冬の花でカラフルな庭!ビタミンカラーが映える可愛い花々


冬の花が咲く時期には、一方で多くの花が枯れ物寂しい雰囲気になりがちだからこそ、寒い季節に、色鮮やかに咲く冬の花々は、一気に温かな空気を醸しだしてくれて重宝します。

色鮮やかな冬の花々をガーデニングに使うことで、寂しくなりがちな冬の庭が、綺麗に彩れます!寒さに厳しい季節にも耐える、温かい色の冬の花、ガーデニング初心者でもぜひ、取り入れたいですよね。

冬にも力強く咲く花々を眺めることで、辛い冬も楽しく乗り越える気分も与えてくれます。そこで今回は、厳しい冬でも色鮮やかに咲き、カラフルにお庭を彩ってくれるおすすめの冬の花々をお伝えします。

育てやすい冬の花も多く、初心者でも安心!ぜひこの記事を参考に、ビタミンカラーな可愛い冬の花々で、初めてさんも、慣れているガーデナーの皆さまも、冬のお庭を綺麗に彩って、楽しんでください!

 

冬の花でカラフルな庭!
ビタミンカラーが映える可愛い花々

 

ガーデニングの定番パンジーとビオラ


ビオラとパンジー
は大変育てやすい上、秋から春にかけて長く花を楽しめるため、ガーデニング定番の冬の花。この2つの花は実は同じ種類で、花の大きいほうをパンジー、小さいほうをビオラといいます。

【 冬の花、パンジーとビオラ 】

★ 寒さにとても強く、霜に当たっても滅多に枯れないため、冬場に花壇などで育てる花として大変人気です。

・ 雨風にも強く、世話の手間も少ないため積雪の多い地域でなければ多少放置しておいても元気に育ちます。

種まきの時期は8月下旬から9月上旬。苗の植え付けは10月から3月までですが、寒さの厳しい季節は根付きにくいため、1月よりも前に植えるのがおすすめです。

 

黄色い花が元気をくれるカレンデュラ

色鮮やかなオレンジと黄色の花を咲かせる、カレンデュラは冬の花としても楽しむことができます。

【 冬の花、カレンデュラ 】

★ 特に「冬知らず」という別名の冬咲きのカレンデュラは寒さに強く、多くの花が枯れてしまう1~3月でも、元気に綺麗な花を咲かせます。

・ 鮮やかな黄色は眺めていると寒さを吹き飛ばし、元気をくれるため、冬場のガーデニングで特におすすめです。

開花時期は10月~3月。植え付け時期は8~10月で、日当たりの良い場所を好みます。滅多に枯れることはありませんが、霜に当たってしまうと葉が痛むことがあるため、念のため霜対策を施すのがおすすめ!

 

俯いた姿勢の花が特徴的なシクラメン

俯いたような姿の花が特徴的なシクラメンはギリシャ原産の花です。古くより人々の間で親しまれており、昔は食用にもされていました。

イスラエルの王、ソロモンもこの花を愛したという言い伝えが残っており、ソロモンはこの花をモデルに自分の冠を作ったとされています。その恐縮し、お辞儀をしたように花を咲かせる様子から、「内気なはにかみ」という花言葉がつけられています。

【 冬の花、シクラメン 】

★ 日本へは明治時代にやってきました。寒さに強いため、今ではその見た目から冬に咲く鉢植えの定番です。

・ ただし、暑さには弱く、15度以上になると葉が枯れて休眠状態に入ります。そのため暖房の入っている室内で育てる場合は注意が必要です。

開花時期は11月~4月。植え付け時期は9月です。

 

サクラソウに似た花が可愛らしいプリムラ

プリムラはサクラソウによく似た可愛らしい花です。種類が多く、色彩の少ない冬場でも赤や白、紫やピンクの色鮮やかな花を咲かせるため、冬のガーデニングに大変人気があります。

【 冬の花、プリムラ 】

★ 日当たりの良い場所を好み、日光が少ないと元気に花を咲かせません。

・ 寒さには強い反面、暑さには弱く、多くの場合夏を前に枯れてしまいます。

その冬から咲き夏を待ちながらも枯れてしまう様子から「青春のはじまりと悲しみ」という花言葉がつけられています。開花時期は12月~4月。種まきの時期は4月~5月。植え付け時期は9月~10月です。

 

豪華な見た目で庭を彩ってくれるエリカ

小さな花が枝中に咲き、豪華な見た目のエリカは寒さに強く、長い間楽しむことが可能な冬の花。大変種類が多く、開花時期は種類により異なりますが多くの場合12月~4月の間に花を咲かせます。

【 冬の花、エリカ 】

★ ただし、基本的に育てるのが難しいため、中級者向けの花です。そんなエリカの中でもジャノメエリカは比較的育てやすく、冬にも咲くためおすすめです。

 

寒さに強く、冬でも良く育つハボタン

キャベツのような独特な見た目のハボタンは、寒さに強く、冬の花壇にはなくてはならない定番の植物です。その種類は以外に多く、赤色、白、クリーム色、ピンクなど様々な色に色づきます。

【 冬の花、ハボタン 】

★ 寒さに強く真冬も屋外で育てることが可能ですが、北風に直接あたり続けると葉が痛んでしまうことがあります。

・ 乾燥が苦手で、乾き過ぎると成長が悪くなります。そのため、表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。

実はその見た目通りキャベツなどの同種で、食べることが可能です。ただし、食用ではないため味はキャベツに大きく劣ります。開花時期は11月~3月。種まきの時期は7月~8月。植え付け時期は11月~12月です。

 

ここまで庭をカラフルに彩りたい方のために、冬にも咲く色鮮やかな花々についてお伝えしてきましたが、いががでしたでしょうか。今回お伝えした花以外にも、素敵な冬に咲く花は沢山あります。

この6つ以外の、自分の思いに合った冬の花を見つけることも、とても楽しいのでおすすめです。花の多くは寒さが苦手で、霜よけや温度管理など、冬場はガーデニングの難しい季節ですが、その分やりがいもあります。

そのため比較的育てるのが難しい冬の花ですが、今回お伝えしたビオラやパンジー、冬咲きのカレンデュラとハボタンは滅多に枯れることがなく、育てるのが簡単なため初心者にはぜひ、育ててほしい冬の花です。

この記事を参考にしながら、ぜひ冬のガーデニングにチャレンジしてください!ビタミンカラーな冬の花で、お庭を色鮮やかに彩りましょう!

 

まとめ

ビタミンカラーな冬の花

・パンジーとビオラは初心者にもおすすめ
・寒さに強く「冬知らず」とも呼ばれるカレンデュラ
・王冠のような見た目の花を咲かせるシクラメン
・色鮮やかで可愛らしいプリムラ
・エリカは育てるのが難しく中級者向け
・ハボタンは冬の花壇の定番


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