春の花で祝う結婚式☆柔らかくまとめるアレンジアイデア

春の花はアイディア次第で、結婚式を何倍も素敵に演出してくれます。春の温かい気候に誘われて花を咲かせる春の花は、真っ白な純白、ピンクや黄色、淡い紫など華やかな気持ちにしてくれる色使いの物が多く、おめでたい結婚式を彩る花としては最適なのです。

一方で、春の花にかぎらず生花を結婚式の装花として使う場合、費用がかさむことも避けて通れません。花を一切使わない結婚式は寂しいですし、造花だけを使うのもなんだか安っぽくなってしまいます。しかし、春の花を装花として使いつつ、コストを抑制する方法はたくさんあります。

春の花を飾る時にリボンやビーズなどの装飾物と一緒にアレンジすると、花の素敵さをさらに引き出しつつ、生花を使う量を少なくすることができるため、コストを抑制することが出来るのです。そこで、春の花を装花に活用した結婚式のアレンジアイディアを解説します。

 

春の花で祝う結婚式☆
柔らかくまとめるアレンジアイデア

 

トルコキキョウにライナーをプラス

【 春の花、トルコキキョウ 】

・ トルコキキョウの花、5月頃から花を咲かせる春の花で、価格が比較的安価であることもあり、結婚式のテーブルや高砂を彩る装花としてとても人気があります。

トルコキキョウの花は、を始めとして、ピンクやパープルなどの色があり、お色直し後のカラードレスの色とコーディネートするのにも選びやすいのです。

そんなトルコキキョウの花の、アレンジアイディアとしておすすめの方法が、テーブルクロスの上にライナーをプラスすることです。

★ トルコキキョウのアレンジアイディア

・ ライナーというのは、細長い一直線のクロスで、無地のテーブルクロスの上にライナーを重ねることでインパクトが大きくなりますし、しまりが出ます。

ふんわりとしたトルコキキョウの雰囲気にこのライナーを組み合せることでバランスのとれたテーブルの演出にすることができます。

 

バラの花とビーズチェーン

結婚式の装花には、春の花の中でも最も豪華なバラを選びたいという人は多いのではないでしょうか。

【 春の花、バラ 】

・ バラは、花の中の女王様と言っても過言ではないほどゴージャスですし、花言葉が「情熱的な愛」というだけあって、結婚式に使われる装花の中ではとても人気が高い花です。

そんなバラの装花をさらに豪華に演出することが出来るアレンジアイディアがビーズチェーンとの組み合わせです。

高砂の正面部分は、客席の方から最も良く見られる側面です。いくらバラをたくさん使ってテーブルの上においていても、この高砂の正面部分ががら空きではゴージャスさに少し欠けてしまいます。

★ バラのアレンジアイディア

・ そこで、この高砂の正面部分に、クリスタル調のビーズチェーンを垂らすようにしてアレンジを追加します。

ピンクや赤のバラの花にこのビーズチェーンを加えることで、まるでお姫様の様な雰囲気に早変わりして、より一層バラの魅力が高まるのです。

 

レースフラワーに水色のリボン

結婚式は神聖なものなので、清潔感と清楚さを重視して演出したいという女性におすすめの装花が、春の花の中でも清楚な雰囲気が人気のレースフラワーです。

【 春の花、レースフラワー 】

・ レースフラワーは、その名前の通り、細かな花が集合している部分がレースの様に繊細です。

そのためか、主役になるよりも、メインの花の美しさを際立たせる役割になることが多いという印象を持っている人が多いのではないでしょうか。しかし、あるアイテムをプラスするだけで、結婚式ではレースフラワーが主役の装花になることができます。

★ レースフラワーのアレンジアイディア

・ そのアイテムが、水色のリボンです。

真っ白なレースフラワーをテーブルの中央に飾り、その花瓶や周辺を水色のリボンで飾り付けることで、清楚で清潔感のある演出にすることができます。

 

芍薬の花と和風アイテムの組み合わせ

結婚式のお色直しで、和装を考えている人におすすめの装花が芍薬です。芍薬は、華やかなイメージが強い春の花の中でも和風の装いを持つ個性的で珍しい花です。

【 春の花、芍薬 】

・ 芍薬の特徴は、なんといってもそのボリューム感のある花びらです。幾重にも重なった花びらでとてもボリューム感があり、まんまるとした柔らかくかわいらしさがあります。

そんな芍薬の花は、ただ花瓶に飾るのではなく、竹を使った純和風のアレンジをすることで良さが一層引き立ちます。

★ 芍薬のアレンジアイディア

・ 割った竹に生け花のように芍薬をいける。
・ 披露宴会場に長テーブルがある場合には、等間隔に装花をセットして、その間をシルバーとゴールドの水引でつなげる。

などなど、芍薬は純和風もしくは洋風な要素も取り入れた、モダンジャパネスク風のアレンジが似合います。シルバーゴールドの水引でつなぐのも結婚式ならではです。

 

いかがでしたでしょうか。春の花は、主役級の豪華さを持ち合わせる花から、可愛らしい小ぶりの花個性的な見た目の花など、バラエティに富んでいて、結婚式のブーケや装花としてとても人気のある花です。

しかし、結婚式の装花をケチって量を少なくしたり、造花に置き換えてしまうと、せっかくのおめでたい席が寂しい雰囲気になってしまいます。

やはり、結婚式の装花には生花を使って、幸せをおすそ分けする意味でもゲストにプレゼントをしたいものです。そこでおすすめなのが、生花を使いつつ、その魅力を更に引き立たせるようなアレンジを加える事です。アレンジは、プロの人にお任せするのもいいですが、自分でも十分考えることが可能です。

デパートのウィンドウや雑貨屋さんの内装など、ヒントを得られるところは日頃の生活でもたくさんあるのです。今回解説したアレンジアイディアは、その中の一例ですが、自分が好きな色や花の雰囲気を思い浮かべながら、アレンジアイディアを考えましょう。

 

まとめ


アイディア次第でアレンジ自在!結婚式で春の花を飾る方法とは

・テーブルの装花にはふんわりとしたトルコキキョウにライナーをプラス
・ピンク系のバラとビーズチェーンを組合あせて姫風アレンジ
・真っ白なレースフラワーに水色のリボンを合わせた清楚な演出
・芍薬の花を竹と水引を使ったアレンジで純和風にまとめる


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