ハーブの育て方はそんなに難しいものではありません。ベランダでも比較的育てやすいハーブが多いため、今では家庭で栽培をする人々が増えています。皆さんもベランダガーデニングで、ハーブ栽培を楽しんでみませんか?
ハーブに限らず、最近はガーデニングが流行してます。ホームセンターでも色んな苗や種の品揃えが豊富です。またNHKでも、ガーデニングの情報番組があるのも人気を後押ししています。このように、誰でも簡単に育てやすい環境になってきています。
とはいえ確かに、一戸建てならあまり気にしなくていいことが、マンションやアパートでのベランダガーデニングの場合、問題になることも多いです。
そこで今回は、ベランダガーデニングに挑戦したい初心者さんへ向け、狭いスペースで出来る基本的なハーブの育て方を、お伝えします。今、正にベランダガーデニングでのハーブの育て方に苦戦している人も、一緒に問題を解決していきましょう!
ハーブの育て方!
ベランダガーデニングの問題解決!
ベランダガーデニングとは?
【 そもそも、ベランダガーデニングとは? 】
・ その名の通り、マンションなどのベランダやバルコニーを利用して、植物を育てること。限られたスペースでも花や木、野菜や果物など様々なものを育てることができます。
このようにベランダガーデニングでのハーブの育て方の最大の特徴は、狭いスペースの日当たりへの配慮です。植栽スペースが限られている為、プランターや鉢植え、ハンキングバスケットなどを用いて育てます。ただし初心者さんのハーブの育て方で嬉しい点が、ひとつあります。
★ 畑などとは違い、大きな道具などが一切必要ないこと!
そのため、低コストから始めることができるのです。それでは、初めの一歩を踏み出しやすいベランダガーデニングでの、ハーブの育て方を解説していきます。
ベランダガーデニングの問題点は?
ベランダガーニングでのハーブの育て方を解説する前に、いくつか気をつけなければいけないことがあります。それを気をつけなければ、隣人とのトラブルや上下階の住民とのトラブルに発展することもあります。
【 ベランダハーブの育て方、1つ目の注意点 】
・ ベランダが避難経路になっている可能性が高いことです。
なるべくガーデニング用のラックなどを使い、通路を確保するようにします。
マンションでもアパートでも、万が一の時はベランダの避難壁を破って逃げることが許されています。その避難壁の前にたくさんプランターを並べていたり、通路が確保されていないと隣人だけでなく、自分自身も困ることだって考えなければいけません。
【 ベランダハーブの育て方、2つ目の注意点 】
・ 高層階に住むほど、地上よりも風が強く吹いています。
例えば、ハンキングバスケットで植物を育てている場合、風が強くて砂などが飛んでいくこともあります。その飛んで行った砂などが隣人の洗濯物につく可能性もあるということです。
ハンキングバスケットや、ベランダの柵に吊るすものは見た目は良いのですが、あまりベランダガーデニングでのハーブの育て方としては、オススメできません。また風の影響だけでなく、落下する可能性もあります。
【 ベランダハーブの育て方、3つめの注意点 】
・ 水やりをした時の状況にも配慮します。
植物に水をあげると少し時間をおいて、下から出てきます。その水の行き場が下の階の人の洗濯物に垂れしまう可能性も、考えなくてはいけません。しっかりと鉢から垂れる水のスペースを意識した配置が不可欠です。
ベランダハーブの育て方の注意点は、「周囲への配慮を欠かさないこと」に尽きます。上下、左右の部屋の住人への配慮を意識して、ベランダハーブの育て方をマスターして下さい。
ベランダガーデニング向きのハーブの種類
ベランダガーデニングの注意点だけを読み進めると、「何も育てたくない!」と思ってしまうかもしれません。けれども、ベランダハーブの育て方のコツは、「ベランダの環境に見合ったハーブ選び」です。ここさえ抑えれば、とてもハーブ栽培を楽しめること間違いありません。
それでは、簡単なハーブの育て方のコツ、ベランダの環境に見合ったハーブをお伝えします。もちろん、ベランダガーデニング自体が始めての人々にも、安心して育てられるものばかりを、5つご提案します。
【 ミントのハーブの育て方 】
・ ミントにはスペアミントやペパーミントなどいくつか種類があります。
どのミントもお手入れなしでも、勝手に育っていく傾向にありますので、簡単です。気をつけることは、「1種類に1つの鉢植え」と覚えておくことです。
一緒に植えてしまうと根が強いミントは、他の植物の根を枯らしてしまう可能性があるのです。
【 ラベンダーのハーブの育て方 】
・ ラベンダーをオススメするのは害虫が来ないというところです。
ラベンダーと言えば、ハーブの代表選手。リラックス効果や安眠効果で有名です。なかなか料理などには使えないかもしれませんが、ポプリなどにおススメです!
ベランダガーデニングにおススメのハーブ
ハーブのなかでも一般的に知られるラベンダーやミントのハーブの育て方をお伝えしてきましたが、その他にもまだまだベランダガーデニングに適したハーブの種類は存在します。
多くのベランダ菜園のなかでも特に、ハーブは育てやすい簡単な植物なのです。
【 バジルのハーブの育て方 】
・ バジルは、プランターでも十分に大きくなってくれる点が魅力です。種からの発芽も早いのが特徴的。料理にたくさん使う人は、種から育てるのも楽しめます。
バジルはイタリアンに欠かせない食材。ベランダにいつもバジルがあれば、何かと料理のアクセントに大活躍します。勝手に大きくなってくれる要素も強いので、ハーブの育て方のなかでも、とても簡単な種類です。
【 ローズマリーのハーブの育て方 】
・ 初心者にとって、ローズマリーのハーブの育て方が簡単な理由には、嬉しいことに虫がつかない、ということ!しかも、摘芯をすることでどんどん増やすことができます。
ローズマリーも料理で活躍してくれるハーブです。刺激の強い香りが特徴的ですが、欧米では肉料理や魚料理の臭み消しに大活躍しています。このハーブの育て方も簡単なので、ベランダに常備していたい植物です。
虫が付きやすいハーブの育て方
他の野菜や植物と比較すると、ハーブは刺激や香りが強いため、虫が付かない種類が多いことでも有名です。けれども食べるハーブ達は葉が柔らかいため、虫にとっても大好物の場合が…。
【 紫蘇=大葉のハーブの育て方 】
・ 大葉も比較的勝手に成長してくれます。バジルと大葉は似ていて、残念ながら虫が付きやすいです。
★ 大葉のハーブの育て方のポイント
・ 植える際に虫がつきにくい土を使うこと。
・ 防虫剤などを使うことが挙げられます。
ガーデニング初心者の人々には、「虫が付きやすい」と言うと尻込みする場合がありますが、適切な処理さえすれば、育てやすいのは間違いありません。大葉は和食に欠かせません。ぜひ、毎日の食材にもなる大葉に挑戦してください。
★ コンパニオンプランツと言う方法も
・「コンパニオンプランツ」とは一緒に植えることで、防虫効果などが期待できる植物の組み合わせを言います。大葉の場合には、三つ葉などが挙げられます。
早速ハーブを育ててみよう!
ベランダガーデニングの問題点と育てやすいハーブが分かったところで、早速ハーブに挑戦します!今回はミントのハーブの育て方を中心にお伝えします。
【 ミントのハーブの育て方:詳細 】
① 自分好みの鉢植えに軽石を敷き詰めます。
※ 防虫できる土を入れるのが、ミントハーブの育て方のポイント!② 苗を植えて、お水をあげるだけ!
④ その後は、土の乾燥に気付いたら、水をあげればOKです。
このように、ミントはとても強い生命力が魅力です。枯れた!と思ってもちゃんと生きていて、また水をやると復活してくれます。でもなるべく枯らさないようにしてあげてください。
ベランダガーデニングでのハーブの育て方のポイントは、いかがでしたでしょうか。ベランダガーデニングでは日々の暮らしのなかで、ちょっと自分の食卓を彩ったり、少しばかりですが節約になったりするので、毎日がより楽しくなりおススメです。
文中でもあるように、ハーブに限らずベランダガーデニングに挑戦する場合、集合住宅ではやはり上下階や左右を中心とした、他の住人への配慮が不可欠です。自分が気にしているつもりでも、近辺住民の人が嫌がっているケースもあります。まずは声を掛けてコミュニケーションが取れると、より安心です。
最近ではデザイナーズマンションなど、ベランダガーデニングが充分に楽しめることを想定した間取りの部屋も見受けられるようになりました。ベランダが広いだけではなく、ベランダに水場があったり、キッチンとの扉を設けて、料理をしやすくしたりなど…。
この機会にハーブの育て方をマスターして、ベランダガーデニングとハーブ活用、両方の楽しみを満喫しちゃいましょう!
まとめ
ベランダガーデニングでハーブを育てるポイントとは
・マンション暮らしでも、低コストで始められるベランダガーデニング
・ベランダの避難通路の確保・風の強さと周囲の住民への配慮を
・ベランダハーブ初めてさんには、ミントとラベンダーがおススメ!
・バジルやローズマリーもベランダガーデニング初心者にピッタリ
・虫が付きやすい大葉は、三つ葉やバジルのコンパニオンプランツも
・ミントの育て方は簡単!土の乾燥に気付いたら水をあげればOK!