種から育てて観葉植物になる!アボカドの育て方

種から育てて観葉植物になる!アボカドの育て方
種からアボカドを育てて、観葉植物として楽しめたら面白いですよね。意外にも、アボカドの育て方は簡単で、スーパーで購入したアボカドから種を取り、植えてもOKなのです!

美容効果でブームになり、気軽に購入出来るようになったアボカドですが、「種は食べずに捨ててしまう…」という事が多いのではないでしょうか。

アボカドの育て方は、水栽培と土栽培の2種類があり、初心者の方でも簡単に続けられますし、綺麗なグリーンの葉を付けますので、観葉植物として部屋に飾りたい方にもおススメです。

そこで今回は、種から始めるアボカドの育て方について、お伝えします。2種類の栽培方法から、自分にとって始めやすい方法を選び、実践してみてください。

種を準備する際は、良く洗う事がポイント

アボカドの育て方は、水栽培と土栽培の2種類がありますが、まずは、両方の栽培方法に共通して必要な、種の準備から始めましょう。

アボカドの育て方~種の準備編~

1. スーパーでアボカドを購入し、冷蔵庫に入れず、常温保存する。
*アボカドを冷やしてしまうと、発芽率が下がってしまう。

2. アボカドが熟したら、スプーンで種を取り除く。
*熟してからの方が、実が柔らかくなっているので、種を取りやすい。

3. 種を水でよく洗い、周りに付いている果肉や油分を落とす。この時、薄めた洗剤を使って洗ってもOK。
*アボカドの果肉には、発芽抑制成分が含まれている為、しっかりと洗い流す。

このように種が準備できたら、乾燥を避け、その日のうちに栽培を始めてください。種は、尖っている部分と平らな部分があり、尖っている方から芽を出しますので、植える際はそちらを上にしましょう。

 

小さめの容器で水栽培をする際は、成長してから土に植え替える。

まずは、水栽培の方法と、ポイントをお伝えします。

アボカドの育て方 ~水栽培編~

1. 種の尖っている部分を上にして、楊枝を斜めに刺し、小さめの容器にセットする。

2.小さめの容器に水を入れ、種の3分の1が水に浸かるようにする。

3. 日当たりの良い場所に置く。(毎日水を取り替える事)

必要な物は、小さめの容器と爪楊枝だけなので、すぐに始められそうですよね!容器はゼリーのカップや小さなグラス、ペットボトルで代用してもOKです。

毎日水の管理をしていれば、1ヵ月経たないうちに発芽しますので、土に植え替えてあげましょう。

アボカドの育て方~水栽培で発芽したら~

1. 約3週間で表面の皮が剥がれ落ち、種の下部分から主根が伸び始め、上部分から発芽する。

2. 芽が15cmほどの高さになったら、その茎を5cmほど切り、アボカドの成長をさらに促してあげる。

3. もう一度15cmほどの高さに伸びてきたら、種に対し、ひと回りからふた回りほど大きい鉢を用意し、種の上半分が隠れないようにして植え替えをする。

4. 日当たりの良い場所に鉢を置く。

5. 土の表面が乾いたら水を与える。

 

土栽培をする際は、水やりや摘芯のタイミングを見計らう事がポイント

もう一つのアボカドの育て方である、土栽培の方法と、ポイントをお伝えします。

アボカドの育て方 ~土栽培編~

1. 種の尖っている部分を上にして、土に埋める。

2. 乾燥に弱い為、土の表面が乾いたら水を与える。

3. 成長と共に、鉢を大きいものへと植え替えてあげる。
(アボカドは根が弱い為、慎重に植え替え作業を行いましょう。)

基本的な管理の仕方は、水栽培の植え替え後と同じく、水を切らさない事が大切です。

室内で観葉植物として楽しむ場合は、ある程度大きくなったら摘芯をして、成長を抑える事もポイントですので、どのくらいまで育てたいかを考えて管理する事が大切です。

 

冬は室内で、室温5℃以上をキープしてあげる

アボカドの育て方をマスターすれば、どんどんと成長し、綺麗なグリーンの葉を付けてくれます。水栽培と土栽培、両方の栽培方法に共通して必要な、冬の管理方法についてお伝えします。

アボカドの育て方~冬の管理方法~

1. 冬は、室内に入れ、5℃以上をキープする。
(綺麗な葉のグリーンを保つには、室温を10℃以上にする事がポイント)

2. 室内を加湿し、1日1回水を与える。
(水のやりすぎは根腐れの原因になる為、量を調節する)

3. 葉を全部落としてしまっても、茎が残っていると、春にまた新しい葉を出す。

 

さて今回は、種から始めるアボカドの育て方について、お伝えしました。

普段食べずに捨ててしまいがちなアボカドの種を植えるだけで、自分の家でも気軽に栽培が出来るとは驚きですよね!用意する物も少ない為、アボカドを買ったその日にすぐ始められる事も、魅力の一つです。

アボカドの育て方は、水栽培と土栽培の2種類があり、初心者の方でも簡単に続けられますし、綺麗なグリーンの葉を付けますので、毎日の楽しみとして、新しく栽培をスタートしてみると面白いでしょう。

インテリアとしても、可愛らしい見た目に癒される事間違いなしですし、来客に「アボカドを種から育てた」という事をお話すれば、話題にもなるでしょう。ぜひ、アボカドをスーパーで買った際は、種から育てて観葉植物にしてみましょう。

【まとめ】

種から育てて観葉植物にする、アボカドの育て方

・種を準備する際は、良く洗って油分を取り除く
・小さめの容器で水栽培をする際は、成長してから土に植え替える
・土栽培をする際は、水やりや摘芯のタイミングを見る
・冬は室内で、室温5℃以上をキープしてあげる


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