アロマセラピストを目指すなら!スクール選びの7つのコツ

 

アロマテラピーを用いてプロとして仕事をしたいとお考えなら、スクール選びはとても重要なポイントです。特にアロマで癒しを行うアロマセラピストは、アロマの知識とトリートメント技術の両方を必要とする上級資格です。どのスクールを選択するのか、しっかりと考える必要があるでしょう。

現在、日本ではアロマに関する協会や認定資格が複数あります。それぞれの協会の下に、各スクールが運営されている状態です。ですから、どの協会の運営しているスクールかを知ることで、だいたいの方針を知ることができます。また基本的な方針は協会に指定されたものですが、各スクールごとに独自のテキスト内容があったり、実践に力を注いでいたりと特色があります。

通いやすさや学費に目が行きがちですが、自分がどのようなアロマセラピストを目指したいかを踏まえたスクール選びを行ってほしいと思います。今回は、将来後悔しないためのスクール選びのコツをご紹介します。納得のいくスクール選びのお役に立てることを願っています。

 

アロマセラピストを目指すなら!
スクール選びの7つのコツ

 

目的を明確にしよう

あなたはアロマテラピーをどのように活用したいですか。

スクールを選ぶ前に、できるだけ将来のビジョンをはっきりさせておくようにしましょう。アロマを趣味として楽しみたい人、販売に活かしたい人、講師として仕事をしたい人など、学ぶ動機は様々です。

アロマセラピストになりたい人であれば、第三者にアロマテラピーを実践したい人ということになります。癒しのためのアロマを提供したいのか、医療に携わる人がその一環として心身のケアを行いたいのかでは、方向性が違ってきます。

自分に必要な知識や技術が何なのか、見極めることが大切です。

 

各協会の特徴を知ろう

アロマテラピーの協会や認定資格は統一されていないため、複数の団体や資格があります。

アロマセラピストになるためには、いずれかのスクールに通って協会に入会し、資格を取る必要があります。AEAJ(日本アロマ環境協会)は会員数が多く、知識と実技のバランスのとれた協会です。一級に合格してアドバイザー資格を取得した人が、アロマセラピストなどの上級資格を目指すことができます。

NARD(ナード・アロマテラピー協会)は精油や症例などの研究実績に優れ、専門知識を多く得ることができます。

やはりアドバイザー取得後に、上級資格へと進みます。JAA(日本アロマコーディネーター協会)は実技に強く、ピラミッド構造ではないので、自由に資格試験にチャレンジできます。

 

スクールの特徴を比較しよう

どの協会のスクールなのかを理解し、学校ごとの特徴を把握しておきましょう。

基本的な協会のカリキュラムに沿って指導が行われますが、スクールごとのカラーやスタイルは様々です。アロマセラピストには知識だけでなく実技も重要な要素となってきますから、実践的な授業にどれだけ力を入れているのかも判断のポイントです。

スクールのホームページや資料だけでなく、もし講師の著書などがあればそれを見るのも参考になります。自分の求めるものに合ったスクールかどうかを見極めましょう。

 

体験入学を活用しよう

ホームページや資料内容だけではわかりにくいのが、スクールの雰囲気です。

自分に本当に合う、合わないは体験してみないとわからないものです。多くのアロマテラピースクールでは、入学前の体験入学を実施しています。

アロマセラピストを目指してせっかく入学したにもかかわらず、思っていた内容とのギャップに苦しむといったことのないよう、体験入学はぜひ活用しましょう。実際に講師の話を聞いたり、学校の雰囲気を肌で感じたりすることは、モチベーションのアップにもつながります。

 

学費を検討しよう

学費はそれぞれのスクールごとに違いますが、専門性の高い資格になればなるほど学費も高くなっていきます。

アロマセラピストは専門知識に加えて実技のカリキュラムもありますから、当然それなりに学費がかかります。だからと言って、単に学費が安いという理由だけで安易にスクールを決めるのはおすすめできません。

いずれにしてもまとまった金額を支払うのですから、自分の納得できるスクールを選ぶことを優先させましょう。アロマセラピストとしての活躍の幅は、スクール選びによっても影響されてくるのです。

 

有効期間やフォローシステムを知ろう

アロマセラピストを志す人の中には、社会人や子育て中の主婦など、貴重な時間をやりくりしてスクーリングをしようと考えている方も多いと思います。

通う頻度や期間についてはもちろん重要ですが、受講の有効期限や資格取得に関する期限なども調べておきましょう。

やむを得ぬ事情で継続して受講できなくなった場合や、一度の受験で資格を取得できなかった場合に役立つフォローシステムがあるかもしれません。また、欠席した時のフォローシステムについてもチェックしておくと便利です。

 

就職支援や就職先を知ろう

アロマセラピストとして活躍したいと考えるなら、卒業後の進路はたいへん重要です。

通いたいスクールが自分の希望する分野への就職支援を行っているかも、チェックしてみてください。望む就職先があるのであれば、その就職先にコネクションを持っているスクールを選ぶというのも一つの方法です。卒業生の就職先が公開されていることも多いので、資料を見て参考にすると良いでしょう。

体験入学などで卒業生の話を聞ける機会があれば、積極的に活用してみることをおすすめします。

 

ここまでスクール選びのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか。

アロマテラピーの普及に伴って、数多くのアロマテラピースクールが存在するようになり、どのスクールに通うか迷われている方も多いことでしょう。

アロマセラピストとして専門的な知識と技術を習得するためには、あなたの求める目的に合ったより良いスクールを選択することが不可欠です。

じっくりと下調べをして、納得のいくスクールを選んでほしいものです。こちらでご紹介したコツを参考にして、夢であるアロマセラピストへの第一歩を踏み出していただけることを願っています。

 

まとめ

アロマセラピストを目指すなら!スクール選びの7つのコツ

・目的を明確にしよう
・各協会の特徴を知ろう
・スクールの特徴を比較しよう
・体験入学を活用しよう
・学費を検討しよう
・有効期間やフォローシステムを知ろう
・就職支援や就職先を知ろう


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