貰ったフラワーボックスを長持ちさせる為の7つの方法☆

貰ったフラワーボックスを長持ちさせる為の7つの方法☆

おしゃれな新しいタイプのフラワーアレンジメントとして、一気に市民権を得た感のあるフラワーボックス。そのまま飾ることができるのでギフトとしても最適ですね。

生花だけではなく、特殊な加工液で生花を半永久的に保存できるように加工した「プリザーブドフラワー」、ポリエステルやポリエチレンなどの繊維で精巧に、かつ耐久性を重視して作られた「アーティフィシャルフラワー」などでもアレンジされています。

そんなフラワーボックスをプレゼントされたら、出来るだけ美しい状態で楽しみたいものですね。

ここでは生花のフラワーボックスを長持ちさせるお手入れ方法と、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーのフラワーボックスの取り扱いをお伝えします。

 

貰ったフラワーボックスを長持ちさせる為の
7つの方法☆

 

生花のフラワーボックス① セロファンがかかっていたら取り除く

まずは生花のフラワーボックスのお手入れについてお話します。フラワーボックスを貰った時に、透明なセロファンが花の表面を覆っていることがあります。

「ホコリがつかないし、きれいなまま飾っておけそう!」と思ってしまいがちですが、セロファンがかかった状態では植物が蒸れてしまい、傷みの原因に繋がります。すぐに取り除きましょう。

 

生花のフラワーボックス② フォームには常に水を

フラワーボックスの構造を見ると、フラワーアレンジメントに用いる「吸水性フォーム」に花々が挿されているのがわかるでしょう。

生花のフラワーボックスにおいては、ここが水の供給源になっていますが、一度乾いてしまった吸水性フォームは再び水を吸わせても、もとの半分以下の量しか水を吸わなくなってしまいます。そのため、水を切らさぬよう注意することが何よりも大切なのです。

そして水を与える時は、箱を濡らさず、また花に直接水がかからないようにそっと注ぐようにします。注ぎ口が出来るだけ細いじょうろなどを用いると、作業がしやすくなるでしょう。

また、水に植物用の延命剤を混ぜておくと、バクテリアなどによる花弁の腐敗などを防ぐことができ、花が長持ちしますよ。

 

生花のフラワーボックス③ 置き場所に注意!

他の生花のフラワーアレンジメントにも共通する注意事項ですが、直射日光がずっと当たるところでは花の傷みが早くなりますので、置き場所は「ある程度光の当たるところ」としましょう。

また、エアコンやクーラー、ヒーターから出る冷風や温風も、直接当たると花の寿命が短くなる原因となります。ぜひ植物にとって「やさしい」置き場所に飾って、楽しんでくださいね。

 

生花のフラワーボックス④ 咲き終わった花は早急に取り除く

ガーデニングには「花がら摘み」という重要な作業があります。「花がら」とは咲き終わった花のことで、そのままにしておくと枯れた花から雑菌が繁殖して、他の花を傷めるもととなるからです。

フラワーアレンジメントにおいても同じことが言えます。花が枯れ切ってしまう前にフォームから抜いて、処分しましょう。

 

プリザーブドのフラワーボックス① 高温多湿の場所を避ける

次に、プリザーブドフラワーのフラワーボックスについてお話します。水を与えなくても花のみずみずしさを楽しめるよう、生花を加工したものがプリザーブドフラワーですが、永久にそのままという訳ではなく、何年かすると色褪せなどの劣化が起こります。この劣化を少しでも遅くするには「高温多湿の場所を避ける」ことが大切です。

プリザーブドフラワーにとって最も快適な環境は「湿度30~50%・気温18~20℃」と言われています。つまりからっとしていて、少しひんやりするくらいの場所を好むのです。そのため、出来るだけ湿度が低く、涼しい場所に置きましょう。もし湿気が気になるようでしたら、乾燥材のシリカゲルをボックスにセットするのもひとつの方法です。

なお、間違えて水を与えてしまうこともよくあるようですが、これは花弁などに染み込んだ着色料を液体化させることにつながり、当然見た目も極端に悪くなってしまいます。気をつけてくださいね。

 

プリザーブドフラワーのフラワーボックス② 強い光を避ける

生花にも通じることですが、プリザーブドフラワーも直射日光を嫌います。日光だけでなく、強い人工光も退色を早めてしまうので、置き場所に配慮しましょう。

なお、表面にホコリがついたら、柔らかめの筆などでそっと払うようにします。加工はしてあるものの、大変繊細なので、雑に取り扱うのは厳禁です。

 

アーティフィシャルフラワーのフラワーボックス やはり置き場所が重要

アーティフィシャルフラワーの長所は何といっても優れた耐久性です。色移りもしにくく、美しい姿を長く保つことができますが、やはり苦手とするものがあります。それはプリザーブドフラワーと同様に、高温多湿と直射日光です。

湿度の高いところでは、ベタつきやにおいが発生しますし、直射日光に長い間晒されていると色褪せしてしまいます。また、油に弱い性質を持っているので、キッチンのそばなどには置かないようにしましょう。ホコリがついたらそっと払うようにしましょう。

 

いかがでしょうか。例え生花ではなくても、フラワーボックスを長持ちさせるには配慮すべき点があることをおわかりいただけたかと思います。人工的に作った花でも永久に美しさを保つ訳ではなく、必ずウィークポイントがあるものです。

それぞれの花のタイプに応じて、快適な飾り場所を選んであげましょう。また、上記の7つの方法は、フラワーボックスではないフラワーアレンジメントの取り扱いにおいても「長持ちさせたい」時に使える方法です。

フラワーボックスは宝石箱のようでもあります。思いをこめてあなたのために選んでくれたものだったら、なるべく長く手元で輝いていてほしいですね。少しの手間ひまと愛情を注いで、大切にしてください!

 

まとめ

フラワーボックスを長持ちさせる手入れポイント

・生花のフラワーボックスをもらったら、まずセロファンを外す
・生花のフラワーボックスの吸水性フォームの水は切らさずに
・生花のフラワーボックスなら、ある程度の陽当たりを意識して
・生花のフラワーボックスの花が枯れたら、取り除く
・プリザーブドフラワーのフラワーボックスに高温多湿は厳禁!
・プリザーブドフラワーのフラワーボックスは直射日光や強い光に弱い
・アーティフィシャルフラワーのフラワーボックスでも、快適な置き場所を選ぶ


連記事
タイトルとURLをコピーしました