ハワイのお土産でも大人気なハワイアンキルト。ハワイにちなんだモチーフを使った左右対称の柄がとっても可愛らしいですよね。最近ではハワイアンキルトのスクールも増えてきて、趣味にされている方も多いようです。
アイディア次第で色々なアレンジを楽しんだり、モチーフを広げた時の感動が癖になる、と言った声も。やってみたいという方も多いのではないでしょうか?
とは言え完成物を見るとどれも難しそう…と尻込みをしている方のために、初心者の方でも作れる簡単なハワイアンキルトのモチーフをご紹介します。代表的なモチーフの中から、複雑なカットやキルティングを必要としないものをピックアップしてみました。最初の一歩目としていかがでしょう。
ハワイアンキルト☆
まず初めに作りたい簡単7つのモチーフ
簡単ハイビスカスモチーフで、華やかに
ハワイの花と言えばハイビスカスを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。南国感のある華やかなハワイアンキルトには、ハイビスカスがおすすめです。大きめの花びらと、中心から伸びためしべを書けば、あっと言う間にハイビスカスに見えます。
キルティングラインもシンプルなので、不器用な方でも上手くできるはずです。ちなみに、ハイビスカスには「新しい恋」という花言葉があります。なんだかワクワクしてしまいますね♪
ハートのアンスリウムは、カーブがポイント
ツルツルとしたハート型のアンスリウムは、ハワイアンキルトのモチーフにピッタリです。ハート型、もしくはしずく型の花型の真ん中を細めにくり抜いてあげると、アンスリウムモチーフの完成です。
アンスリウムの葉っぱもシンプルな形をしているので、まさに初心者向けだと言えます。花の形を少し斜めにカーブさせてあげると、植物らしさが出てひと味違った仕上がりになります。
ハワイの定番、モンステラも簡単に本格的
ハワイらしさを出したいなら、定番のモンステラモチーフを使ったハワイアンキルトがいいですね。大きくギザギザとした葉っぱが特徴的です。葉っぱの細かな部分が難しそうに見えますが、葉っぱ全体を大きく取って、切込みを細くすれば比較的簡単にアップリケできます。
このままでも十分モンステラっぽいのですが、葉っぱに不規則な穴を作ってあげると、さらに本格的な仕上がりに。簡単なキルティングで十分様になります!
可愛らしいプルメリアをアクセントに
ハワイのあちこちで見かける、白くて小さな花が特徴的なプルメリア。葉っぱと合わせたハワイアンキルトのモチーフは、とても可愛らしいですね。シュッと伸びた長めの葉っぱと、5枚の花びらをあわせるだけで、複雑なキルティングは必要ありません。
キルトに慣れてきたら、花びらだけ白色で作るとさらにプルメリアらしさを出すことができます。ちなみに、プルメリアを使った装飾品は、大切な人の幸せを祈って贈るそうです。プルメリアモチーフのハワイアンキルトは、親友へのプレゼントにピッタリですね。
初心者におススメ、ティーリーフ
モチーフ型も作りやすく、複雑なキルティングが無いティーリーフは初心者の方におすすめです。ハワイでは、ティーリーフは魔除け効果があると言われており、家の周りに植える習慣があるそうです。
笹のように長めの葉っぱを重ねてモチーフにすれば、ボリュームも出てとてもキレイです。とてもシンプルなので、慣れてきたら他の植物や動物と組み合わせたモチーフを作ってみましょう。
ハワイアンキルトなら、ウル(パンの木)に挑戦!
パンの木をハワイ語で「ウル」と言い、ハワイアンキルトの基本とも言われている人気のモチーフです。葉っぱと実がセットになっているモチーフ型が多いですが、葉っぱの数が少ないモチーフを選ぶと、初心者の方も挑戦しやすいです。
初めてハワイアンキルトを作るときに、ウルをモチーフに選ぶと、今後素晴らしいキルトを作ることができると言われています。これからハワイアンキルトを作るという方、まずはウルモチーフの作品を作ってみましょう!
ハワイの守り神、ホヌ(ウミガメ)モチーフ
ハワイでは、ウミガメのことを「ホヌ」と言い、神聖な海の守り神として大切にされてきています。ハワイアンキルトのモチーフとしても人気が高いですが、シンプルな線で作ることができます。
ホヌと一緒に波や植物もキルティングすれば、とっても可愛らしい柄が出来ますよ。ホヌの甲羅に一本線を入れたモチーフが多いですが、もちろん線が無くてもいいですし、ハワイアンキルトに慣れてきたらプルメリアなどの花を背負わせたり、色々なアレンジができます!
初心者向けのハワイアンキルトモチーフ、いかがでしょうか。モチーフの型紙がダウンロードできるサイトがあったり、道具が揃ったキットなども売っているお店もありますので、そちらから始めてみることをおすすめします。
ハワイアンキルトのモチーフは、見た目がハワイらしく可愛いだけではなく、ちゃんと意味が込められています。プレゼントとして手作りする際は、モチーフの意味も合わせて選んであげるといいですね。
左右対称だから不器用な自分には出来ないかな…と思われるかもしれませんが、ハワイアンキルトはズレたりしても大丈夫。キルティングが歪んでしまっても、それも個性として素敵なオリジナルになります。まずは簡単なモチーフから、気軽に始めてみてくださいね。
まとめ
初めてハワイアンキルトにおススメの、7つのモチーフ
・ハワイアンキルトの定番、ハイビスカスから始めよう!
・シンプルなハートのアンスリウムで、カーブを習得
・モンステラのモチーフは、簡単ながら本格的な仕上がりに
・5枚の花びらを合わせるだけ!可愛らしいプルメリア
・複雑なキルティングがないティーリーフも、初心者向け
・ハワイアンキルトの基本、ウル(パンの木)は必須!
・ホヌ(ウミガメ)もシンプルな線で作りやすい