マリーゴールドの花言葉に学ぶ、毎日を笑顔で過ごす秘訣!

マリーゴールドの花言葉に学ぶ、毎日を笑顔で過ごす秘訣!

マリーゴールドはキク科に属し、春から夏にかけて黄色やオレンジ色の鮮やかな花を咲かせます。花壇に植えられているとその元気な色が目を引きます。原産地はメキシコで、大きく分類すると丈の長い大ぶりのアフリカ系と、丈の短い小ぶりのフレンチ系に分けることができます。

マリーゴールドという花の名前は「聖母マリアの黄金の花」という意味です。これは年に何度も訪れる聖母マリアの祝日に、マリーゴールドがいつも咲いていたためです。

西洋の花言葉には「嫉妬」や「悲しみ」といったネガティブなものもありますが、これはキリスト教圏で黄色がキリストを裏切ったユダの衣の色だからと言われています。

しかし、本来マリーゴールドは太陽そのもののようなパワフルな色の花です。ギリシャ神話の太陽神アポロンと結びついた、ポジティブな花言葉もたくさん持っています。

今回はマリーゴールドのよい意味の花言葉を使って、毎日を笑顔で過ごす方法をご紹介します。太陽に向かって元気に咲くマリーゴールドの花にパワーをもらいましょう。

 

マリーゴールドの花言葉に学ぶ、
毎日を笑顔で過ごす秘訣!

 

「可憐な愛情」を持とう

マリーゴールドには「可憐な愛情」という花言葉があります。

太陽神に憧れるあまり、衰弱して陽炎のように消えてしまった少女の伝説があるそうです。

少女の魂はきらめく太陽に吸い込まれ、立っていた場所には一輪のマリーゴールドだけが残されていたと伝えられています。悲しいけれど、少女の純粋な愛情が伝わってくる伝説です。

太陽に向かって可憐に咲くマリーゴールドの花のように、けなげで愛らしい気持ちを忘れないようにしましょう。マリーゴールドを眺めることで、ひたむきな愛らしさに心を寄せることができます。

 

「友情」を大切にしよう

マリーゴールドには「友情」という花言葉もあります。

恋愛にまつわるロマンチックな花言葉もいいけれど、素朴な愛らしさを持つマリーゴールドに友情の大切さを学んでみるのも素敵です。

黄色やオレンジ色などのビビッドな色や丸い花の形をしたマリーゴールドを眺めていると、素朴で真っすぐな気持ちになれます。自分のことだけで精いっぱいになってまわりが見えなくなりそうな時には、マリーゴールドの花を飾ってみましょう。いつも自分を支えてくれている友情の大切さに気がつかされます。

 

「生きる」……ポジティブに生きよう

マリーゴールドには「生きる」という花言葉もあります。

太陽の方を向いて咲いているマリーゴールドの花はけなげです。その色や花姿は、まるで憧れの太陽の小さな似姿のように見えます。

心が折れてしまいそうな時や、自信を失いかけている時、マリーゴールドの「生きる」という花言葉にはたいへん励まされます。マリーゴールドを庭や鉢に植えて、大切に育ててみてください。まるで生きる希望を育てるように、日々手をかけて花を咲かせる喜びはひとしおです。

 

「悪を挫く」……真っすぐな心を持とう

マリーゴールドには「悪を挫く」という花言葉があります。ずいぶん勇ましい花言葉ですね。なぜこのような花言葉が生まれたのかといえば、マリーゴールドが太陽神アポロンの姿に重ね合わされるからです。

アポロンはギリシャ神話の中でも優秀な神であり、医術や武術(弓矢)の神でもあり、さらに信託の神という一面も持っています。悪を挫くというイメージは、弓矢の名手であったアポロン神から来ています。マリーゴールドのように真っすぐな心で、信念を貫く心意気を持ちたいものです。

 

「勇者」……勇気を大事にしよう

マリーゴールドの花言葉「勇者」もまた、アポロンに由来する花言葉です。

アポロンには様々なエピソードが知られていますが、イリアスでは腕力が強く頑強な城壁を素手で打ち砕くという場面も描かれています。古典期のギリシャにおいて、強くて勇気のある理想の青年像とされていました。

マリーゴールドは小さなアポロンのように、地上で輝いています。自分に自信がなかったり、行動する勇気が持てなかったりした時には、マリーゴールドの花にパワーをもらいましょう。元気と勇気がきっと湧いてくるはずです。

 

「健康」な心と体を持とう

マリーゴールドには色ごとの花言葉もあります。黄色のマリーゴールドには「健康」という花言葉があります。黄色は知性と喜びの色と言われ、見る人を元気にしてくれます。黄色のマリーゴールドの花言葉も、そのようなパワフルなイメージから来ているのでしょう。

健康であることは私たちが笑顔で生きていくための基本です。体の健康が大切なのはもちろんですが、心も健康で魅力的な人になりたいものです。黄色いマリーゴールドにパワーをチャージしてもらい、いきいきと過ごしましょう。

 

「真心」を尽くそう

オレンジ色のマリーゴールドには「真心」という花言葉があります。

オレンジ色は光と喜びとユーモアを象徴する色とも言われています。明るくユーモアにあふれ、さらに真心が感じられる人柄ならば、多くの人に愛されることでしょう。

アポロンの神話の中に、アポロンを慕う少年クリムノンのエピソードがあります。けなげにアポロンを慕う姿に嫉妬した雲の神は、二人の仲を引き裂いてしまい、結果的にクリムノンは命を落とします。

オレンジのマリーゴールドはクリムノンの化身とされています。彼の真心に想いを馳せながら、日々真心を尽くすことを心がけましょう。

 

いかがでしたか。

マリーゴールドには、毎日を笑顔で過ごすためのヒントとなる花言葉があります。素朴で愛らしく咲くマリーゴールドの花に親しむことで、たくさんのパワーを与えてもらえるはずです。

マリーゴールドは花壇や鉢を飾る花として知られていますが、大ぶりなものは切り花としても用いられることがあります。草花ですので湯揚げ処理をして、枯れた花はすぐに取り除くようにすると花持ちします。

マリーゴールドの花を身近に置いて、ポジティブに生きていくための力を分けてもらいましょう。

 

まとめ

マリーゴールドの花言葉に学ぶ、毎日を笑顔で過ごす秘訣!

・「可憐な愛情」を持とう
・「友情」を大切にしよう
・「生きる」……ポジティブに生きよう
・「悪を挫く」……真っすぐな心を持とう
・「勇者」……勇気を大事にしよう
・「健康」な心と体を持とう
・「真心」を尽くそう


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