ティートリーを家族で☆ママにすすめる7つの理由

ティートリーを家族で☆ママにすすめる7つの理由
ティートリーはアロマを良く知るママ達にとって、知る人ぞ知る「常備薬」。軍の薬箱にも準備されていたとされるオーストラリアでは、とても良く知られる万能薬として、薬箱に常備されているほど!天然由来のアロマでケアできるなら、上手く使いこなしたいですよね。

特に、毎年流行になるインフルエンザやRSウイルス、日々手洗いやうがい殺菌と、ママ達は細心の注意を払うもの…。その他にも子どもの病気は数多く、はしかやおたふくかぜなど…、忙しいママには頭の痛い問題かもしれません。

そんな時、この殺菌力に優れた万能ハーブ、ティートリーを上手に活用してインフルエンザをはじめとした感染症予防ができたら、子どもの体にも安心!ティートリーはハーブの一種で、そんな家族で使える万能なハーブです。

今ハーブが注目されている理由は、副作用も心配ない「天然由来」と言う点。体にやさしくお子様やパパご自身にも使っていただけるティートリー、家族で活用したいですよね。

そこで今回は、海外で常備薬としてティートリーが愛されている理由と、使い方をお伝えします。

 

ティートリーを家族で☆
ママにすすめる7つの理由

 

ティートリーってどんなハーブ?

ティートリーは、オーストラリア原産のハーブ。名前はメディカルツリーとかティーツリー、メラレウカなどと呼ばれていますが、これは同じ植物を指しています。常緑低木、つまり低い木のような植物です。

【 ティートリーとは 】

★ アボリジニ達が何千年もの間使い続けてきたハーブで、この葉を砕いて傷、やけど、虫刺されなどの皮膚の治療に使われていました。

・ 優れた抗菌、殺菌力のティートリー。別名メディカルツリー、納得のネーミングです。

 

優れた殺菌力、ティートリーの効果

【 ティートリーの効果とは 】

★ ティートリーは、幅広い種類の細菌や真菌に効果があることが、何よりの魅力!水虫、カンジダ、歯周病、やけどなどなど…。

・ ティートリーは殺菌、抗菌、消臭、防臭と幅広く使えるので、シャンプーや歯磨き粉、スキンケアなど様々なものに配合されているものも多いです。

このハーブの唯一の弱点は内服できないこと。内服すると神経機能がマヒして歩けなくなったり錯乱状態に…。怖い症状ですが、内服さえしなければ万能!フケ予防にもティートリー配合のシャンプーが多い点も、注目したいところではないでしょうか。

 

お庭にティートリー

実は、ガーデニングにも人気があるのがティートリー。乾燥にも強く害虫もほとんどつかない。日光のよく当たる所だと大きいもので8メートルにもなるくらい強い植物です。香りはヒノキの香りに清涼感がある、さっぱりとした香りがふわっと広がります。花もとてもかわいくアイボリーの小さな花が咲くのが特徴!

【 ティートリーを育てる 】

★ 植えるなら春!春に植えて根付かせてからなら、野外でも越冬できちゃいます。

・ あまり手のかからないハーブと言うのも嬉しいところ。

開花前の若い葉っぱを摘み取って乾燥させておいて、ポプリを作ってみるものいいかもしれません。玄関やリビングなどにおいておけば、手作りの消臭剤に使ってみてください。

 

自宅で簡単ティートリースプレー

殺菌、抗菌に優れたティートリー。自宅で簡単に霧吹きタイプの消臭剤が作れます。ティートリー活用するにはエッセンシャルオイル(精油)を使います。

【 ティートリーの抗菌スプレー 】

・ 消毒用アルコール  50ml
・ ティートリー精油  30滴

★ この2点をスプレー容器に入れて振って混ぜてしまえば…出来上がり!

靴の臭い消しやトイレの便器(陶器のところ)に使ってもOK。ただ、革製品やシミになりそうなお洋服、プラスチックなどはNGです。布製品は問題ないことが多いですが一旦見えないところで試してみてください。

 

風邪予防に!ティートリーでうがい

抗炎症作用にも優れているティートリー。これでうがいしない手はありません。仕事が休めないパパ、毎日みんなを支えるママは風邪なんて引いている場合じゃない!ぜひ試してみてください。

【 ティートリーでうがい 】

★ 材料 ★

・ ペットボトル … 500mlの空き容器
・ 水 … 容器に入るだけ
・ 塩 … 大さじ一杯
・ ティートリー精油 … 20滴

★ うがい薬の作り方 ★

① ペットボトル半分に水を入れ、大さじ一杯の塩を入れて振って混ぜ溶かす。

② 溶けたところに容器の口から5センチほど下まで水を入れる。

③ その後ティートリー精油を20滴たらす。

ポイントは使うたびによく振ること!口臭予防にも効果があるため、人気の使い方のひとつです。

 

ハーブティーに適したティートリーもある

よく勘違いされていますが、このティートリーはハーブティーにはできません。ですが、同じフトモモ科のマヌカという木があります。この木の別名は「ニュージーランドティーツリー」。同じ種類ですが別物。こちらも殺菌抗菌に優れていて、葉っぱを乾燥されて使うのです。

【 ニュージーランドティートリー 】

★ 何と、キャプテンクックの航海時代に船員に飲ませたお茶だとか!

・ 殺菌にも優れているので、風邪の予防にマヌカティーもいいかもしれません。

「マヌカ」といえばマヌカハニーの方が有名ではないでしょうか。マヌカハニーはマヌカの花の蜜でできたはちみつ。マヌカハニーも抗菌、殺菌に優れているのでこちらも要チェック!

ただし、はちみつは1歳未満の子供には厳禁。赤ちゃんは、ボツリヌス菌に対する免疫力がないのです。

 

もう一つのティートリー、レモンティートリー

レモンティートリーという名のフトモモ科のハーブ。同じ名前がついていますが、別物の内服できるハーブです。こちらもハーブティーにできます

【 レモンティートリーとは 】

★ ティートリーと香りも違い、レモンティートリーはレモンの香りがするのが特徴。

・ 香りがいいのでハーブティーにしたり、お風呂に入れたりといろいろ使えます。

レモンティートリーも殺菌にすぐれていて、レモンの香りで虫除けにもおすすめ!

★ レモンティートリーの虫除けレシピ ★

・ 水 … 45ml
・ グリセリン … 5ml
・ レモンティートリー精油 … 10滴ほど

全部の材料を詰め替え容器のアトマイザーに入れ出来上がり。消費期限は2週間です。使う前によく振ってから使ってください。

 

いかがでしたでしょうか、今回はオーストラリアを中心に、海外で常備薬として活用されている、ティートリーをおすすめする7つの理由をお伝えしました。ティートリーは家族みんなに使ってもらえる万能な殺菌抗菌のハーブ!

風邪の予防から、トイレの臭い消など様々な用途に使えるのが魅力。自然由来の天然素材のハーブは私たちの暮らしを豊かに、そして快適に体にも負担なく使えるのです。皆さんも一度天然の力、ティートリーを利用しながら、安心してケアをしたいもの。

その昔、オーストラリアでは先住民族が万能薬として利用し、戦時中にも傷の手当のために薬箱に入っていたと言うほど、とても役立つティートリー。本記事ではうがいやスプレーをお伝えしましたが、もちろんアロマディフューザーを使って芳香浴をしてもOK!

賢くティートリーを取り入れて、天然由来の成分で風予防、虫除け…、快適な暮らしを実現しましょう!

まとめ

ティートリーが愛される理由と使い方

・ティートリーは殺菌、抗菌に優れたハーブ
・子供から大人まで使える天然由来
・ティートリーには色んな種類がある
・お茶にもできるニュージーランドティートリー
・フトモモ科のレモンティートリーがある
・精油でオリジナルの消臭剤を作る


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