チューリップの植え方から始めて、スノードロップやヒヤシンスなど、人気の球根から育てる花々に挑戦してみませんか?苗植えから楽しんでいる、まだ初心者のガーデナーさんには「球根って難しいの?」と、少し敷居が高く感じられる球根。
そんなことはありません。球根の代表選手である、チューリップの植え方を丁寧に進めれば、どんどん他の花々に挑戦出来ます。チューリップの植え方でもある、球根から育てるポイントは、球根の選び方と土、球根の並べ方(植え方)です。
今回は球根を育てる第一歩におすすめの、チューリップの植え方と育て方の基本を解説します。
水やりのポイントさえ押さえれば、丈夫な花です。チューリップの植え方をマスターして、12月頃から咲き誇る花々を切り分け、たくさんの人に贈って下さい!
チューリップの植え方☆
初めて球根を植える7つの手順
チューリップの植え方でおすすめの方法
初めてさんのチューリップの植え方で、おすすめしたい方法は鉢植えです。球根が出回るのは9月頃から。チューリップの植え方で適している時期は、9月~10月頃となります。
【 チューリップの植え方:球根を選ぶ 】
★ 球根を選ぶ時に気をつけたいのが、重さと薄皮の艶。薄皮が向けて傷が入っていたり、傷のような茶色い跡などがあるのは「病変」ですので、避けて下さい。良い球根は重いです。そしてふっくらとしたものを選んで下さい。
初めてさんのチューリップの植え方で、最も大切なのが良い球根選び。大きさは大きな「オックスフォード」や小さい原種「ポリクロマ」など、品種によって様ざまです。
チューリップの植え方のコツは用土
チューリップの植え方でこだわりたい要素が「土」。湿度に弱いため水はけの良い用土を選びます。もちろんホームセンターで販売されている、培養土でも良いのですが、コンテナーや鉢植えの場合には、土作りも凝ってみると面白いです。
【 チューリップの植え方:用土 】
★ 初めてさんのチューリップの植え方で、簡単な方法は培養度に水はけを良くする赤玉(赤玉土)や軽石細粒を配合する方法です。川砂なども少しだけ配合するとより良いです。
配合例で言えば、赤玉7に:培養土2:軽石細粒1、くらいの目安です。「難しいなぁ。」と言う人は、「球根の土」なども販売されているので、参考にして下さい。
チューリップの植え方のポイント
チューリップの植え方次第で、花の見せ方がずい分変わって来ます。球根は向きを揃えて植えると、育った時に美しくなります。さらに浅く植える事も大切!
【 チューリップの植え方のポイント 】
★ あまり間隔を置かずに、球根を並べるのが、チューリップの植え方のポイントです。
・ チューリップの植え方に「間隔を置かない」とあるのは、そもそも一つの球根から1本・2本くらいしか咲かないため。チューリップは群生していた方が華があります。
チューリップの植え方:根腐れに注意!
チューリップの植え方で、無事に綺麗な花を咲かせるまで育てるポイントは、チューリップの植え方はもちろん、その後の管理にもあります。もっとも大切なのは「適度な水やり」です。
【 チューリップの植え方:適度な水やり 】
★ チューリップの植え方初めての人が知っておきたい事は、「芽が出るまで焦らない」事。チューリップは時間が掛かります。
・ チューリップは根腐れを起こしやすい一方で、乾燥にも弱いです。「土が乾いたら、たっぷりと水をあげる」が合言葉です。
チューリップが開花したら
チューリップは春の花、と言うイメージが強いのですが、実際に鉢植えギフトは12月~3月頃を中心に出回ります。4月以降の春先にも、確かにチューリップの花は咲いているのですが…。
【 4月以降のチューリップを綺麗に見せるなら 】
★ 4月以降の温かい時期になると、花の開きが大きくなり、従来のイメージの「チューリップ」とは異なってきます。
・ 「4月以降に鉢植えギフトにして贈りたい!」と言う場合には、寒い場所で育てると、少し花期が長くなります。
チューリップを部屋で楽しむ
チューリップの植え方がどの様でも、やはり6月頃になると枯れてきます。この時、チューリップの場合は枯れる前に花先を切って、切花にするのが一般的です。
【 チューリップの切り方 】
★ チューリップは先の部分、葉が2枚ほどついている状態で、その下の茎をチョキンと切ります。
根元から切ってしまうと、球根に来年のための栄養素が残りません。チューリップの葉は光合成のために大切です。葉が2枚ほどついている、その下の根元の葉は残すのが、次期に繋げるポイントです。
チューリップの花後
チューリップの植え方が上手に成功して、春先まで咲いたなら、やはり次期に球根をぜひ使いたいものです。そんな時は、前項でお伝えしたように、根元の葉は残して、光合成をさせてあげて下さい。
【 チューリップの植え方:掘り起こし 】
★ 鉢植えの場合は「そのままで」大丈夫!
・ ポイントは水をあげないで、必ず乾燥を保つ事です。雨の日などは注意して下さい。チューリップの植え方で大切な事は、腐らせないことなのです。
庭植えの場合には、葉がすっかり枯れてから掘り起こし、涼しい場所で保管します。
いかがでしたでしょうか。チューリップの植え方に詳しい人は、本来の庭植えが良い!と思うかもしれませんが、欧米のように寄せ植えで賑やかに花を咲かせても、可愛らしいです。
初めてさんがチューリップの植え方で、もしも「寄せ植えまでしたい!」と言うのであれば、ネモフィラなどがおすすめです。地面に咲く小さな種類の花ですが、チューリップの間の土を埋めるように、綺麗な絨毯のように咲いて、チューリップの華やかさを引き立ててくれます。
本文で水やりのポイントもお伝えしましたが、チューリップの植え方の失敗で最も多いのが、「根腐れ」です。土が乾燥したらたっぷりと水をやり、鉢植えの水はけや湿度の状態を確認して管理して、可愛らしいチューリップをたくさん咲かせて下さい!
まとめ
チューリップから球根に挑戦!上手に育てるポイントとは
・球根選びは大切!薄皮に艶があって重くふっくらしたものを
・水はけの良い土作り☆赤土玉と軽石細粒を混ぜるのがポイント
・チューリップは間隔を置かずに植えて、賑やかに咲かせる
・球根は根腐れに注意!土が乾いたら水をたっぷりと、がコツ
・4月以降鉢植えギフトに贈りたいなら、涼しい場所で育てて
・根元から切り取らず、葉2枚ほどの下部分の茎を切って
・花後は鉢植えならば、そのままにして大丈夫!乾燥を保って