生花の楽しみ方を知っている人は心にゆとりが生まれ、日々の生活が活性化していきます。心に余裕がないと美しいものを美しいと思う感性が生まれません。生花を楽しむようにすることで、心に美しいものを美しいと思う感性が生まれます。
生花をすることで日々の生活を活性化するきっかけを手に入れてください。生花を長く楽しむためには、花の手入れを行いながら花の管理をすることが必須の条件になります。花は生き物なので、正しく手入れをしながら管理してあげなければ枯れてしまいます。
そしてその手入れの仕方は水を入れ替えるだけではなく、その他にも様々な管理方法を用いなければなりません。生花を長く楽しむための秘訣は、花を大事にして長く元気な状態を維持させてあげることです。そこで今回は、生花を楽しむために水切りや水揚げ等の管理の仕方についてお伝えします。
生花を長く楽しむために☆
水切り・水揚げなど管理の仕方
温度管理を徹底しよう
生き物を元気な状態に保つためには温度管理をすることが大事になります。動物のお世話をするときもそうですが、温度管理をして適温を一定に保つようにすることが求められます。
それに加えて、花には直射日光が必要だというイメージがありますが、実はこれは誤りです。生花は高温な場所と直射日光の当たる場所、乾燥した場所を嫌います。生花を置く場所の温度管理を行う時には、このような場所を避けるように徹底しましょう。
水の管理をしよう
生花を長く枯れさせないためには、新鮮な水を絶えず与え続けなければなりません。特に夏は水が腐敗しやすいので、そのままの状態を維持してしまうとすぐに枯れてしまいます。生花の水は毎日欠かさずに取り換えるようにしてください。
毎日水を取り替えて生花の世話を行っていれば、生花を楽しむ機会を毎日作ることができます。心を変えるためには、毎日の習慣を変えることが大事になります。花を愛でる機会を毎日作り、花を美しいと思う感性を養っていきましょう。
水揚げをしよう
生花の水揚げとは生花が水を吸い上げやすいような手助けをしてあげることを指します。水揚げをすれば枯れかかってしまった生花を復活させてあげることもできるので、生花に対する適切な処置となります。水揚げの方法は簡単です。
生花の茎の部分を切り、切り口を新鮮な状態にしてあげてください。切り口に汚れなどが詰まっていると、生花が十分に水を吸い上げてあげることができず、元気がなくなってしまいます。そのような状態になった生花の水揚げをして水を吸い上げやすくしてあげてください。
水切りをしよう
水切りとは水の中に生花の茎の部分が浸かっている状態で茎を切ることを指します。水中で生花の茎を切り、断面を空気に触れさせないことでより水を吸い上げやすい状態にすることができます。生花を長生きさせてあげるためには絶対的に必要な技なので覚えておいてください。
水切りは真空状態に近い状態で茎を切るというものなので、水揚げに比べて水を吸い上げる手助けをする効果が高くなります。元気がなくなってきている生花に対して行えば効果は絶大なので実践しみてください。
逆水をしよう
逆水とは生花の茎の断面に水をかけてあげることを指します。花を逆さに向け、断面に直接水をかけてください。ただこのときに注意しなければならない点があります。逆水をするときに花の部分に水がかかってしまわないように気を付けてください。
この点を考慮すると、葉が少なく花だけがあるような生花には逆水が適していないことがわかります。逆水は葉の多い花に対して行うようにしてください。そのような花に逆水をすることによって、葉の裏側に水を付けることができ、葉が乾いてしまうのを防ぐことができます。逆水は花の特徴に応じて行うようにしてください。
いかがでしたでしょうか。
生花を長く楽しむために行うべき水切りや水揚げ等の管理の仕方についてお伝えしました。生花の手入れは大変というイメージがあるかと思われますが、毎日欠かさずに行えばいいというだけで、手間自体はそれほどかかりません。
ほんの数分で十分に効果的なお手入れができるので、誰でも簡単に行うことができます。また生花の手入れを行う方法はそれほど多くもありません。確実に適切な方法を用いて生花の管理を行っていれば枯れさせてしまうことなく簡単に長生きさせてあげることができます。
生花をしていると、花に対する愛着が沸いてくるので、すぐに枯れてしまうと悲しい気持ちになってしまいます。愛着が沸いてきているからこそ、長く美しく咲き誇っていられるように、適切なお手入れ方法を実践してください。
花は見て愛でるものですが、触って、お手入れをしてさらにその気持ちを高めていくものでもあります。生花と触れ合いながら花を愛する気持ちを養っていってください。
まとめ
生花を長く楽しむために☆水切り・水揚げなど管理の仕方
・生き物を元気な状態に保つために温度管理を徹底しよう
・生花を長く枯れさせないために水の管理をしよう
・生花の茎の部分を切り、切り口を新鮮な状態にする水揚げをしよう
・生花を長生きさせてあげるために水切りをしよう
・葉が乾いてしまうのを防ぐ逆水をしよう