あなたの肌にピッタリの美容オイルを見つける7つのポイント

あなたの肌にピッタリの美容オイルを見つける7つのポイント
保湿だけでなく、導入やマッサージ、化粧落しにまで使える美容オイル。しかし、一方ではオイルを使うと脂っぽくなったりニキビができてしまうなんて方もいらっしゃいます。

それは間違った使用量、使用法による場合がほとんど。肌は水分と油分のバランスが整っていることで潤いが保たれます。使用量が多すぎるとそのバランスが崩れてしまうのでトラブルになってしまいます。

また、こすり過ぎや乾いた肌に起こる摩擦などもトラブルを招く原因に。いくら使用量を守っていても肌トラブルが無くならない場合は、そのオイルがあなたの肌に合っていない可能性があります。

ご自分の肌の状態に合わせてオイルを選び、心配なくお手入れを続けられたらいいですよね。そんな方のために、あなたの肌にピッタリ合うオイルの見つけ方をご紹介します。

 

あなたの肌にピッタリの
美容オイルを見つける7つのポイント

 

その1.肌のタイプを知ることが大事

肌に合うオイルを探すためには、ご自分の肌がどんな状態なのかを知ることが大変重要です。まだご自分のタイプを把握していない方は、肌質を調べることから始めてください。

デパートなどの化粧品売り場に行くと、簡単に肌質を診断してくれるサービスがあります。気軽に利用してみるのもいいですが、なかなか勇気がでないと言う方に簡単なセルフチェックの方法をご紹介します。

 

その2.乾燥肌には刺激の少ない油を補給

乾燥肌の方は角質層に油分が不足している状態になっています。潤いがないからといくら化粧水を重ねたり美容マスクを使っても肌の乾燥が改善されることはありません。

それは肌に必要なものが水分や美容成分ではないから。肌は角質層同士を繋いでくれる「角質間細胞」と言うものがあります。この「角質間細胞」は脂溶性なので、オイルを使用することで肌のバリア機能を高めてくれるようになります。

注意したいのは、強力な合成系界面活性剤の入ったクレンジングオイルは肌に必要な皮脂まで落してしまうため、乾燥によって肌が弱っている方は使用をやめましょう。

乾燥肌の方は肌がデリケートな状態にありますので、なるべく自然の成分に近い刺激の少ないもの、ビタミン・ミネラルを含んだものを選びましょう。

 

その3.油性肌でもオイルは欠かせない

表皮や角質層の水分が不足し、油分が過剰に分泌してしまう油性肌。洗顔後でもすぐに肌がべたつくからオイルやクリームはつけない。そんな方は間違ったスキンケアによって自ら油性肌を作ってしまっています。

水分量が少ない肌は細胞が痩せ、バリア機能が弱っているために温度変化に敏感になっています。それにより混乱した皮脂腺の機能が、間違った指示を出すことで過剰な油分が分泌されます。

意外なことに、脂っぽいのは肌の表面だけ。内側の水分はどんどんと失われていきますので、保湿をしないと悪循環を繰り返すことになります。

油性肌の方は油性度の高いオイルを試してみてください。やがて肌の乾燥が無くなり、肌のべたつきも解消します。

 

その4.混合肌は臨機応変に

乾燥とべたつきの両方を持つ混合肌。毛穴に脂が詰まりやすく、ニキビに悩まされる方が多いのも混合肌の特徴です。べたつきが気になるからと保湿をしなければ水分を失い過剰な皮脂が分泌され、反対に過剰に油分の高いものを使えばニキビや黒ずみの原因に。

そんなことを繰り返し、コントロールができなくなった肌は混合肌をより悪化させていきます。結局どちらに合わせればいいのか悩むかもしれませんが、どちらにおいても言えることは肌が「乾燥している」ということです。

混合肌の方は、乾燥とべたつきのどちらにも対応し、バランスを整えてくれるオイル選びが大切です。その上で、状態に応じて足りないところには重ねづけするなどの対処をしましょう。

まずはしっかりと保水をした後に、純度の高くさらっとしたオイルで徐々に肌質を変えていくことから始めます。

 

その5.普通肌でも油断大敵

水分と油分のバランスが良く、ハリと弾力・潤いのある理想的な肌質です。特に目立ったトラブルはありませんが、季節の変化や日々の疲れによって気づかない間に肌の調子も変化していきます。

適したケアを怠ると乾燥肌・油性肌へと移行してしまう可能性が充分にありますので、安定した状態を保つためには油断せずに普通肌に合ったケアをしましょう。

しかし、元々の状態がいい肌なので過剰なケアは必要ありません。こってりとしたオイルよりは、さらさらとして伸びがいいなめらかなオイルを必要最低限つけるだけで充分と言えます。

少し乾燥気味に感じたらビタミン類を含むオイルで調子を整え、逆にべたつきが出てきたときは飽和脂肪酸の多いココナッツオイルが有効です。ただし、ココナッツオイルは人によって発心やアレルギーを起こすことがありますので、パッチテストをしてから使用してください。

 

その6.30代は先を見越したスキンケアを

20代までは活発だった皮脂分泌も、30代になるとだんだんと低下し始めます。皮脂が不足することで肌のバリアが弱くなり、水分が蒸発してしまうので乾燥肌になっていきます。

更に、20代の無茶や不摂生、施してきたスキンケアの結果があらわれる頃。今までのスキンケアでは物足りなく感じ始める方が多ものの、諦めずに改善していけば40代50代の肌質を高めることができるターニングポイントでもあります。

どことなく衰えを感じてきたらビタミン類・ミネラルを含む再生効果のあるオイルや女性ホルモンのバランスを整える作用のあるγ-リノレン酸を含んだオイルが効果的です。

マカダミアナッツオイルは若い人の皮脂に多い脂肪酸を多く含み、透過性も高くオススメです。どちらかと言うとさらさらとして、浸透作用の高いものを選んでください。

 

その7.40代は香りも有効的に

30代のスキンケア効果があらわれる40代以降の肌。皮脂分泌が更に減るのに加え、女性ホルモンも急激に減少していきます。そうなると気になるのがシワやたるみ・毛穴の広がりなどのトラブルです。

基本的には30代からのスキンケアでご紹介したビタミン類やミネラル・γ-リノレン酸を含んだオイルが引き続き有効になります。更に、女性の心身に対するヒーリング効果が高いローズオイルは、血行促進を促し、ハリ・毛穴の引き締め作用も期待できます。

それぞれに良さがありますので、試しながらベストなものを見つけてください。肌だけでなく気持ち的な変化も大きい時期。アロマオイルがブレンドされたものはリラックス作用がありますので、好きな香りで心身ともに快適に過ごしましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

美容オイルは乾燥肌から油性肌までをケアできてしまう万能なものですが、使い方・選び方を間違えてしまうと逆効果にもなりかねません。きちんと肌の状態を把握した上で肌に合ったオイルを選ぶことが何よりも大切です。

どのケースにも共通して言えることは、なるべく良質なものを選ぶこと。自然に近く良質なものを選べば余計な肌トラブルを防げるので、粗悪なものは避けましょう。

ただ、自然のオイルの中には、人によってはアレルギーを引き起こしてしまったり、炎症を起こしてしまう恐れがあるものも。購入する前にどんな成分が入っているのか、どんな作用があるのかをしっかり調べることも重要です。

できるだけ香料の入っていないものが望ましいですが、天然のアロマオイルのものであればリラックス効果以外にも幅広い効果が期待できますので、上手に選んで心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

あなたの肌にピッタリの美容オイルを見つける7つのポイント

その1:肌のタイプを知ることが大事
その2:乾燥肌には刺激の少ない油を補給
その3:油性肌でもオイルは欠かせない
その4:混合肌は臨機応変に
その5:普通肌でも油断大敵
その6:30代は先を見越したスキンケアを
その7:40代は香りも有効的に


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