室内でも楽しめる☆トキワシノブの育て方

室内でも楽しめる☆トキワシノブの育て方
涼しげな葉の形と、鮮やかなグリーンが癒される、トキワシノブ。そんなトキワシノブの育て方をマスターして、オシャレなお家を演出出来たらステキですよね。近年はミニ盆栽やコケ玉がブームになっており、和風の植物も数多くショップで購入する事が出来るようになりました。

トキワシノブは、サイズ的にも小さめで、丈夫な性質なので、室内で育てやすいと人気があります。湿度の高い場所を好むので、置き場所に注意すれば、トキワシノブの育て方で特に難しいポイントは無さそうです!いったいどのように栽培し、楽しめばよいのか気になりますよね。

そこで今回は、室内でも実践できる、トキワシノブの育て方をお伝えします。和風の植物の管理にチャレンジしてみたい方も、ぜひチェックしてみてください。

冬にも強い常緑のシノブで、室内で育てられる

トキワシノブとは、常緑のシノブのことです。冬も葉を落とす事がなく、室内に置いて育てていても、丈夫に成長する点が初心者向けの植物として人気です。元々、他の植物に着生するという性質があり、一般的な植物のように土の中で根を張る事がありません。

近年ではコケ玉として購入したトキワシノブを飾る事が人気です。石が付いているタイプや、盆栽タイプ、ガラスに入ったテラリウムなど、多種多様な形で楽しむ事が出来ます。インターネットでも販売されており、気軽に購入が可能ですので、ぜひお好みの形の物を選んで、トキワシノブの育て方を実践してみてください。

理科の時間で習った「シダ植物」の典型的な葉の形をしているので、何となく懐かしい気分にもなれそうですよね!おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に住んでいるご家庭も、トキワシノブの育て方をマスターし、和風の植物で癒しを演出すると喜ばれそうです。

 

水は土ではなく、葉や根に与えるという意識をもつ

トキワシノブの育て方において、まず重要な点は水やりです。トキワシノブは基本的に湿度の高い所を好む性質なので、乾かない程度に水を与えましょう。特に葉の部分にも水を必要としますので、霧吹きなどを使って、ピンポイントに水やりをする事も忘れずに行ってください。

多くの植物は土が乾かないように水を与えますが、葉や根に水を行きわたらせ、乾燥を防ぐ事がトキワシノブの育て方の特徴になります。特にコケ玉タイプを購入した場合は、表面積が広く乾燥しやすいので、こまめに観察しましょう。

夏と冬に関しては、水やりのペースを以下のように工夫してください。


・高温になる昼の時間帯は水やりを避ける。
(水が沸騰し、根っこを傷めてしまうため)
・乾燥する場合は、霧吹きで葉にのみ水をかける。


・土への水やりを止め、葉に水を与える。
・あまりに乾燥し、落葉するようであれば水やりの回数を増やす。

夏・冬は半日陰の場所に置き、高温・低温を避ける

トキワシノブの育て方は室内で行えますし、肥料も不要なので、非常に簡単で良いですよね。しかし、トキワシノブの育て方で重要なポイントである置き場所も、夏と冬には注意が必要です。以下のように工夫しましょう。


・直射日光を避け、半日陰の場所に移動させる。
・風通しの良い所に置く(クーラーの風は避ける)
・50%ほど遮光して、葉がカラカラに乾燥するのを防ぐ。


・暖房の風が直接当たらない場所に置く。
・明るい日陰に置き、冷やしすぎないように注意する。

シノブよりも耐寒性に優れている点は、手軽なトキワシノブの育て方の中でも魅力です。しかし、冬場室内が寒くなるお家は、明るい日陰に置くなどの工夫をしましょう。クーラーや暖房器具の風に当たりすぎると、葉が乾燥しやすくなるので避けてください。

枯れた葉を剪定すれば、長く楽しめる

トキワシノブの育て方はとても簡単なので、なるべく長く楽しみたいですよね。そこで、トキワシノブの育て方を長期間続け、鑑賞できる方法をお伝えします。

~トキワシノブの育て方を長く実践する工夫~

・枯れた葉を見つけたら、すぐに剪定して養分を他の枝に回す。

・土が古くなってきたら、優しく掘り起こし、新しい鉢へ植え替える。

・株分けした根を水苔に置いて増やす。

 

~トキワシノブのアレンジ法~・盆栽の形を整える

・水苔に乗せて、100円ショップなどで手に入るメッシュフレームに固定して飾る

・風鈴と紐でつなぎ、軒先に吊るす

トキワシノブの育て方をマスターすれば、盆栽をカットしたり、吊るしたりといった様々なアレンジ法で観賞する事が出来ます。涼しげな葉の見た目も鑑賞し、癒されてみてください。

 

今回は、室内でも楽しめるトキワシノブの育て方についてお伝えしました。名前だけだと一見想像がつかない植物ですが、典型的なシダ植物の形状だと分かると一気に興味が湧いたという方も多いのではないでしょうか。

トキワシノブの育て方には特別な道具を必要としないので、気軽な気持ちでチャレンジできる点が魅力ですよね。水や置き場所に関しては、冬場・夏場ともに工夫が必要ですが、慣れてしまえば長くトキワシノブを観賞する事が出来ます。ぜひ、お好みのアレンジ法を実践し、涼しげな演出も楽しんでみてください。

ミニ盆栽やコケ玉で楽しめる和風の植物はとても風流で、自然の癒しパワーが感じられます。「ある程度お花やフルーツの育て方はマスターしてしまった!」という方はぜひ、今回お伝えしたトキワシノブの育て方もチャレンジしてみてください。

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