アジサイの育て方、花を長持ちさせるための7つのポイント

アジサイの育て方、花を長持ちさせるための7つのポイント
梅雨の鬱陶しい時期、目に飛び込んでくる青やピンク、紫や白のアジサイの花に癒されます。小さい頃には、アジサイの葉の裏にひそんでいるカタツムリを探した思い出がある人も多くいるでしょう。

アジサイは地植えでも鉢植えでも、実は簡単に花を咲かせることができます。学校や公園でよく見かける花ですが、そのような公共の場所で好んで育てられるということは、育てやすい植物だという証拠でもあります。

しかし、買った時よりも花がどんどん小さくなる、花をつける年とつけない年がある、など悩みが起こりやすいのもまた事実です。そういう悩みはちょっとしたコツで解消できるのです。

ここでは、アジサイの花を確実に咲かせ、かつ長持ちさせる方法をお伝えします。なお、庭がなくてもアジサイを楽しめるように、鉢植えでの育て方を紹介します。



 

アジサイの育て方、
花を長持ちさせるための7つのポイント

 

その1.土の配合


アジサイはもともと強い植物です。栄養満点の土じゃなくても成長してくれます。しかし、確実に花を咲かせたい、元気な株にしたいためには、土づくりも重要になってきます。

おすすめの配合は赤玉土6:鹿沼土3:ピートモス1の割合で混ぜることです。水はけの良い、アジサイが好む土ができあがります。陶器や磁器の鉢に植える場合や、水はけがよすぎることが心配なら、腐葉土を鉢底に敷くように入れて保水性を調整します。

赤やピンクのアジサイにしたい場合は、過リン酸石灰を1000倍に水で薄めたものをむらなく土に混ぜ込むようにしましょう。

 

その2.鉢の選び方


アジサイの特性に合わせた鉢を選ぶこともまた、株を元気にして花を咲かせやすくするコツになります。アジサイは横に広がって根を張る低木です。

パンジーやビオラを植えるようなプランターはもちろん、観葉植物を植える縦長で深い鉢よりも、横に少し深めの鉢の方がアジサイには向いています。

また、素材にも向き不向きがあります。アジサイは水切れにはとても弱い植物です。そのため、素焼きの鉢はその保水性の低さから絶対に避けなければなりません。

磁器、プラスチックの順に保水性が高くなっていますが、磁器が熱に対してこもりにくく逃げやすい特性を持っているため、保水性で優秀なプラスチックよりも適しています。

 

その3.施肥は時期をみて


追肥がなく、栄養満点じゃない土でもアジサイが育つことは前述のとおりですが、きれいな花を咲かせるためには肥料を適切な時期に与えたいところです。

アジサイは花を終えた夏から秋にかけて、新芽を伸ばし、株を大きくさせます。ぐんぐん伸びるその時期には、即効性のある液肥や化成肥料を与えましょう。秋から冬、春にかけては花芽をじっくりと大きくする時期です。

なので、たい肥と油かすを混ぜたものか、すでにブレンドしてある市販の有機肥料をあげましょう。

 

その4.大事なのは水分


梅雨の時期に生き生きと花を咲かせる植物なだけあって、アジサイの育て方で最も重要なのが水分(湿度)管理です。また、水揚げも良いので夏場はちょっと目を離した隙に枯れてしまうことも。

そうならないためにも土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。湿度も高めが理想です。とはいえ、じめじめして水はけの悪い土は好みません。

鉢植えの場合、受け皿に水がたまっている状態では根腐れを起こしてしまう危険性が高まります。受け皿にたまった水はすぐに捨てるようにしましょう。

 

その5.切り戻しも重要


放っておいたらぐんぐん大きくなってしまうアジサイ。花を長く楽しむためには、花芽をしっかり育成させなければなりません。そのために、切り戻しを行うことで新芽の成長をストップさせ、花芽にたっぷりと栄養を回すようにします。

その切り戻しのやり方は、花が終わったらまず、花から2枚から4枚の葉の位置で切り戻します。株を小さくしたい場合は、もう少し短くカットしてもかまいません。

一度目の切り戻しの後、切ったすぐ下にできた脇芽が伸びて、新しい枝となります。ちょうどそのひとつ下の葉の付け根をよく見てみると、小さい花芽ができるのが分かるかと思います。なので、その上で切り戻すことで花芽に栄養がいきわたるようになります。

 

その6.裏ワザは半日陰


さて、ここまで土や水やり、肥料に注意を払ったので、5月の下旬にきれいなアジサイの花を咲かせることに成功しました。そうなると今度は咲いた花を長持ちさせたいものです。実は、とても簡単にできる裏ワザが存在するのです。

それは、鉢を半日陰に置くことです。そうすることで、花が生き生きとした状態で長持ちします。湿気と水分が大事なアジサイの花にとって、半日陰は最も適した場所といえます。

具体的には、カーテンに近くて弱い日光が入るところ、ベランダでも日当たりがあまり良くない場所などがあげられます。

 

その7.ある程度で切り花に


枝についた花もある程度楽しんだら、次に膨らんできたつぼみのために潔く切り花にしてしまうことも大事です。ちょっともったいないような気もしますが、結果的に長くアジサイを楽しむためには必要なことです。

また、アジサイは切り花にしても長く楽しむことができる花です。フラワーベースにたっぷりの水を入れて、アジサイを挿しましょう。もしくは、あえて少量の水しか入れずに、アジサイのドライフラワーを作るのもいいでしょう。

家の中でアジサイを飾りながら、次々と花を開かせるアジサイも楽しむことができるなんて、梅雨ならではの最高のぜいたくになるでしょう。

 

いかがだったでしょうか

観葉植物や多肉植物のような気軽なイメージを、アジサイにもっている人はそう多くいないでしょう。しかし、アジサイの育て方は難しいどころか簡単なのです。水を切らさないようにすることと、花芽をじっくり育てることを意識することを最低限心がけるだけで花が咲くなら、ちょっとやってみたいと思うことでしょう。

アジサイの鉢植えは、4月から市場に出回ります。ものは試しに、園芸店を覗いてみるのもいいかもしれません。

 

まとめ

アジサイの育て方、花を長持ちさせるための7つのポイント

その1.土の配合
その2.鉢の選び方
その3.追肥は時期をみて
その4.大事なのは水分
その5.切り戻しも重要
その6.裏ワザは半日陰
その7.ある程度で切り花に

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