とうもろこしの育て方☆初めてでも大丈夫!7つのステップ

とうもろこしの育て方☆初めてでも大丈夫!7つのステップ
とうもろこしの育て方のコツを知って、自宅でとうもろこしを収穫できたら楽しくて便利ですよね。とうもろこしは甘くておいしくて、子どもにも人気の野菜のひとつです。

ちょっと難しそうにも思えますが、実はとうもろこしの育て方はいくつかのポイントを押さえれば、初めての方でもすぐに育てられます。

また背が高くなるところから、ある程度の敷地がないと育てられない野菜、…と言うイメージもありますが、意外にも栽培にそこまでのスペースは必要ありません

確かに大きさによっては支柱が必要になったりもしますが、何と、ベランダ用のプランターでも栽培を楽しむことが可能な、プランター野菜の側面もあるのです。

そこで今回は、地植えの栽培方法にも触れながら、プランターでのとうもろこしの育て方を中心に、7つのステップに分けてお伝えします。子どもと一緒にベランダで育てて、コーンポタージュまで作ってみるのも、面白いかもしれません。

 

とうもろこしの育て方☆
初めてでも大丈夫!7つのステップ

 

とうもろこし栽培の準備

まずはとうもろこしの育て方の前に、準備をしていきます。とうもろこしの育て方で必要な道具は、とうもろこしの種または苗、土と肥料、水やりのためのジョウロなどがあります。

【 とうもろこしの育て方☆プランター 】

★ これに加えて、プランター栽培の場合、それぞれの野菜に適した深さや大きさのプランターが不可欠です。

・ とうもろこしの場合は、とても大きく育つので、プランターは深さが60cm以上ある大型のものを用意するようにしてください。

またとうもろこしは、日がよく当たる場所が好きなので、とうもろこしを育てたい場合は、始めに日当たりの良い場所も準備しておくと、元気に育ってくれます。

 

とうもろこしの種まき

続いて種まきにですが、種まきの2種類の方法を理解しておくと便利です。ひとつは育成ポットに種をまき、ある程度育ってからプランターに移す方法で、その他にもうひとつの育て方として、直接プランターに種をまいてしまう方法があります。

ポットを使う場合、とうもろこしの種まきの時期が4月頃です。直まきの場合は5月から6月頃を目安に種まきをしてください。

【 とうもろこしの育て方☆種まき 】

★ 種は1センチほどの深さに植えつければ問題ありません。

・ とうもろこしの種は角ばった形をしていますが、発芽しやすいようにとがった部分を下にして植えてください。

→ ポッドの場合も直植えの場合も、1つの穴に大体3つほどまき、まき終えたらたっぷりと水を与えておしまいです。

ちなみに5月頃の植え付け時期には、ある程度育ったとうもろこしの苗がホームセンターなどでもあるはずですので、種まきが面倒な方はこちらを使ってみてはいかがでしょうか。

 

とうもろこしの苗の植え付け

育成ポット、または苗を購入して栽培する場合には、続いてその苗を畑やプランターへ植え付けをしてください。植え付け時期は5月の初め頃が目安です。

【 とうもろこしの育て方☆植え付け 】

★ 1つのポットには、大体3本ほど生えていることが多いので、それをほぐして1本1本植えていくのがポイントです。

・ 苗と苗は20~30センチほど離して植えてください。

ちなみに、直植えの場合も苗の間隔が20~30センチになるよう、ある程度育ったら間引きを行えばバッチリです。

 

とうもろこしの水やり

植え付けが終わったら、大きく育つまで水を与えながら様子をチェックしていきます。

【 とうもろこしの育て方☆水やり 】

★ とうもろこしは乾燥に弱いので、表面の土が乾いたら必ずたっぷりと水をあげてください。

・ 土が乾いたのを確認してから水をあげる時には、プランターの底から水が流れ出るくらいたっぷりあげるのがコツです。

特に育成期には水が不足すると、上手く実を結ばなくなってしまうことがあるので注意をしてください。

 

土寄せと支柱立て

また、とうもろこしは背がとても高くなるので、少し風に弱く、強風などで倒れてしまうことがあります。

【 とうもろこしの育て方☆土寄せ 】

★ そのため、ある程度大きくなったら、転倒防止のため土寄せを行うのがおすすめです。

・ 大体背丈が50cmほどになったら土寄せを行うことを目安としてください。

また、台風にも注意が必要で、台風の強い風に当たると幹が折れてしまうことがあります。台風や風が強くなりそうな日の前には、支柱を立てて対策を行ってしまうのも、一案です。

 

とうもろこしの人工授粉

また、とうもろこしの収穫には、人工授粉を行った方が収穫までが確実なので安心できます。

とうもろこしは幹の先端に雄花を、果実の部分に雌花を付けるのですが、とうもろこしの実のひげみたいになっている部分が雌花です。ここに雄花の花粉が付かないと実を結びません。

とうもろこしはこの花粉を風で運んで雌花につけるのですが、自然のままだと結構運要素が強く、栽培数が少なかったりすると実が少なくなってしまうことがあります。

【 とうもろこしの育て方☆人工授粉 】

★ なので確実に実を付けるために、人工授粉を行うのがおすすめです。

・ …といっても方法はとても簡単にできます。雄花をとっておいて、ひげっぽい雌花にこすりつけるようにしてください。

ちなみに、この際に受粉させる実を1つに絞って残りを摘果してしまうことで、その1つが大きく味の濃いものに育ちます。未熟な状態で収穫したものも、ヤングコーンとして食べられるので試してください。

 

とうもろこしの収穫

そうして、受粉させた実が大きくなったらいよいよ収穫の時期です。ひげが茶色く枯れたら収穫時の合図。大体開花から20日ほどで収穫できるようになります。

ただ、時期が過ぎると実が固くなってしまうので注意してください。

【 とうもろこしの育て方☆収穫 】

★ また、とうもろこしは劣化が早く、収穫して数時間ですぐに味が落ちてしまうことも知っておくと、より美味しいとうもろこしが食べられて便利です。

・ そのためとうもろこしは収穫したらすぐに食べるか、食べない場合はゆでて冷凍保存しておくようにしてください。これで時間が経っても、より美味しく保てます。

 

いかがでしたでしょうか、今回は子どもにも人気の甘くて美味しい野菜である、とうもろこしの育て方を、家庭菜園初心者さんにも分かりやすくお伝えしました。

ポットや直撒きの方法があり、支柱立ての工程もお伝えしましたが、すべてを行う必要はありません。とうもろこしは結構丈夫なので、種をまいて水を与えておくだけでも結構育ちます。

ただし、少し虫がつきやすい点には注意したいところです。そのため、栽培する際には薬剤などで早めに予防対策、見つけたら早期駆除を心がけて育ててみてください。

また、とうもろこしの育て方の中でも、最も大きなポイントが人工授粉です。これを行う場合と行わない場合では、実の付き方がかなり変わってきます。

この記事を参考に、そんなとうもろこしの育て方にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。意外にも簡単ですので、とうもろこしの育て方をマスターして、自宅で美味しいとうもろこしを育てちゃいましょう!

まとめ

とうもろこしの育て方7つのステップ

・日当たりの良い場所と道具を用意する
・種まきの時期はポットが4月頃。直まきが5~6月
・苗の植え付け時期は5月の初め頃
・水やりは表面の土が乾燥したらたっぷりと
・とうもろこしの幹は風に弱いので注意
・人工授粉は必ず行う
・開花から20日ほどで収穫できる


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