冬のイメージといえば、葉が落ちた木や、茶色くなった原っぱなど、花はなかなか浮かんでこないかもしれません。しかし、冬に咲く花は思ったより多くあります。冬生まれの人も意外と冬の花を知らないことも多いので、プレゼントや、お呼ばれの時の手土産にしたり、招待した時のテーブルコーディネートにしたりすると、きっと喜ばれるでしょう。
しかも、花屋には本来咲く季節ではない花も置いてあります。バラやカスミソウは一年中ありますよね。花屋のショーケースから選ぶ時には注意が必要です。その点も含めて是非参考にしてください。
冬に咲く花を上手に選んで
冬生まれの人を喜ばせる7つの方法
迷ったらアネモネかラナンキュラス
いざお花屋さんに足を踏み入れてみると、花がたくさんあって迷うことでしょう。
そんな時には、是非ラナンキュラスを候補に入れてください。ポピーに似たアネモネもオススメです。ラナンキュラスは、バラを優しくしたような雰囲気を持つ花です。最近は品種もたくさん開発され、様々な色で豪華にすることも、かわいらしくまとめることもできます。
アネモネはふんわりとしていながら、どこか高貴な感じの花です。この二つの花は、どんなアレンジにも対応できる花なので、贈り物にはピッタリの花といえるでしょう。
クリスマス前ならポインセチア
クリスマス前に贈り物をするなら、断然ポインセチアを選びましょう。クリスマスには定番の花ですが、なかなか人から贈られることはありません。
さらに、ピンクやオレンジのものやゴールドのラメを振ってあるもの、大きさも手のひらサイズからちょっとした観葉植物ぐらいのものまで様々なバリエーションがあります。きっと、贈る相手の好みにピッタリとはまるものが見つかることでしょう。
カワイイもの好きでスイートな女の子にはパンジー・ビオラ
贈る相手が、かわいらしい雰囲気をもつ女の子には、パンジーやビオラのギャザリングが最適です。アイビーなどのグリーンもプラスすると、さらにかわいらしくなるので、カワイイもの好きな女の子にはとても喜ばれるでしょう。
真冬より春に近い季節の花なので、花屋で見つかれば、つぼみの状態で贈るのもいいかもしれません。花を咲かせる楽しみも、そんな女の子ならきっと喜んでくれるでしょう。
デキる人にはシクラメン
仕事もプライベートも完璧、いかにもデキる人に贈って喜ばれるのはシクラメンです。シクラメンを知らない人は、実際にその花を見たら、贈る人のイメージにぴったり合うでしょう。たくさんの花が咲いている姿はとても美しく、しばらく見惚れてしまうほどです。
まさに優美で、さらに、次々と花をつけるため長く楽しめます。シクラメンにも品種はたくさんあるので、オーソドックスな形のものから、八重咲き、小さい鉢のものなど相手の好みに合わせることも可能です。思うよりも手入れは簡単なので、翌年に花を咲かせることも難しくはありません。そういう点も喜ばれるポイントとなります。
ゴージャス感ならシンビジウム
せっかく花を贈るのだからできるだけ盛大に、ゴージャスな感じを出したい。そういう時にはシンビジウムが最適です。ラン科のこの花は、一つでもとても豪華に見えます。「高貴な美人」を花言葉に持つだけのことはあり、胡蝶蘭の代わりの贈り物としても人気の高い花です。
アレンジメントにしても存在感がとても大きいので、もらった人はびっくりしながらも笑顔がこぼれることでしょう。生育は少し難しいですが、寒さに強く、花は長くて2、3か月楽しめるので、鉢植えで贈ってもきっと喜ばれるでしょう。
ほんわか陽だまり系女子にはプリムラ
いるだけでその場を和ませるような柔らかい雰囲気を持った女の子にはプリムラを贈ると喜んでもらえるでしょう。その際にオススメなのは、動物をモチーフにした苔のトピアリーを一緒に飾ることです。フィカスプミラやハートカズラ、ワイヤープランツも添えると、さらに感じよく仕上がります。
一口にプリムラといっても「プリムラ・ジュリアン」「プリムラ・マラコイデス」「プリムラ・ブルガリス」など、多くの品種があります。どれもかわいらしい花なので、いろいろな品種を組み合わせても素敵な贈り物になることでしょう。
和風なお花も魅力たっぷり
花を贈る、となって思いつくのは、花束やブーケ、アレンジメントの中でも洋風なものではないでしょうか。しかし、あえて和風の花を贈るのもとても粋です。具体的には、ツバキやボケ、梅、桃などの枝物も豊富にあり、それ以外には葉ぼたん、菊などがあります。
菊はポンポンマムを使うとかわいらしくなりますし、日本の固有種を使うとスタイリッシュな印象になります。ボケの花は名前こそ良いイメージはないかもしれませんが、花は梅に似ていて、梅よりもかわいらしく優しい感じが特徴です。もらう方も和風の花たちにセンスの良さを感じてくれることでしょう。
いかがでしたでしょうか。こう見ると、冬に咲く花もたくさんあることにびっくりしたのではないでしょうか。ためしにまず、買い物のついでに花屋へ足を踏み入れてみましょう。色とりどりの花があなたを出迎えてくれるはずです。たくさんの花の中にいることで、自分の癒し効果も期待できます。贈る相手を想いながら楽しんで花を選んでください。
まとめ
冬に咲く花を上手に選んで冬生まれの人を喜ばせる7つの方法
・迷ったらアネモネかラナンキュラス
・クリスマス前ならポインセチア
・カワイイもの好きでスイートな女の子にはパンジー・ビオラ
・デキる人にはシクラメン
・ゴージャス感ならシンビジウム
・ほんわか陽だまり系女子にはプリムラ
・和風なお花も魅力たっぷり