トマトの育て方は家庭菜園の基本。手入れも手間もシンプルで、子ども達も楽しめる野菜です。プチトマトなどを選べば、毎日のお弁当に食卓の彩りに、使い勝手も抜群ですよね。
確かにほとんど失敗のないのがトマトの育て方のメリットですが、トマト農家の人々はだからこその「トマトの魅力」に夢中になっている人々もいるほどです。…と言うのも、シンプルな中での様々な工夫によって「オリジナルの味」が収穫できると、言うのです。
自宅でもオリジナルの美味しいトマトに挑戦したいですよね。
そこで今回は、ベランダで育てる初めてのプチトマトを美味しく甘く育てるための、7つの手順をお伝えします。子ども達と共に作り、お弁当にチョコン!扱いやすいトマトから、家庭菜園の達成感を味わってください!
トマトの育て方☆
ベランダで始めるプチトマト7つの手順
トマトの育て方!プランターの選び方
トマトの育て方は、そのイメージだけで準備を進めると、気軽な浅めの鉢やプランターを選びがちです。確かに「トマト栽培キット」などを手に取ると、手軽な小さいものが多くあります。
けれども、失敗のない美味しいトマトの育て方では、プランター選びは重要!
【 トマトの育て方:プランターの選び方 】
★ トマトは深さ30cm程度の、深めのプランターが必須です。
・ トマトは案外根が深い植物。さらに上に成長していくため、シッカリとした土壌が必要なのです。
トマトの育て方、おススメのミニトマト
初めての家庭菜園にミニトマトば抜群に育てやすいのですが、それでも植物ですから虫が来たり、育ちにくかったり…、と一年目は「こんなはずでは!」なんてことも多いです。
でもせっかくなら、一年目から楽しく栽培して収穫したいですよね。それならば、育てやすいトマトのなかでも、より丈夫な品種を選べば解決します!
【 初心者におすすめのミニトマトの品種 】
★ 家庭でも人気の「フルーツトマト」アイコ
・ この「アイコ」の品種は家庭菜園で選ばずとも、フルーツのような甘さにファンが多い品種です。育てる時にも害虫に強い嬉しい特性があります。
★ より狭いスペースでも育てやすい、レジナ
・ ミニトマトと言っても、グングンと育つものが多いため、あまりに狭いスペースでは育てられないことも…。そんな時、レジナなどの背の低い品種がおススメです。
レジナをはじめとした、背丈の短い品種なら、支柱を立てる必要もありません。お部屋のインテリアのように可愛く育ってくれます。
トマトの育て方、土の準備
初めてさんが最も勘違いしやすい、トマトの育て方の間違えは、「トマトは水をたっぷりあげた方が良い」と言う思い込みです。前述したように、実際はその真逆!乾燥に強い野菜なのです。
そのため、土も水はけの良い土を選ぶ必要があります。
【 トマトの育て方:土の準備 】
★ まず、プランターの底に鉢底石を敷き詰めます。
・ 手馴れた家庭では鉢底石をネットに入れて、収穫後に簡単に処理できるようにもしています。
初心者さんがはじめから土の配合までするのは難しいはず。鉢底石を敷き詰めたら、後は野菜用の培養土で大丈夫です。より確実に準備したい場合には、最近では「トマト専用の土」も販売しています。
トマトの育て方、日当たり
他のたくさんの植物と同様、トマトは太陽が大好きです。プランターでのトマトの育て方では、日中は日当たりの良い場所で、サンサンと日に当ててあげてください。
【 トマトの育て方:日当たり 】
★ 直射日光が苦手な植物も多いのですが、トマトは直射日光を当てて大丈夫!むしろその方が喜びます。
・ プランターで移動しやすいならば、昼間に直射日光が葉や実にサンサンと当たる場所に置き、夜の寒さからは守るように移動することをおススメします。
トマトの育て方!水をあげるタイミング
美味しいトマトの育て方では、水あげの基礎知識が必要です。トマトの瑞々しい赤い実の様子から、ついついたっぷりと水をあげたくなるから…、なのです!
【 トマトの育て方:乾燥気味に育てる! 】
★ トマトは土が乾燥してきたら、水をあげるようにします。
・ ベテランさんのトマトの育て方では、「トマトがぐったりしてきたら」水あげをする人が多いのです。それは、土の表面だけではなく、土の中までしっかりと乾いてからの水あげがポイントだからです。
ただし、あまり水分が少ないと皮が固くなってしまうことも…。固い皮が苦手な場合は、トマトの実が付くまでは適度に水をあげることで解消します。
トマトの育て方、支柱を立てる
前項でもお伝えしたように、上へ上へ伸びるトマトの育て方では、支柱を立てることも大切。支柱を立てないまま育つと、根元が安定しないため、根の張りもよくありません。
【 トマトの育て方:支柱を立てる 】
★ 支柱を立てる時には、トマトとの間に余裕を持って設置します。
・ もちろん、トマトを支柱に結ぶ作業も忘れずに!
これでどんどん育っても問題はないのですが…、ある程度の大きさまで成長したら、トマトの実に栄養が濃縮するよう、滴芯して成長を止めてしまうことをお勧めします。
トマトの育て方!脇芽の処理
トマトの育て方でも、甘くて美味しいトマトを収穫したい場合には、適度に栄養を実に濃縮できるのが一番です。そのためには、あまり他の部分に栄養を渡らせない工夫が必要。
【 トマトの育て方:脇芽を摘む 】
★ 定期的にトマトをチェックして、育てたいトマトの実を剪定し、他の脇芽は早い段階から摘んでしまいます。
・ そうすることで、育てたいトマトの実に栄養が行き渡り、甘くて濃厚なトマトを収穫することができるのです!
いかがでしたでしょうか。トマトの育て方は、水もあまり必要もなく、基本的には手間が掛からず簡単!なのですが、丁寧に育てれば育てるほど、栄養が実に濃縮されて、甘くて美味しいトマトが収穫できます。
丁寧なトマトの育て方で一番意識しなければならないのは、水の与えすぎです。水を与えすぎると、根腐れの原因になるだけではなく、トマトの皮が破裂してしまうことも…。
また、収穫できても多く水を含んで、薄い味になってしまうことが多いです。日頃の水あげのタイミングはもちろん、雨にさらされないような配慮も必要です。水あげのタイミングに悩んだら、土に指を挿してみて、土の中が乾いていたら、水あげOKです。
トマトの育て方の基本を押えて、家庭菜園一年目から美味しくて濃厚な、甘~いトマトで食卓を彩り、家族をあっと言わせちゃいましょう!
まとめ
美味しいトマトの作り方
・プランターは深いタイプを選ぶ
・害虫に強いアイコ、背丈の低いレジナがおすすめ
・トマトがぐったりしてきてから、水をあげる
・鉢底石を並べて、水はけの良い環境作り
・トマトは直射日光が大好き!
・上に成長するトマトは、支柱を立てる
・脇芽を処理して、栄養を濃縮する