紫陽花の花言葉を気にせず結婚式の装花に使うためのアイデア

紫陽花の花言葉を気にせず結婚式の装花に使うためのアイデア

そのみずみずしい色合いとふっくらとした印象の美しい花を咲かせることで、古くから日本人に愛され続けてきた花の紫陽花(アジサイ)。紫陽花が好きで好きで、お祝い事や装花に紫陽花をぜひ使いたいという人もたくさんいらっしゃることでしょう。

しかしその美しい外見に反して、紫陽花の花言葉は「移り気」「高慢」「あなたは冷たい」「浮気」など、ややネガティブなものが多く、華やかな場や明るい場にはやや不向きなもの。使いどころを間違えてしまうと、面倒なことにもなりかねません。そこでこの記事では、結婚式の装花に紫陽花を使うためのちょっとしたコツやアイディアを、みなさんにご紹介していきます。

 

紫陽花の花言葉を気にせず
結婚式の装花に使うためのアイデア

 

季節感を大切にする

紫陽花は6月の花ですので、やはり紫陽花を装花に使うときは6月頃に行われる結婚式のときがおすすめです。そのときの季節に合った花を選べば、「何故このような花を選んだのか」という説明をくどくどとしなくても済むので余計な心配も要りませんし、情緒溢れる装飾にもなってくれます。基本的に、紫陽花の装花は6月に使う、と心がけておきましょう。

 

プラスイメージの花言葉を強調する

紫陽花の花言葉は、「移り気」「浮気」などといったネガティブな印象のものも多い一方、ポジティブなものも数多くあります。例を上げると、「家族団らん」「辛抱強い愛情」「元気な女性」などです。これらの花言葉は結婚式や女性のお祝い事にも相性のいい花言葉であり、これらの花言葉を説明したり強調した装飾にしたりすれば、紫陽花の花言葉のマイナスイメージを気にする人もいなくなるはずです。

 

紫陽花を採用した理由をきちんと説明する

上に書いた内容とも被りますが、やはり余計な不安を取り除くためには「何故このような花を選んだのか」ということを簡潔に説明しておくのが一番です。花言葉が自分の理想と合っていたから、ボリュームがあっていい装飾に思えたから……、などといったことを司会の方にしっかりと説明してもらえば、誤解も不安もなくなるはずです。

 

年配の方には特に説明を

紫陽花の花言葉や縁起といったものは、若い人はあまり知らなかったりたいしたこととも思わなかったりしますが、年配の方は案外神経質に気にするものです。なので、年配の方、特に親族などの深い関係の方には特に細かく紫陽花の花を使う理由を説明しておいた方がいいかもしれません。事前に一言言っておくなどして、余計なトラブルは極力避けていきましょう。

 

爽やかな印象を強調する

具体的な紫陽花の装花のアイディアとしては、白い紫陽花を中心にした装花のデザインを取り入れて、爽やかなイメージで統一することがおすすめです。爽やかなイメージの装花で式場を統一すれば、紫陽花が持っているマイナスイメージも拭えますし、見る人にとっても気持ちのいい装花となります。結婚式などは特に清純なイメージが重視されますから、淡白な色合いの花のほうが好まれやすいでしょう。

 

色合いを豊かにしてみる

複数の色の紫陽花を散りばめて、賑やかな色の装花にしてみるのもとてもおすすめです。紫陽花の花は寒色系から暖色系まで様々な色のバリエーションがあり、そのどれもが華やかで美しいので、とても明るいイメージを演出していけます。こういった華やかな印象を作るために紫陽花を用いる、という選択肢も決して悪くないでしょう。

 

最終手段「気にしない」

これまで、この記事では、紫陽花の花言葉のマイナスイメージを払拭するための工夫を紹介してきましたが、しかしそこまで気にすることもない、と言ってしまえばないかもしれません。

紫陽花の花言葉や縁起などを過度に気にする人はそこまで多くないですし、いたとしても華やかな印象の式場や紫陽花を用いればわざわざ指摘する人もあまりいないでしょう。なので、こういった問題はある程度仕方ないと諦め、あまり気にしないことも大切かもしれません。

 

さて、紫陽花の花言葉を気にせず結婚式の装花に使うためのアイデアをいくつか説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。結婚式の装花とは、一生に一度だけの大切な飾り物であり、縁起や花言葉を気にする人がいるのも当然のことです。

なので、もし自分がどうしても紫陽花を使いたいということであれば、その使いたい理由を明確にしておくことが大切です。紫陽花を使う自分を納得づけるためにも、周囲の人に説明するためにも、そのあたりのことは早めにきっちりとさせておきましょう。ぜひ素晴らしい紫陽花の装花をお使いください!

 

まとめ

紫陽花の花言葉を気にせず結婚式の装花に使うためのアイデア

・季節感を大切にする
・プラスイメージの花言葉を強調する
・紫陽花を採用した理由をきちんと説明する
・年配の方には特に説明を
・爽やかな印象を強調する
・色合いを豊かにしてみる
・最終手段「気にしない」


連記事
タイトルとURLをコピーしました