レタスの育て方から始める家庭菜園☆収穫までのステップ


レタスの育て方からなら、家庭菜園も始めやすそうですよね。サラダ材料やお肉料理のお供として重宝するレタス。料理には欠かせないそんなレタスを、自宅でも育てることができたら、一石二鳥でもあります。

しかも、レタスはキャベツに比べて虫もつきにくく、比較的育てやすい野菜なんです。家庭菜園が初めての方でも、いくつかのポイントさえ押さえれば収穫まで簡単に育てることができます。また、レタスは栽培にあまりスペースを取らないため、プランターでも育てることができます。

なので、家庭菜園で育てる野菜としては、とてもおすすめの野菜、特に初心者には最初の一歩として定番なんです!

そこで今回は、そんなレタスの育て方を収穫まで、ステップ順に分けてお伝えします。この機会にぜひ、おいしいレタスの育て方にチャレンジしてみてください。

 

レタスの育て方から始める家庭菜園☆
収穫までのステップ

 

レタスを育てる場所選び

では、レタスの育て方についてステップ順にお伝えしていきます。初めのレタスの育て方として、育てる場所を用意してください。実は一連のレタスの育て方のステップのなかでも、最初のこの育てる場所選びはとても重要になってきます。

というのも、レタスは暖かく日照時間が長いと茎が上に長く伸び、とう立ちしてしまうことがあるんです。

【 レタスの育て方☆場所選び 】

★ 街灯の光などで夜も明るい場所は、レタスの栽培にはあまり向いていません。街頭などの光があまり当たらない、しっかり夜は暗くなる場所を選ぶようにしてください。

・ そのほか、レタスは日当たりがよく風通しの良い場所を好みます。湿気が少し苦手なので、水はけのよい土壌がおすすめです。

 

レタスの種まき

そうして、場所が準備できたらいよいよ種まきなのですが、種まきは工程が多くて少し面倒なので、初めての方はある程度成長した苗から育てるのがおすすめです。苗から育てる場合は、この種まきの工程はスキップしちゃってください。

【 レタスの育て方☆種まき 】

★ レタスの種まきの時期は、春まきが2月~3月初め、夏まきが8月初めなので、この時期に育成ポットなどへ種を植えます。

・ ちなみに、レタスは涼しい気候を好む野菜で、夏まきの方が病気になりにくいので、初めての方は夏まきで育てるのがおすすめです。

また、レタスの種は25℃以上になると休眠して発芽しにくくなってしまうので、夏まきで育てる場合は「休眠打破」という作業を行う必要があります。

種を水で濡らした布でくるんで冷蔵庫へ入れ、2日間ほど冷やしてから種をまくようにしてください。1度冷やすことで、種が発芽しやすくなります。

 

レタスの植え付け

そうして、育成ポットに植えた種が発芽して大きくなったら、続いてその苗の植え付けを行います。種まきをスキップして苗を購入した場合は、この植え付けから作業を始めてください。

【 レタスの育て方☆植え付け 】

★ レタスの植え付け時期は春まきが3月~4月初め夏まきが9月初めです。ポットから苗を取り出し、土に植えたら水をたっぷりと与えてあげてください。

・ レタスは暑いのが苦手なので、夏場の植え付けは夕方の涼しい時間帯に行うのがおすすめです。

 

レタスの水やり

植え付けが終わったら、その後は水や追肥などを必要に応じて行って、様子を見ていきます。

【 レタスの育て方☆水やり 】

★ レタスは乾燥も多湿も苦手なので、水やりは多すぎても少なすぎてもよくありません。

・ なので、土が乾いたのを確認してから、たっぷりと与えるようにしてあげてください。

 

レタスの収穫

そうして育てていくと、順調なら植え付けから50日~60日ほどで収穫できるようになります。

【 レタスの育て方☆収穫 】

★ 玉のようになった苗を上から押さえてみて、固くしまっていたら収穫時です。春まきが5月~6月。夏まきが10月~11月ごろが収穫時期になります。

・ 収穫の際はナイフで根本から切り取って収穫してください。その際切り口が濡れてしまうと傷みやすくなるので、雨の日の収穫はあまりおすすめではありません。

…以上で、レタスの育て方の工程はおしまいです。

 

レタスの害虫や病気について

最後にレタスの育て方として、つきやすい害虫や病気について知ることも不可欠です。比較的育てやすいといっても、やっぱり病気や害虫がついてしまうこともあります。

【 レタスの育て方☆害虫・病気 】

★ レタスは特に連作障害に弱く、連作は病気になりやすいので1度育てた土では最低2年間レタスを育てないようにしてください。

・ また、レタスはアブラムシやオオタバコガなどの害虫がついてしまうことがあります。

特にオオタバコガなどの芋虫がついてしまうと、葉っぱ部分が全部食べられてしまうので要注意です。見つけ次第、早急に対策を立てるようにしてください。

 

いかがでしたでしょうか、ここまでレタスの育て方についてお伝えしてきました。レタスは育てる環境があっていれば、比較的簡単に収穫を行うことができます。特に気温によってとう立ちの起こりにくい夏まきレタスは、特に育てやすいのでおすすめです。

また、レタスの育て方で注意する必要のある、水やりの頻度や気温、病気と害虫対策などは、他の野菜の育て方でも注意が必要な項目です。そのため、レタスの育て方をマスターできれば、そのほかの野菜も簡単に育てられるようになるのも、初心者におすすめの理由となります。

もしもレタスの育て方でも難しく感じるなら、より早めに収穫ができるベビーレタスなどにチャレンジするのもアイデアで、ベビーレタスなら早くに収穫しても充分に料理に楽しめる食材です。

初心者だからこそおすすめしたいレタスの育て方ですから、この機会にぜひレタスの育て方から家庭菜園にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。レタスの育て方をマスターして、自宅で野菜作りを楽しんで、家庭菜園のレパートリーを広げてください。

まとめ

レタスの育て方と収穫までのステップ

・日当たりと水はけがよく、夜でも暗い場所で育てる
・種まき時期は春まきが2月~3月初め、夏まきが8月初め
・初めての方は育てやすい夏まきがおすすめ
・植え付け時期は春まきが3月~4月初め、夏まきが9月初め
・水やりは表面の土が乾いたらたっぷりと
・収穫時期は春まきが5月~6月、夏まきが10月~11月


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