アボカドの育て方☆残った種からできちゃう、栽培の手順

アボカドの育て方☆残った種からできちゃう、栽培の手順
アボカドの育て方を知って、アボカドを観葉植物として育てながら、栄養もありおしゃれな料理も作れたら、ちょっと優雅ですよね。美容効果が高くヘルシーな上に、お料理に使うと一気におしゃれ感が増すアボガドは、女性を中心に人気!

最近ではスーパーでも普通に売られるようになったので、ご家庭で日常的にアボカドを使ったお料理を作るという方も多くなりました。そんなアボカドが、実は観葉植物として、今ひそかに注目されているとは驚き!

人気の秘密は、アボカドの育て方が比較的簡単なことに加えて、なんと食べ終わった種からでも育てることができちゃうから…。そんなに手軽に始められるなら、ぜひ試したいですよね。

そこで今回は、種から栽培するアボカドの育て方をお伝えします。今までお料理の時には捨ててしまっていた種を使って、素敵な観葉植物に育ててみてください。

 

アボカドの育て方☆
残った種からできちゃう、栽培の手順

 

まずは種を準備する

まずは植えるアボカドの種を準備!

【 アボカドの育て方、種を準備する注意点 】

★ スーパーで買ってきたアボカドを料理したときに出てきた種でOKですが、冷蔵庫などには入れずに、常温で保存していたものを使用してください。

・ もし一度でも冷蔵庫などの寒いところで保管してしまうと、種が冷えてしまって発芽しにくくなるので注意が必要!

アボカドの果肉から種を取り出す際に、包丁などで傷が付いたりすることもありますが、多少であれば問題はありません。

アボカドの種は乾燥してしまった場合も発芽率が落ちてしまうため、もしアボカドを食べたその日にすぐ栽培を始められないようであれば、種を水に浸して保存しておくと安心です。

種を発芽しやすくさせる

アボカドの育て方の中で、「聞かないと知らなかった!」というポイントが、種を育てる前にしっかり水洗いしておく、ということではないでしょうか。

【 アボカドの育て方、種を準備するポイント 】

★ アボカドの表面に残った果肉には、実は発芽を抑制する成分が含まれているため、もし洗わずにそのまま植えてしまったら、なかなか芽がでない、なんてことにもなってしまうのです。

・ ですから、アボカドを育てる際には、種の表面のぬるぬるがとれるまで、しっかりと水洗いをしておくのがポイント。

もしなかなかぬるぬるがとれないようであれば、薄めた洗剤やスポンジなどを使っても大丈夫です。

 

水耕栽培で育てる場合

アボカドの育て方には、まずは種を水に浸けて発芽させてから、途中から土で育てる水植えの方法と、始めから土で育てる土植えの方法の2種類あります。

【 アボカドの育て方、水植え 】

★ 水植えに必要なものは、コップなどの容器になるものと爪楊枝だけ。

・ 食材でアボカドを使った、その時に家にある道具で栽培できるので、とても手軽に始められるアボカドの育て方!

なぜ爪楊枝なのか不思議に思うかもしれませんが、種全体を水にどぼんと入れてしまうと腐る原因になるので、種の下半分くらいだけが、上手く水に浸かるように固定するのに爪楊枝を使用します。

【 アボカドの育て方、爪楊枝の使い方 】

★ 種には上下があるので、尖っている方を上・平らで突起のある方を下にし、容器のふちに爪楊枝がひっかけられるよう、斜め上から種に向かって3方~4方、爪楊枝を刺します。

・ 爪楊枝がひっかけやすいよう容器の直径は大きすぎず、根が伸びやすいようにある程度深さがある容器を使ってください。

水の状態の分かりやすい、透明なコップや小さな花瓶などがおすすめです。

 

始めから土で育てる場合

もう一つのアボカドの育て方の、最初から土で育てる方法は、芽や根が出た後も水植えのように植え替える手間がなく、育てることができるのがメリット。

水植えは手軽に始められる上に、発芽する様子が直に見れて楽しい反面、こまめに水替えできないと腐ってしまうので、マメなお手入れが苦手な方は、最初から土で育てることをオススメします。

【 アボカドの育て方、土植え 】

★ 使用する土は、ホームセンターなどで売られている観葉植物用の土で大丈夫!

・ 土から種がのぞくように埋めても、種全部を土の中に埋めてしまっても、どちらでも問題ありません。

ただ、水植えの時のアボカドの育て方と同じく、必ず種の尖っている方が上になるように、種の上下に気を付けて植えるのがポイントです。

 

根と芽が出るのを待つ

アボカドの育て方に必要なものは根気!なぜなら、アボカドが発芽するまでには約1ヶ月かかるからです。

【 アボカドの育て方、根と芽が出るまで 】

★ 特殊なお手入れは必要ないものの、水植えの場合は、いつも綺麗な水で育つように毎日水を替えてやり、土植えの場合も土が乾かないように管理は不可欠。

・ 発芽に最適な温度は20℃以上ですので、日当たりがよく暖かい場所で育てるようにするのも大切です。

硬い種が割れて、まず根っこが出てきてから続いて芽が出てくるはず。水植えであれば、根や芽が育つ様子もよく見えるので楽しく育てられます。

 

アボカドが育ってきたら

芽が出た後のアボカドは、すごいスピードで成長します。水植えの場合は、できるだけ早く土に植え替えをするのもポイント。

【 アボカドの育て方、支柱立て 】

★ まだ木が小さい間は茎が折れやすいので、できれば支柱を立てて支えた方が上手く育ってくれるはず。

・ 発芽するまでとは違って、ある程度大きくなった後のアボカドの育て方は、ほとんど手間がかからず、葉が萎れて全て下を向いてしまった時に、水を与えてあげれば大丈夫!

ただ、寒いところは苦手な植物なので、冬は室内で管理し、大きくなりすぎてきたらお好みの大きさで摘芯するようにしてください。

 

いかがでしたでしょうか、アボカドの実は実りにくく、また実るまでに最低でも4~5年はかかるため、収穫目的でアボカドを育てるのはあまりオススメではありません。

しかし、アボカドの育て方はそんなに難しくはないですし、鉢植えなら1~2m程度の大きさに育てることができるので、観賞用の植物としてならばとても最適。

本来であれば捨てるだけの種から立派な観葉植物が育つとあれば、とてもエコですし、「種から育てたアボカドの木」といえば、話のタネにもなるもの。

何よりも、アボカドの大きな種から時間をかけて、芽や根が出てきたときの驚きや感動は、植物を育てる楽しみを存分に味わえるはず!是非、お伝えしたアボカドの育て方を参考にしながら、気軽に栽培を楽しんでみてください。

まとめ

残った種で始める、アボガドの育て方

・冷蔵や乾燥していない種を準備する
・種の周りの果肉をしっかり水洗い
・水なら爪楊枝で種を固定する
・土では植える時の種の上下に注意
・20℃以上の暖かい場所で育てる
・水の管理をしっかりする
・幼木には支柱を立てる
・水やりは葉が萎れたら与える


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