こんなに簡単!すだちの育て方と美味しい食べ方

こんなに簡単!すだちの育て方と美味しい食べ方
夏になると、そうめんやお刺身などの風味付けとして、すだちを使いたくなりますよね。すだちの育て方を覚えて、自宅で採れたてのまま絞る事が出来たら、サッパリとした、爽やかな風味が手軽に楽しめますので、家庭菜園で育てるのにピッタリなのではないでしょうか。

すだちの育て方は、植え替えや剪定、害虫対策が大切なポイントとなります。上手くお世話をすれば、1つの木から7個ほど収穫する事が出来ますので、やりがいも感じられるでしょう。

そこで今回は、自宅で簡単に栽培出来る、すだちの育て方の手順と、爽やかな風味が楽しめる、すだちを使ったレシピについて、詳しくお伝えします。普段のお料理の香り付けにはもちろんの事、「すだちが沢山余っているから、アレンジ法を知りたいな…」という方も、簡単に作れるすだちのレシピをぜひ実践してみてください。

植え替えや追肥の為に、大きめの植木鉢と肥料を用意しておこう

すだちの育て方において必要な道具は、以下の通りです。

・すだちの苗
・用土
・植木鉢
・肥料

すだちの苗は、初めのうちは購入したままの状態で育てる事が出来ますが、成長に合わせて、植え替えの作業をする必要がありますので、大きめの植木鉢を用意しておきましょう。

また、すだちの育て方で大切な、追肥の作業では有機質肥料や、速効性の化成肥料を年に何度も使用しますので、苗と合わせて一緒に買っておくとスムーズに栽培する事が出来ます。用土は、水はけの良い物であれば、種類を問わず使用可能ですので、合わせて用意しておきましょう。

 

乾燥を避けた場所で、植え替え・選定をして、成長のサポートをしよう

すだちの育て方のコツとしては、植木鉢を日当たりの良い場所に置き、土の表面が乾いたら、水を与えるようにする事です。特に夏場は土が乾きやすい為、1日に2回ほど水やりをして、乾燥を避けましょう。冷たい風に当てすぎてしまうと、すだちは葉を落としてしまう可能性がありますので、程よく風が吹くポジションに植木鉢をセッティングしましょう。

3月下旬から4月中旬になったら、最初に買った苗よりも、一回り大きい植木鉢に植え替えをする事が、すだちの育て方の大切な作業となります。その後も、2年に1度は植え替えをして、その際に枝が茂っていたら、切りすぎない程度に枝を間引き、日光に当たるように工夫しましょう。枝の切りすぎはかえって成長を妨げてしまいますので、形を整えるイメージで剪定してください。

追肥も、すだちの育て方における大切な作業です。6月、9月になったら即効性の化学肥料を与えます。2週間に一度のペースで、水やりの代わりとして、液体肥料も与えましょう。

 

9月中旬頃に収穫し、冷蔵・冷凍して鮮度を保とう

すだちの育て方をマスターし、順調に成長出来ていれば、5月頃に白い花が開花します。7月下旬頃から実が成り始めますので、9月中旬になったら、実が青いうちに収穫するようにしてください。

収穫後に、すだちを保存する場合は、ポリ袋に入れ、2℃~5℃ぐらいの温度で冷蔵しましょう。冷凍保存の場合は、密閉可能な袋、またはラップでひとつひとつ包んだ状態で、冷蔵庫に保管しましょう。この時、袋やラップから空気を抜くようにすると、鮮度や風味を長く保つ事が出来ますので、ぜひ試してみてください。

 

さっぱりとした風味を楽しめる、すだちのゼリーやお酒を作ってみよう

すだちの育て方をマスターして、収穫に至ったら、自分で作ったすだちを使って料理を作ってみましょう。さっぱりとした風味を生かすには、すだちのお酒や、お子さんも楽しめるすだちのゼリーがピッタリです!

すだちのゼリーの作り方

1. すだちを5個ほど絞り、果汁を50ccほど用意する。

2. 水(150g)を沸騰させ、弱火にした状態で板ゼラチン(1枚)を入れ、かき混ぜる。

3. 砂糖(30g)を入れ、溶けるまで混ざったら、すだちの果汁を入れる。

4. ゼリー容器やグラスに入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やし固める。

爽やかなすだちの香りを存分に活かしたゼリーは、お子さんからお年寄りまで、幅広い世代の方に人気です!

すだち酒の作り方

1. すだち(500g)を切り、上白糖(150g)と焼酎(900g)と共にビンに入れる。

2. そのまま保管し、時々混ぜて、砂糖の沈殿を防ぐ。

3. 3週間ほど置いたら飲み頃!

砂糖と混ぜる事で、酸っぱすぎず、爽やかな味わいを楽しめるすだち酒は、夜のリラックスタイムにもピッタリです!

 

さて、今回は自宅で簡単に栽培出来る、すだちの育て方の手順と、フレッシュでさっぱりとした風味が楽しめる、すだちを使ったレシピについて、お伝えしました。

すだちの育て方では、植木鉢を日の当たる所に置き、土が乾燥しない程度に水を与える事が大切です。また、収穫後は袋やラップに入れ、空気を抜くようにして、鮮度や風味を長く保ちましょう。

すだちは魚料理や、そうめん、湯豆腐の付け合わせとして用いる事が多い食材ですが、さっぱりとした風味を活かすなら、すだちをゼリーにしたり、お酒にして楽しむ事もおススメです。簡単に作ることが出来るレシピですので、お子さんやパートナーの為にも是非手作りをして、爽やかな風味を楽しんでみましょう!


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