会場に持ち込み可能か確認が必要
・見た目に限らず予算や挙式後のことも踏まえて使用する花の種類を決める


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