とうもろこしの育て方☆初心者がプランターで始める手順

とうもろこしの育て方☆初心者がプランターで始める手順
とうもろこしの育て方は実は手軽で、ベランダのプランターでも育てられる初心者向きの野菜です。子供も大人も好きな人が多い野菜だけに、家族で育てると食育にもなり、盛り上がりそうですよね。

とうもろこしなら、ゆでても焼いても蒸しても、さらには潰してスープにしてもOKですので、ほのかに甘く濃厚な味は、気持ちもほっこりさせてくれます。

料理のレパートリーも広いとうもろこしですが、意外にも主張が少ないので、コロッケやシチュー、サラダに使ったりと、とうもろこしの育て方を覚えれば、主婦には便利な食材のひとつではないでしょうか。

ここでひとつ、とうもろこしは採れたてが一番美味しいこと、実はあまり知られていません。茎から実が離れた瞬間から、とうもろこしの糖度が、どんどん下がっていってしまいます。

そのため、採れたてのとうもろこしはとても甘く、一度食べたら病みつきになって、毎年育てる方もたくさんいるのです。

そこで今回は、家庭菜園初心者向きの野菜としても定番になっている、とうもろこしの育て方の手順をお伝えします。

 

とうもろこしの育て方☆
初心者がプランターで始める手順

 

種からのとうもろこしの育て方

「とうもろこしが何故、家庭菜園初心者向きなのか…。」と疑問に思う方も多いのですが、実は、野菜を栽培する際、種からいきなり畑に蒔くということはせず、苗から育てることが多いのがその原因です。

もしも種から育てたいなら、発芽させるのが難しかったり、野鳥に新芽をついばまれたりするので、ある程度育ってから畑に植え付けるとうもろこしの育て方がベストと言えます。

【 とうもろこしの育て方☆発芽 】

★ とうもろこしの優秀なところは、荒れ地でも育つ丈夫な野菜という点です。しかも種を植えてから、1週間から10日で芽がでるというスピードの速さが特徴となります。

・ とうもろこしの育て方としては、4月~5月に種まきが目安です。そうすると7月あたりには収穫できます。

日当たりが良い場所さえあれば、栽培できる手軽なところも嬉しい点ではないでしょうか。

 

準備するものリスト

最近は畑があるお家はなかなかありません。野菜を育てるとなると手ごろなのは、ベランダが一番です。そこで、とうもろこしを育てるにあたって、プランター菜園に必要な道具をリストアップしました。

【 とうもろこしの育て方☆必要な道具 】

① 培養土

② プランター … 大型で横60センチ近くあり深さ20~30センチほどあるもの

③ 支柱

④ 市販の野菜の肥料

…などなど。

またとうもろこしは肥料が必要になることで有名ですので、培養土と一緒に肥料も用意しておくと安心です。次では、とうもろこしの育て方簡単な流れをお伝えします。

 

とうもろこしの育て方

【 とうもろこしの育て方☆種まき 】

★ プランターでのとうもろこしの育て方ならば、種まきの数は4株くらいにしてください。

・ ジグザグに種を植えていくのがコツで、日当たりがいい場所で育てればバッチリです。

一株から1つのとうもろこしができるように作るのが理想的なので、ジグザグに育てていくことで、できるだけ多く収穫できます。

【 とうもろこしの育て方☆水やり 】

★ 水やりは土が乾いてから行うのが、とうもろこしの育て方の基本です。

・ ただ、穂が出だすときは水をたくさん必要としますので、水切れにならないよう注意してください。

また、暑い時期は、朝・昼・晩と水やりしても問題ありません。

【 とうもろこしの育て方☆支柱立て 】

★ 葉っぱが5枚ほどになり、背丈も少しあるようでしたら、支柱を立てて、株が風で倒れないよう、添え木をしてあげれば問題ありません。

・ ぐんぐん上に伸びるとうもろこしは、風で根元から折れてしまうこともあるので、支柱は立てておくことをおすすめします。

特にマンション住まいで上層階の方は風が強いことが多いです。そのまま育てる姿も畑では見掛けますが、家庭菜園であればぜひ、とうもろこしの為にも添え木してあげてください。

【 とうもろこしの育て方☆肥料のあげ方 】

★ とうもろこしは肥料切れになると実が入りません。

・ 2週間に1回は肥料をあげると実入りが良くなりますので、水やりの代わりに行うことが多いです。

 

プランターでは人工授粉がベスト

とうもろこしの育て方では雄花、雌花を上手に受粉させることこそ一番大切なポイントとなります。

【 とうもろこしの育て方☆人工授粉① 】

★ 穂が伸びて大きくなった時に花が咲きますが、これを切り取って保存してください。ほかの株も同様に、穂が出来たら切り取っておきます。

・ 実はこれは人工授粉をする準備です。ビニール袋かクッキングシートのような、つるつるした素材のものに包み、冷蔵庫に入れておいてください。

そうすることによって害虫を寄せ付けないメリットも生まれます。とうもろこしの根元からわき芽が出てきますが、取らなくても問題ありません。わき芽は実になる部分、わき芽からひげが見え隠れし始めたらいよいよ受粉です。

【 とうもろこしの育て方☆人工授粉② 】

★ 保存しておいた雄花を、丁寧にひげにこすりつけます

・ ひげ1本1本に花粉がつかないと、歯抜けのとうもろこしができるので、できるだけ入念に行ってください。

人工授粉して1週間したころ、とうもろこし1株につき、1つのわき芽になるように他のわき芽を摘み取っていけばバッチリです。

この作業はとうもろこしの栄養がひとつの実に集まるようにするために行われます。「二兎追うものは一兎も得ず」という事で、欲張れば欲張るほど実が入ったとうもろこしはできないのです。

摘み取ったとうもろこしは「ヤングコーン」として食べたり、ゆでても美味しいので、ぜひ試してみてください。

【 とうもろこしの育て方☆収穫 】

★ ひげが茶色くなってきたら、いよいよ収穫です!

・ 収穫した時から鮮度が落ちていくので、できれば採れたてを食べてください。

 

いかがでしたでしょうか、スーパーに出ているとうもろこしも、美味しいものはもちろん、たくさんあるかもしれません。しかし、家庭菜園でとうもろこしを育て方をマスターすると、採れたての一番美味しい時期に食卓に並べられます。

水分や糖も十分あり、ジューシーで甘いとうもろこしが食べられるのは、やはり栽培しているからこそ、と言えます。

とうもろこしを湯がく際は、皮をむき切らず、薄い皮一枚だけ残して茹でると、さらに美味しくなりおすすめです。ある程度皮をむかないと鍋にも入りませんし、一石二鳥ではないでしょうか。

ただし、とうもろこしの実がなると鳥に狙われることも多いので、「とうもろこしは鳥のえさになっていた…。」なんてことにならないよう、ネットをかけて防ぐことも忘れないでおくと安心です。

また、とうもろこしは収穫後、1日2日中に食べるのがベスト。とうもろこしを栽培し、採れたてを調理して、美味しく食べちゃいましょう!

まとめ

とうもろこしの美味しい育て方のコツ

・とうもろしは家庭菜園初心者向き
・プランターでも簡単に育てられる
・プランターでは人工授粉が不可欠
・とうもろこしは肥料をたくさん使う野菜
・土が乾いたら水やりを怠らないで
・日当たりでの栽培が鉄則


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