スイカは栄養に注目☆美味しいだけじゃない美容効果とは

スイカは栄養に注目☆美味しいだけじゃない美容効果とは
スイカの栄養は、その水っぽい食感からなんとなく、「水分だけで栄養がない」イメージを持っている方も多いですよね。でも実は、スイカには水分以外にも栄養が盛りだくさん!美容に嬉しい栄養が豊富なのに低カロリーという、女子に嬉しい果物なのです。

日本の夏の風物詩として愛されてきたスイカ、夏に食べたい果物の代表選手でもあります。最近では、ひと昔前に比べて流通量が減ってきている、とも言われていますが、まだまだスイカを食べなければ夏が始まらない!と感じている方も多いはず。

夏バテで食欲があまり出ない時にも、水分量の多さで食べやすいのもスイカの魅力。だからこそ、そんなスイカの栄養が満点なメリットを、ダイエットや美容に役立つ果物として、上手に賢く利用すると効果絶大!

そこで今回は、夏中楽しみたいスイカの栄養!美味しいだけじゃない、その美容効果を詳しくお伝えします。

 

スイカは栄養に注目☆
美味しいだけじゃない美容効果とは

 

スイカってどんな果物?

スイカがどんな果物なのか、知っているようで、実は意外と知らない人が多いもの。スイカは、キュウリやメロンなどと同じ、ウリ科の仲間。

日本の夏の風物詩のイメージが強いですが、実は原産地はアフリカと言われ、日本で広く愛されるようになったのは、明治以降のこと。

海外では西アジアやアメリカ大陸を中心に消費、その消費量は日本での消費量を大きく上回っています。イメージからすると意外ですが、スイカは世界じゅうで愛されている果物だったのです。

冒頭でお伝えしたように、「スイカは栄養がなく水分ばかりなのでは…。」と思われがち。実際、スイカの成分で最も多く含まれるのは水分ですが、その他にも次のような栄養素もたっぷり含まれています。

【 スイカの栄養☆成分 】

・ シトルリン

・ カリウム

・ リコピン

・ βカロテン

…いずれも、女性に嬉しい効果のあるものばかり!

では、それぞれどんな効果をもたらしてくれるのか、詳しくお伝えしていきます。

 

シトルリンで疲労回復に

シトルリンとは、近年注目を集めているアミノ酸の一種。血管を広げる効果を持つ一酸化窒素の生成を促すはたらきがあり、血管を広げることによって血液循環を良くしてくれます。

【 スイカの栄養☆シトルリン 】

★ 血液循環が良くなると疲労回復効果があるため、運動をよく行う人にはサプリメントなどで摂取されることも…。

・ また、脳への血液循環がよくなることで、集中力アップの効果があることにも注目!デスクワーク派の方にも、嬉しい効果が見込まれます。

そんなシトルリンは、ウリ科の野菜に含まれることが分かっていますが、その中でもスイカの栄養の含有量はトップ!ただし、その成分の多くは皮に含まれているので、スイカの皮を使ったおかずのレシピなども試してみると、効果的に摂取できます。

 

カリウムでむくみ撃退!!

スイカの栄養「カリウム」は、ナトリウムの排せつを促す効果のあるミネラルの一種。

【 スイカの栄養☆カリウム 】

★ ナトリウムが体にたまると、手足のむくみを誘発するだけでなく、高血圧などの生活習慣病にもつながってきます。

・ スイカの栄養としてカリウム含有量は、他の食品と比べて多いわけではありませんが、シトルリンの血液循環を促す効果とあわさることで、むくみ撃退効果が抜群!

立ち仕事の方や、座りっぱなしのデスクワークの方には、ぜひ試してほしい効果です。

 

スイカのリコピンはトマトより多い

リコピンと言えばトマトに含まれる成分として知られていますが、実はスイカの栄養では、トマトよりも多いリコピンが含まれているとは驚き!一般的なトマトに比べて、スイカのリコピン含有量は40%ほど多いという研究結果もあるほどです。

【 スイカの栄養☆リコピン 】

★ リコピンには高い抗酸化作用があり、細胞の酸化を活性酸素から守ってくれるはたらきがあります。

・ 細胞の酸化と言うとピンと来ないかもしれませんが、肌の老化やシミ、たるみなどの作用も、肌の細胞の酸化によって引き起こされるもの。つまり、美肌やアンチエイジングに欠かせない栄養素がリコピン!

そんなリコピンがトマト以外からも摂取できるとなれば、活用したいもの。トマトが苦手でリコピン摂取を意識できなかった方なら、スイカの栄養を摂る方法はいかがでしょうか。

 

βカロテンで美肌・美髪

βカロテンとは、野菜や果物に含まれる色素の一種。体内でビタミンAに変換されるため、「プロビタミンA」と呼ばれることもあります。

【 スイカの栄養☆βカロテン 】

★ そんなβカロテンには、ビタミンAと同様に視神経を助ける効果があるほか、リコピンと同様に、活性酸素を抑制するはたらきがあり、抗酸化物質のひとつとして知られています。

・ さらに、皮膚や粘膜のはたらきを正常に保つという、嬉しい効果も…。

こういった効果から、βカロテンは不足すると口内炎が発生しやすくなったり、肌の老化を招いてしまうほか、抜け毛などにもつながってしまうもの。

スイカでβカロテンを摂取すると、リコピンやシトルリンとあわさることによって、肌や髪への悪影響を強力にシャットアウト!とっても効率的なのです。

 

いかがでしたでしょうか、「水分が多いから熱中症対策にはいいけど、他の効果はない…。」そんな悲しい風聞もあるほど、往年の人気が陰り始めているスイカの栄養。

でも実際に調べてみると驚く方の多い、スイカの風聞を覆すほどの嬉しい効果の数々をお伝えしました。スイカの栄養には、たくさんの効能が秘められていたということ、お分かりいただけたのではないでしょうか。

これだけ嬉しい効果がありながら、さらに嬉しいのが果物の中でもかなり低カロリーであること。

水分が多いこともあり、糖質制限中の方にも気軽に食べられる美容食!最近ではカットフルーツとして出回るようになったので、「重くて切るのが面倒!」という人にも、とっつきやすい存在になったのではないでしょうか。

これを機に、女性ならどの年代でも嬉しい効能がたっぷりある旬のスイカの栄養、改めて楽しみながら摂取して、女子力アップに活用しちゃいましょう!

まとめ

美容に嬉しいスイカの栄養

・血液循環を促すシトルリン
・むくみを撃退するカリウム
・高い抗酸化作用のあるリコピン
・美肌と美髪を守るβカロテン


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