押し花の作り方は、最近では様々な簡単な方法が伝えられていますよね。ひと昔前までは厚い本に押し花を挟んで、数日待つのが押し花の作り方のイメージでしたが、最近では電子レンジやアイロンが主流です。
このような機器を使うことで、数日掛かっていた押し花も、数分で作れてしまうから、驚きです。「押し花アート」のアーティストの人々などは、これらの方法で、押し花を作りながら制作をしている事も多いのです。
そのため、押し花でデザインしたスマホケースの他、ピアスやネックレス、ネイルアレンジなども見られ、とてもおしゃれです。
今回はそんな最近注目されている、押し花の作り方を、ちょっとしたプチギフトに貰うと嬉しいアレンジとともにお伝えします。
押し花の作り方☆
贈り物に添えたいカード、7つの手順
押し花の作り方:花選び
押し花の作り方で最も大切なポイントが、花選びです。特に初心者の場合には、花に厚みが少なく、水分量の少ないものを選ぶと成功しやすいはず。
【 押し花の作り方:花選び 】
★ 初めてであれば、上記の条件プラス、小さいものがおすすめ!
・ コスモスやミモザ、すみれなども、初心者や子どもに定番の押し花の作り方に適した花々です。
中級者になるごとに、少しずつ厚みのある花、凹凸間のある花を選ぶようになります。
押し花の作り方:果物が人気?
これはちょっと中級者~上級者向けの「押し花の作り方」ならぬ、「押し果物」なのですが、いちごなどのフルーツを押し花にするのが人気です。
【 押し花の作り方:いちご 】
★ 例えばいちごを「押し果物」にするのなら、まず半分に切った後、内側の果肉を、スプーンなどで取り除きます。
・ 果肉をくりぬいた部分は、水分が溢れていますので、何度かティッシュを詰め込んでは、詰め替えて、押していくのがポイントです。
水分が多い果物ですから、始めはガーゼのハンカチなどで挟んで、押していくと良いかもしれません。始めの24時間はこまめなティッシュ交換が必要ですが、2・3日で完成します。
押し花の作り方:バラの押し花
バラの押し花は中級者から上級者向けと言われていますが、これも手順を覚えれば、細かい作業ではありますが、出来ないことはありません。
【 押し花の作り方:バラの押し花 】
★ バラなどの厚みのある、凹凸のある花は、ひとつひとつの花びらを分けて押し花にして、乾燥してから重ねて作ると、美しい仕上がりになります。
ガーベラなどの押し花の作り方は、また少し違い、表を押し付けるように根元部分を押し付けてセッティングします。
押し花の作り方:アイロンで手軽に
最近では押し花の作り方は、電子レンジを使用した方法や、オーソドックスな厚い本で数日挟む方法など、多くのものがあります。
【 押し花の作り方:手軽なアイロン法 】
★ 雑誌や新聞紙を重ねてセッティング ★
① 雑誌の上に、新聞紙を置き、その上にティッシュを敷きます。
② その上に押し花にしたい花を置きます。
③ さらに押し花の上にティッシュを重ねます。
★ アイロンを当てます ★
④ アイロンは低温で用意します。
⑤ まずは、30秒当ててみます。
⑥ あら熱が取れたら確認してください。
⑦ まだ水分が飛んでいなければ、もう10秒!
⑧ 押し花になるまで繰り返してください。
★ これで完成です! ★
このアイロンでの押し花の作り方なら、3分もあれば出来上がるので、手軽に思いついた時にできちゃいます!
押し花の作り方:ワックスバーカード
では、押し花ができあがったら、ちょっとしたプチギフトにもなる、メッセージカードを作ってみます。最近人気の押し花アレンジのひとつが、「ワックスバー」です。
【 押し花の作り方:ワックスバー 】
★ 市販のアロマキャンドルを鍋で溶かし、型に入れて固め、少し温度が低くなった頃に、押し花を乗せます。
・ 完全に固まる頃には、キレイに表面に押し花が付いてくれます。ワックスバーにつけるリボンの穴は、ストローなどで開けると簡単です。
メッセージカードに挟んで入れれば、ちょっと嬉しいギフトカードになります。
押し花の作り方:レジンでアクセ
今最も人気の押し花の作り方、アレンジ方法がレジンを使ったものです。レジンアレンジは幾つかの方法があります。
【 押し花の作り方:レジンでアクセ 】
★ 押し花にレジンを直接塗って、コーティング!
・ 押し花は繊細なので、塗る時はちょっとしたコツと慎重さが必要ですが、ピアスなどさまざまなアレンジが楽しめます。
直接レジンを塗る方法が、「ちょっと難しい…。」と言う時には、レジンアクセサリーを販売している手芸店で見かける、フレームを使っても可愛らしく仕上がります。
押し花の作り方:押し花アート
押し花でアレンジするメッセージカードと言えば、最後のこの方法が、最もイメージしやすいのではないでしょうか。
【 押し花の作り方:押し花アート 】
★ 押し花をカードの上にデザインしたら、その上からフィルムコーティングします。
・ フィルムは押し花カードキットなどでもありますが、文具店などでも手に入ります。(絵本を修復するカバーなどでも代用できます!)
最近では鳥などに見立てて、押し花を象るように配置するアートなども人気があります。
いかがでしたでしょうか。昔からある押し花ですが、様々なアレンジで幾重にも楽しめ、贈るとインパクトもあり、おすすめです。野外フェスなどを楽しむ人々など、最近では「押し花タトゥー」なるおしゃれも人気!
押し花タトゥーは簡単で、肌に押し花を配置し、上からヴァセリンを塗るだけで出来ます。もちろん後々落とすこともできるので、ちょっとしたインパクト大の、おしゃれができます。
また、最近では「押し花キット」も販売されているので、キットで押し花の作り方にチャレンジしても、良いかもしれません。押し花キットを使うと、特に赤系は発色が良くなります。
はじめは作りやすい小さい花から始めて、大物、そして様々な花々を使った一大アート!なんて広がり方も、想像するとワクワクしますね。本記事を参考にして、押し花の作り方をマスターし、様々なアートに挑戦してください!
まとめ
アイロンの押し花の作り方と、おすすめアレンジ
・初心者は薄くて水分が少なく、小さい花がおすすめ
・人気の「押し果物」はこまめなティッシュ交換がコツ
・幾重にも重なるバラの押し花は、花びらを分けて作る
・アイロンを当てて作る押し花なら、3分で完成!
・型に入れたアロマキャンドルに乗せて、ワックスバー
・押し花にレジンを塗ったり、型で挟んでアレンジ
・押し花アートのカードを贈るなら、フィルムコーティング