【ポインセチア】花言葉から育て方まで、気になる7つの事

【ポインセチア】花言葉から育て方まで、気になる7つの事

ポインセチアといえば、クリスマスシーズンに欠かすことのできない常緑低木です。花弁のように見えている部分は「苞(ほう)」と言い、中心にある粒状の黄色い部分が本当の花です。真っ赤な苞と緑色の葉がクリスマスカラーになっているので、この季節のギフトとしても定番になっています。

ポインセチアは品種改良が進み、赤や白のほかにもピンク、クリーム色、斑入りのものなどバリエーションが豊富になりました。それぞれの品種によって、違った雰囲気を楽しむことができます。クリスマスシーズンに出回るので寒さに強いと思われがちですが、原産地はメキシコで寒さが苦手な植物です。季節ものの鉢としてワンシーズンで終わらせてしまうことなく、長く楽しみたいものですね。そのためにはちょっとした育て方のコツが必要になってきます。

今回は意外と知られていないポインセチアの花言葉から育て方までをご紹介していきます。クリスマスシーズンのお部屋を明るく彩ってくれるポインセチアの特徴をよく知って、ぜひ長く楽しんでいただきたいものです。

 

【ポインセチア】
花言葉から育て方まで、気になる7つの事

 

 花言葉「祝福」「幸運を祈る」

ポインセチアの花言葉には「祝福」「幸運を祈る」などの意味があります。ポインセチアはその色合いだけでなく、花言葉もクリスマスの聖なるイメージにぴったりのお花です。

このような花言葉を持つポインセチアは贈り物として最適ですし、幸運を呼び込むラッキーアイテムとして部屋に飾るのも素敵です。原産国であるメキシコで「ノーチェブエナ(聖夜)」と呼ばれて愛されているポインセチア。

人々の良い願いごとがたくさん込められているポインセチアの花はいっそう輝いて見えます。

 

花言葉「私の心は燃えている」

ポインセチアには「私の心は燃えている」という花言葉もあります。鮮やかな赤いポインセチアは、まさに燃え上がる炎をイメージさせます。

欧米ではポインセチアの赤に、キリストの血を連想するのだそうです。私たち日本人の多くは、情熱的なポインセチアの赤色に燃え上がるような愛情を連想することでしょう。

クリスマスシーズンに愛の告白をする人も多いことから、ポインセチアは愛する人への贈り物としてぴったりのお花です。

花言葉を添えて手渡せば、あなたの想いがきっと伝わるはずです。

 

苗の選び方

ポインセチアを長く楽しみたいのであれば、まずよい苗を選ぶことが大切です。

花弁のように見える部分・苞が大きくて、よく色づいているものを選ぶようにしましょう。苞の色は赤・ピンク・黄・白など様々ですが、緑色の葉とのコントラストが良いものがおすすめです。

また鉢の下葉が詰まっているもの、間延びしていないものを選ぶこともポイントの一つです。葉はよく茂っていて、枚数が多いものの方が元気に成長します。目安としては鉢の直径の2倍以上の丈のあるものが良いでしょう。

 

管理方法のポイント

観賞用である晩秋から冬場にかけて、鉢の置き場所は室内の日当たりのよい窓辺を選びます。

ポインセチアの生育適温は15℃~20℃と言われています。夜間、冷え込みが厳しい時には窓辺から離れたところに置き、10℃以上になるように管理しましょう。

ただし、暖房器具の温風に当たると弱ってしまうので、直接温風に当てないようにしてください。5月から9月は日によく当てるために屋外で管理します。水やりは過湿にならないよう、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。鉢皿に水がたまったら、こまめに捨ててください。

 

短日処理

ポインセチアは短日植物です。日が当たる時間が半日(12時間)以下にならないと花が咲かない植物なのです。冬に美しい色のポインセチアを楽しむためには、人工的に短日処理をする必要があります。

9月上旬から短日処理を始めると、11月下旬には色づいたポインセチアを楽しむことができます。遅くとも10月初旬に短日処理をスタートして、クリスマスに間に合うようにしたいものです。

方法は最低でも40日間、毎日17時頃から翌朝の8時頃までを目安に段ボールや黒ビニール等で光を遮断します。外灯や室内照明の光も当てないようにしてください。

 

繁殖方法

ポインセチアの繁殖方法は挿し木です。挿し木によって割合簡単に増やすことができます。挿し木をするのに適しているのは5月から6月くらいです。

本葉を3、4枚付けた状態で先端の葉を切り取ります。蒸散を防ぐという意味で、葉は半分くらいの大きさに切ると良いでしょう。

白い樹液は水で洗い流し、新鮮な水で1時間程度水揚げをします。白い樹液が手についてしまったら、流水で洗い流してください。挿し穂に発根剤をつけて、湿らせた用土に挿して管理します。約3週間程度で発根します。

 

オフシーズンに気をつけること

オフシーズンの管理の仕方にもコツが必要です。開花している時の株は根の成長が止まっているので肥料は必要ありませんが、春に芽が動き出したら置き肥や液肥を定期的に与えます。

花が咲き終わった頃に切り戻しをすると、木の美しい形を保つことができます。下の方から2、3節を残して切り戻すと良いでしょう。植え替えをする場合には5月中旬から7月中旬頃をおすすめします。

根鉢を崩さないようにして市販の培養土に植え替えます。深植えはしないで、古い土と同じくらいの高さになるように植えてください。

 

いかがでしたか。

ポインセチアの花言葉から育て方まで、知っておきたい事柄をご紹介してきました。きれいなポインセチアを長く楽しめるように、花の性質をよく知って適切なお世話をすることが大切です。

アレンジとしては、ポインセチアのコンテナのまわりにアイビーなどのつる植物をあしらうと可愛らしい仕上がりになります。金や銀のオーナメントやクリスマスらしい飾りを施すなど、あなたらしいアレンジを楽しみましょう。

赤と白のポインセチアを寄せ植えすると、クリスマスを過ぎてからのお正月の時期のアレンジとしても素敵です。

愛情込めて育てたポインセチアで生活を彩ってみてくださいね。

 

まとめ

【ポインセチア】花言葉から育て方まで、気になる7つの事

・花言葉「祝福」「幸運を祈る」
・花言葉「私の心は燃えている」
・苗の選び方
・管理方法のポイント
・短日処理
・繁殖方法
・オフシーズンに気をつけること


連記事
タイトルとURLをコピーしました