冬の花で彩るロマンティックな7つの花束をご紹介

冬の花で彩るロマンティックな7つの花束をご紹介

冬は花が少ないイメージがありますが、クリスマスやお正月など、大きな行事が控えている季節でもあります。しかし、きれいな花を贈られると誰もが心和むもの。寒い季節ですから、なおさらですね。

そこで、この時期フラワーショップに出回っている冬の花をアレンジした、この季節ならではのロマンティックな花束をご紹介します。冬の花だけでなく、通年出回っている花も組み合わせて「ひと味違った」花束を贈ってみませんか?

 

冬の花で彩る
ロマンティックな7つの花束をご紹介

 

色とりどりのポインセチアの花束

ポインセチアと言えば包葉(花びらに見える部分)が深紅というイメージが強いですね。しかし実際には乳白色をはじめ、ピンクや淡い黄緑、そして斑のあるものなど、色のバリエーションがあります。また、包葉がカールするものやフリルのあるものなど、外見の変化もに富んでいます。冬季には鉢植えだけではなく、切り花としても市場に出回りますので、これらを花束にアレンジしてみるのはいかがでしょうか。

例えば、数種類の様々な形や色のポインセチアを取り合わせると、深紅のポインセチアとはまた違った華やかさが楽しめます。特にバラ咲きと呼ばれるものは、その花の姿が美しく、花束にはぴったりです。

この際には、同系色で濃淡をつけるようにすると上手くまとまります。また、花束をくるむペーパーは柄入りや華やかな色よりも、ポインセチアを引き立てるような落ち着いた色味のものを選ぶと良いでしょう。クリスマスのギフトにすると、きっと喜ばれますよ。

 

白いツバキの清楚な花束

ツバキも冬~春にかけて咲く代表的な花です。冬の寒々とした景色の中では、どうしても赤いツバキに目が行ってしまいがちですが、ここでは白いツバキとグリーンを用いた、清楚な花束をご紹介します。

ツバキにも和のツバキに代表される一重咲き、西洋のツバキに代表される八重咲きなど、いろいろな形がありますが、ここでは過花芯の黄色を生かすために一重咲きのものが良いでしょう。こちらを中心に、淡い緑のビバーナム(アジサイのように球状にまとまって咲く、スイカズラ科の植物)、ユキヤナギなどの細かな白い花、そして色味の合うグリーンを束ねます。和風のアレンジメントとはまた違った、清楚な雰囲気の花束となります。

 

クリスマスローズの上品な花束

冬に咲く花として、ガーデニングにおいても人気のある「クリスマスローズ」。白をはじめ淡い色から褐色、黒に近い色まで様々な色味のものが出回っています。「ロマンティック」という色のイメージには、ピンクなどの暖色系のやさしい色合いが浮かびますが、クリスマスローズはどの花にしても少し渋く、大人っぽい色合いとなっています。

このクリスマスローズを中心に、白や落ち着いた色味のバラやラナンキュラス、コデマリなどの細かな花、そしてゼラニウムやローズマリーなどのハーブのグリーンを合わせると、上品なイメージの花束となります。また、クリスマスローズもポインセチアと同様に、数種類の色を取り合わせても素敵です。ぜひ色味を楽しんでくださいね。

 

コチョウランの女性らしい花束

コチョウランにはゴージャスなイメージがありますね。お祝い事の鉢植えや、結婚式のブーケなどにも使われるのはご存知のことだと思いますが、もう少しカジュアルに花束として楽しむ方法もあります。濃いピンクのコチョウランはそれだけで目をひくものですが、こちらにガーベラやラナンキュラスなど、全く違う形の花を合わせます。

ポイントは、グリーンを用いずに「花だけ」を束ねること、そしてピンクの濃淡でまとめることです。このままでも十分かわいらしい花束になりますが、チョコレートブラウンなどの渋めの色味のペーパーに、リボン代わりにラフィアなどのナチュラルな紐様のものを掛けると、引き締まった印象になります。

 

スイセンの春らしい花束

スイセンも冬の代表的な花ですね。このスイセンにちょっと季節を先取りしたチューリップを合わせます。色は白同士、黄色同士でも合いますし、白いスイセンと黄色いチューリップ、また黄色いスイセンにオレンジ色のチューリップなど、色合わせを楽しむことができます。

この花束にさらにラナンキュラスや、ガーベラなどをプラスすると華やかな雰囲気になりますが、色味はかけ離れない方がロマンティックな感じの花束になるでしょう。和のイメージが強いスイセンも、こうして洋風の花に合わせることで、また違った雰囲気を楽しむことができます。

 

ヒヤシンスのかわいい花束

ヒヤシンスの花期は11~5月と、春のイメージが強い花ではありますが、冬季にも出回っているものです。このヒヤシンスで、春を先取りするようなかわいい花束を作ってみませんか?ピンクなどのやさしい色味のヒヤシンスを数本束ねて、薄紙でまとめます。

この時、花の色味が薄ければ、紙はそれよりも濃い同系色の色味のものを、逆に花の色味が濃ければ、紙はそれよりも薄い同系色のものを使います。ヒヤシンスの花の繊細さと、薄紙のやわらかさがマッチした、かわいい花束になりますよ。なお、ヒヤシンスにはチューリップやアネモネなどの花が合います。これらを束ねても、春らしくてとても素敵です。

 

フランネルフラワーのナチュラルな花束

フランネルフラワーは、オーストラリア原産のセリ科の植物。冬に、まるで花びらが毛織物の「フランネル」のような風合いの花を咲かせます。花の色はクリーム色をはじめとし、黄・薄いピンク、緑色などがあります。また、葉も深いグリーンに白い粉をまぶしたような、独特の雰囲気を持っています。

このフランネルフラワーには、ハーブと呼ばれる葉や花がぴったりです。センテッドゼラニウムやキイチゴの葉、そしてローズマリーの花と葉などを合わせると、ナチュラルで品の良い花束が出来上がります。ハーブから放たれる、フレッシュな香りも楽しめますよ。

 

以上、7つの花束のアイディアをご紹介しました。人によって「ロマンティック」のイメージは多少変わるかと思いますが、ここでは女性らしいやさしい雰囲気、ふんわりと温かみのある色味を考えつつ、セレクトしてみました。花束そのものだけではなく、花束を彩る副資材(ペーパーやリボンなど)の色味や材質も、大切な要素となります。

そして何よりも、贈る相手のイメージを念頭に置いて、花々をセレクトしましょう。クリスマスのギフトや年始のご挨拶、また冬に誕生日を迎える方などに、ぜひ世界にひとつだけの冬の花束を贈ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

冬の花で彩るロマンティックな7つの花束をご紹介

・色とりどりのポインセチアの花束
・白いツバキの清楚な花束
・クリスマスローズの上品な花束
・コチョウランの女性らしい花束
・スイセンの春らしい花束
・ヒヤシンスのかわいい花束
・フランネルフラワーのナチュラルな花束


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